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九州経済圏における交通及び観光の振興と近代化を図るための事業を行い、もって地域経済の均衡ある発展に寄与し、あわせて民生の安定に資することを目的として、調査研究事業、施設整備事業、その他広報啓発等事業を柱に活動しています。

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令和4年度懸賞論文受賞者を決定(報告)[2023年03月15日(Wed)]
              令和4年度懸賞論文受賞者を決定(報告)
 
 懸賞論文募集は、九州圏における交通・観光事業の発展及び地域社会の活性化に寄与することを目的に、平成25年度から開始し本年度で10年度目となります。
 本年度も大学の先生等の支援、ご協力をいただき、九州内外の5大学から5件の応募がありました。(昨年度応募6件)

 応募のありました論文は、令和4年12月26日に開催しました「懸賞論文審査委員会」において審査を行った結果、以下のとおり、優秀賞2編が決定されました。
なお、本年度は最優秀賞の該当者はありませんでした。

  【優秀賞】
   受 賞 者  下山 美羽、七井 望海、森 華乃子(共同執筆)
   大学等名  和歌山大学 観光学部
   テ − マ  地域鉄道の廃線を食い止めるための施策提案
         〜鉄道事業者の自助努力で改善可能な要素とは〜

   受 賞 者  戸石川 幹太、上田 陽輝、三輪 浩人、林田 有希子、畠山 紀誠(共同執筆)
   大学等名  福岡大学 商学部 
   テ − マ  祭りと地域振興
         −「呼子くんち」復活にみる祭りの役割−

 優秀賞の「地域鉄道の廃線を食い止めるための施策提案」は、丁寧な先行研究の確認、地方鉄道各社に積極的にインタビューする等実践的な検討がされ、その結果を踏まえ域外からの観光客の誘致の必要性など論理的に考えをまとめられています。しかし、その提案には新規性には欠けるため、新たな視点からの提言などが、あればさらによかったと思われます。
 同賞「祭りと地域振興」は、九州北部の「くんち」に焦点をあてた点は面白く、関係者への入念なヒアリングを行い「くんち」の実施状況や「呼子くんち」復活までの状況と課題がよくまとめられた興味深い研究と考えます。全国各地で共通する担い手不足の課題を扱っており、「祭り」をきっかけとする地域振興の提案があればさらに良い論文となったと思われます。
 このような意見が委員会において出されました。

 これらの優秀賞は、後日、当センターホームページ及び九州うんゆジャーナルに論文要旨を掲載することにしております。
なお、受賞者に対して、令和5年2月22日(水)、当センター青柳俊彦会長より表彰状と副賞(優秀賞各5万円)が授与されました。

HP用記念写真.png

Posted by 九州運輸振興センター at 14:08 | 懸賞論文 | この記事のURL

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