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希望と夢をのせて北から南から就職列車 [2021年03月19日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

このところ大阪では暖かい日が続きましたが、本日、大阪管区気象台よりソメイヨシノの開花が発表されました。大阪では観測が開始されてから最も早い開花とのことです。桜の開花を聞くと春の到来が実感できますね。
さて、昭和30年代〜40年代には3月下旬になると、就職専用の臨時列車が運転され、中学や高校を卒業した若者が、就職のために全国各地から東京や大阪、名古屋といった大都市圏へと向かいました。所蔵する昭和39年2月25日発行のトラベルフォトニュースには、「希望と夢をのせて 北から南から 就職列車」のタイトルで、就職列車の駅での見送りや車内の様子が紹介されており、新しい門出を祝いつつも心配げな見送りの家族、新しい土地での新生活に希望と夢を持ちながらもどこか寂し気な就職者など悲喜こもごもな光景を見ることができます。現在ほどには交通網が発達しておらず、地方から大都市へ気楽には移動できない時代。故郷を離れ、見知らぬ地での就職は、本人そして家族にとっても期待と不安の入り混じる「新生活」であったのではないでしょうか。

集団就職.jpg
「トラベルフォトニュース 昭和39年2月25日発行」
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 17:27 | 収蔵資料の紹介 | この記事のURL