令和3年度「バリアフリー講習会in宮崎港」開催のご報告[2021年11月17日(Wed)]
宮崎県内で初の船舶乗組員を対象にバリアフリー講習会を開催
(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、九州運輸局との共催により11月16日(火) 「バリアフリー講習会in宮崎港」を開催しました。
当センター主催による旅客船業界を対象にしたバリアフリー講習会は、宮崎県では初めてとなり、宮崎港フェリーターミナル及び旅客フェリー「みやざきエキスプレス」を利用しての開催となりました。
来年4月には宮崎〜神戸航路に新船が投入されるなど、ハード面での整備が徐々に進んでいく中、今後、来県者の増加が見込まれるため、高齢者、障がい者等と直接、接する機会が多い旅客船乗組員などを対象に、自らの問題として認識し、今後の対応に活かすことを目的に体の不自由な方や高齢者への接し方や注意点などを学びました。

講習は、実技と座学で実施され、座学ではエコモ財団高橋徹氏から、バリアフリー制度の説明と高齢者・障がい者への接遇・介助に当たっての心構えなどの講義が行われました。
また、障がい者の日常等を知ってもらうために、高橋氏と「NPO法人障害者自立応援センターYHA!DOみやざき」の永山昌彦理事との直接対話方式により、公共交通機関の利用をはじめ、日常の行動などを紹介して頂き、いかに障害のあることが生活をする上で大変であるかなど、生の声を聞くことができました。

実技では、車いすを使用し、一般社団法人宮崎県介護福祉士会の指導のもと、フェリーターミナルの受付窓口での体験、ターミナルから船舶への通路、エレベーター、タラップを使った移動、フェリー内での移動や船内各部屋の施設を利用する際の障害を体験しました。
また、電動車椅子を使った障がい者の方の協力を得て、実際にターミナルや船内での移動の際の障害の確認も行いました。

当日は、新型コロナへの感染防止のため参加人数を20名に制限しての開催でありましたが、最後の質疑では、実際に体験した際の対応への質問や、どう改善していったらいいか等の相談などがあり、講師から、それぞれのケースでの対応の難しさが説明されました。最後に参加者から「これまでしっかり対応していると思っていたが、まだ足りない点がわかった」「この体験を今後の対応の際に生かしたい」などの感想もあり、参加者にとって貴重な機会となりました。
(公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の支援と助成を受け、九州運輸局との共催により11月16日(火) 「バリアフリー講習会in宮崎港」を開催しました。
当センター主催による旅客船業界を対象にしたバリアフリー講習会は、宮崎県では初めてとなり、宮崎港フェリーターミナル及び旅客フェリー「みやざきエキスプレス」を利用しての開催となりました。
来年4月には宮崎〜神戸航路に新船が投入されるなど、ハード面での整備が徐々に進んでいく中、今後、来県者の増加が見込まれるため、高齢者、障がい者等と直接、接する機会が多い旅客船乗組員などを対象に、自らの問題として認識し、今後の対応に活かすことを目的に体の不自由な方や高齢者への接し方や注意点などを学びました。

講習は、実技と座学で実施され、座学ではエコモ財団高橋徹氏から、バリアフリー制度の説明と高齢者・障がい者への接遇・介助に当たっての心構えなどの講義が行われました。
また、障がい者の日常等を知ってもらうために、高橋氏と「NPO法人障害者自立応援センターYHA!DOみやざき」の永山昌彦理事との直接対話方式により、公共交通機関の利用をはじめ、日常の行動などを紹介して頂き、いかに障害のあることが生活をする上で大変であるかなど、生の声を聞くことができました。

実技では、車いすを使用し、一般社団法人宮崎県介護福祉士会の指導のもと、フェリーターミナルの受付窓口での体験、ターミナルから船舶への通路、エレベーター、タラップを使った移動、フェリー内での移動や船内各部屋の施設を利用する際の障害を体験しました。
また、電動車椅子を使った障がい者の方の協力を得て、実際にターミナルや船内での移動の際の障害の確認も行いました。

当日は、新型コロナへの感染防止のため参加人数を20名に制限しての開催でありましたが、最後の質疑では、実際に体験した際の対応への質問や、どう改善していったらいいか等の相談などがあり、講師から、それぞれのケースでの対応の難しさが説明されました。最後に参加者から「これまでしっかり対応していると思っていたが、まだ足りない点がわかった」「この体験を今後の対応の際に生かしたい」などの感想もあり、参加者にとって貴重な機会となりました。