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九州経済圏における交通及び観光の振興と近代化を図るための事業を行い、もって地域経済の均衡ある発展に寄与し、あわせて民生の安定に資することを目的として、調査研究事業、施設整備事業、その他広報啓発等事業を柱に活動しています。

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令和元年度風雨防止用通路シェルターの引渡式について[2019年08月07日(Wed)]
甑島航路へ風雨防止用通路シェルターを無償提供しました

=利用者に優しくこれまでより20cm高く制作=


 (公財)九州運輸振興センターでは、日本財団の離島活性化事業と連携し、同財団の支援を受け、鹿児島県いちき串木野市串木野新港並びに薩摩川内市里港に設置する風雨防止用通路シェルター6基を製作し、8月5日、串木野新港で当センター理事長竹永健二郎から甑島商船(株)の鈴木一浩代表取締役専務へ引渡しを行いました。

 今回、引渡されたシェルターは、鹿児島県本土西方の約30キロメートル離れた海上に位置する上甑島、中甑島、下甑島の3島からなる甑島列島(約4千人の方が生活しています。)と九州本土とを結ぶ唯一の交通手段として甑島商船(株)が運航する航路の串木野新港と里港に設置されるものです。

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 甑島商船(株)では、串木野新港並びに里港には待合所が設置されていますが、待合所から船の接岸場所までに少し距離があることから、多くの利用者は船の接岸場所近くまで並んで、真夏の炎天下では強烈な日射を浴びながら、また、ときには雨の日や風の日に風雨にさらされて乗船を待つ状況だったため、これまで整備したシェルターでは不足があるということで、設置の検討を進めていました。しかし、財政上の事情等で対応が難しかったことから、当センターへ相談、設置要望が出されました。
 その要望を受け、当センターの海運振興関連施設整備事業として、日本財団の離島活性化事業の一環としての支援と助成を受け、今般、風雨防止用通路シェルターを6基製作し、串木野新港へ2基、里港へ4基を無償提供することとし、引渡しを行ったものです。

RIMG1267.JPG

 今回設置されるシェルターは、これまで設置したシェルターに比べ高さが20cm高く製作しており、体格が良くなってきている現代において利用者にとって優しい作りとなっています。
 引渡式の後のシェルター見学では、参加した関係者の方からは「日本財団と九州運輸振興センターのお蔭で設置できた」、「高さなど規格も良くなっており利用者にとっても優しく出来ており有難い」、「高齢者も多く、日除け雨よけに大変助かる」等のお礼の言葉を沢山頂きました。

Posted by 九州運輸振興センター at 17:38 | 施設整備事業 | この記事のURL

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