• もっと見る
九州経済圏における交通及び観光の振興と近代化を図るための事業を行い、もって地域経済の均衡ある発展に寄与し、あわせて民生の安定に資することを目的として、調査研究事業、施設整備事業、その他広報啓発等事業を柱に活動しています。

« 運輸政策コロキウムの開催について | Main | 第50回九州運輸コロキアムの開催について »

<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
最新記事
プロフィール

九州運輸振興センターさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/ktrc/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ktrc/index2_0.xml
物流事業企業経営基盤強化等セミナー 報告[2014年02月27日(Thu)]
物流のさらなる効率化を目指して! 

         
“先進的な取り組みの紹介するセミナーを開催しました”



(公財)九州運輸振興センターでは日本財団の助成を受け、九州運輸局及び九州地方倉庫業連合会との共催により、「物流事業企業経営基盤強化等セミナー」を2月14日(金)、福岡市において開催しました。

 総合物流施策大綱では、今後の物流政策が目指すべき方向性として「強い経済の再生と成長を支える物流システムの構築」を目標に掲げ、この目標を達成するための柱の一つとして「産業活動と国民生活を支える効率的な物流の実現に向けた取組」があげられていますが、この「効率的な物流の実現に向けた取組」をより一層推進していくためには、荷主と物流事業者との連携や物流事業のハード・ソフト面の整備・改善が不可欠となっています。
 このため、本セミナーにおいて、現在、物流効率化について先進的な取組みを積極的に推進している荷主企業であるTOTO(株)から上席執行役員物流本部長加藤正行氏を、また、物流事業者である(株)キョーワから代表取締役社長城野隆行氏、同社営業促進室坂本信武氏を講師にお迎えし、それぞれ荷主及び物流事業者の立場からその取組み内容を紹介して頂き、今後の物流のさらなる効率化の推進に寄与することを目的に開催したものです。

 加藤氏は、「TOTOの物流革新とこれからの日本の物流に期待するところ」をテーマに自社製品の総合的な物流効率化を図るために、先ず、究極のリードタイム(LT)の短縮のために行なった@入庫〜出庫まで2日半かかっていたものを1日体制の構築、A出庫、検品、搬送の徹底したムダの排除による生産性の向上、B注文変更締切時間引付と、これに併せ行った最適輸送・配送体制の構築について具体的な取り組み事例を紹介し、また、このような自社の取組み努力と運送事業者の協力によって、九州拠点から東京までのリードタイムが6日から3日に半減されたことなど多くの成果事例が紹介されました。

 
IMG_3096.JPG


 その上で、さらなる物流効率化を推進するための大きな課題の一つに、バラバラで統一性がない荷札等の帳票や配車条件の情報伝達方法の標準化があるが、これは個別の事業者での対応には限界があるので、行政や多くの関係者が積極的な取組みを行うことにより課題解決を図ってく必要があると締めくくられました。

IMG_3113.JPG


 また、城野氏と坂本氏は「(株)キョーワにおける物流効率化について〜事業者から見た物流効率化法〜」をテーマに、同社が同法(物効法)の制度を活用し、整備した物流施設についてどのような効果があったか、また、制度の使い勝手はどうかなどについて紹介がありました。
 その中で、物流施設をインターチェンジ付近に集中させることができたことや固定資産税や金利の面で大きなメリットがあったことなどの成果を示したうえで、制度の活用に当たっては、一般に言われている申請手続きが煩雑であるということやCO2削減の計画が困難である、また開発許可条件が厳しいということについては、いずれも誤解があると説明されました。

IMG_3179.JPG


 さらに、これまで4回利用している経験を踏まえて、手続き上の注意点・ポイントについて分り易く詳細な説明が行われました。
 最後に、物効法は、企業の物流効率化はもとよりわが国全体の物流効率化に大きく寄与するものであり、積極的に活用すべきであるが、その活用に当たっては、物効法は支援メニューが豊富で使い勝手のよい法制度であることを先ず知ってもらいたいこと、次いで、立地条件さえクリアできれば計画認定は難しくないこと、構想中の物流施設が立地要件をクリアするならばまたとない機会であること、さらに活用に当たっては気軽に九州運輸局に相談することを勧めたいとまとめられました。

 今回は、倉庫業者、トラック業者等の物流事業者をはじめ多くの方々が関心を有するセミナーであったことから、当日70名の参加予定であったものがこれを大きく上回る90名超の参加がありました。

Posted by 九州運輸振興センター at 11:35 | 企業経営基盤強化等セミナー | この記事のURL

この記事のURL

https://blog.canpan.info/ktrc/archive/152