令和3年度 冷凍コンテナの引渡し式について[2021年11月09日(Tue)]
離島航路で使用する冷凍コンテナを提供しました
〜離島住民の生鮮食品等の安全輸送のために〜
(公財)九州運輸振興センターは、鹿児島県内の離島航路で使用する冷凍コンテナ6個を製作し、離島航路事業者3社へ提供しました。日本財団の離島活性化活動と連携した取り組みで、同財団の支援と助成を受けています。令和3年10月29日に鹿児島新港旅客ターミナル(鹿児島市)において引渡し式を行い、同センターの竹永健二郎理事長、離島航路事業者の代表者等、あわせて約30名の関係者が参加しました。
冷凍コンテナは、離島住民への生鮮食品や冷凍・冷蔵品の安心・安全な輸送の為に不可欠なものとなっており、この取り組みは離島航路の持続的な運営確保を支援することにつながっています。引渡式には、国土交通省九州運輸局の中原禎弘鹿児島運輸支局長、鹿児島県企画部の滝澤朗交通政策課長を来賓に迎え、竹永理事長から「日本財団の多大な助成により製作したこれらコンテナが離島住民の生活向上に役立てれば幸いです。末永く大切に使っていただきたい」などの挨拶に続き、関係航路3社の代表者へ目録が手渡されました。
引渡しを受けた航路事業者を代表して、奄美海運(株)の本坊隆幸社長から「離島住民の生活に密着した冷凍コンテナの需要は毎年急激に増大している。離島航路に必要不可欠な資機材であり、提供して頂いた(公財)九州運輸振興センターと、これに大きな助成を頂いた日本財団には大変感謝している。」との謝辞がありました。
その後、ターミナル横に整列した真新しい冷凍コンテナの見学を行い、製作メーカーが機能や利用方法などを出席者に説明し、引渡式は無事に終了しました。

今回提供した6個の冷凍コンテナ

航路事業者から謝辞を受ける