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今年のプロ野球日本シリーズは「関西対決」 [2023年10月27日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

18日から行われていたプロ野球のクライマックスシリーズファイナルステージが終了し、日本シリーズへの出場チームが決まりました。20日にセリーグの阪神タイガース、翌21日にはパリーグのオリックス・バファローズが勝ち上がりを決め、関西を本拠地とするチーム同士の「関西対決」となりました。昭和39年以来の59年ぶりの関西対決に私たちの地元大阪では盛り上がりをみせており、阪神タイガースの本拠地甲子園球場とオリックス・バファローズの本拠地京セラドームは阪神本線と阪神なんば線で乗り換えなしで行き来できることから「なんば線シリーズ」との呼び名も登場しています。
さて、今回の日本シリーズで対戦する2チームは関西の私鉄と関係の深い球団です。阪神タイガースの阪神電鉄はもちろん、オリックス・バファローズも歴史を遡ると、阪急電鉄の阪急ブレーブス(発足時は阪急軍)、近畿日本鉄道の近鉄パールス(後にバファローズ)とそれぞれの鉄道会社が創設した球団をルーツとしています。「なんば線シリーズ」の名称もさることながら、球団自体にも鉄道会社と縁の深い両チームの日本シリーズ出場にちなんで、交通資料調査センター所蔵写真より昭和40年代に撮影された阪神、阪急、近鉄の写真を1枚ずつ。

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「阪神 7801形電車(左)と5231形電車(右)」(尼崎駅 昭和41年)

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「阪急 1100系電車と阪急西宮球場(右奥)」(西宮北口駅 昭和42年)

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「近鉄 10100系電車」(鶴橋駅付近 昭和47年)

10月28日からの「なんば線シリーズ」好試合を期待しています。
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 14:00 | 収蔵資料の紹介 | この記事のURL