新年あけましておめでとうございます。当財団事務局では令和３年も交通資料調査センターを拠点に交通関係歴史資料の収集や調査活動など交通の歴史と文化を未来に伝える活動に取り組んでまいります。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、年明けからも各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、晴れやかな気持ちにはなれませんが、今年一年が皆様にとって「めで『たい』」年になるようにとの祈りと願いを込めてこちらの資料をご紹介。


株式会社桃中軒の駅弁の掛け紙「鯛めし」（推定年昭和11年）です。活きのいい鯛が描かれており、シンプルですがついつい手を伸ばしてしまいそうなデザインです。桃中軒は明治24年に沼津駅構内で駅弁の販売を始め、「鯛めし」は明治末期に登場しました。

それでは、令和3年が皆様にとって良き年となりますように。