尋常小學校讀本を受贈しました [2020年12月23日(Wed)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。
早いもので、2020年も冬至を過ぎ、クリスマスを迎えます。今年のクリスマスは、新型コロナウイルスの影響で、例年とは異なる過ごし方を考えている人も多いのではないでしょうか? |
さて、このたび交通資料調査センターに、普段とはひと味違った種類の資料を寄贈いただきましたのでご紹介。寄贈いただいたのは「尋常小學讀本 巻五」(明治43年発行)。明治時代の小学校の教科書です。寄贈者の方とは業務でもお世話になっており、お会いする度に乗車券や時刻表などを寄贈いただいています。今回は教科書をとのことでしたのでよくお話を聞いてみると、「ていしゃば」と「汽車ノタビ」という話が挿絵付きで掲載されているとのこと。当該部分を読むと、児童向けの短いお話ながら当時の駅や鉄道の旅の様子がよく分かります。教科書という一見すると交通資料調査センターとは関わりの薄い資料でしたが、寄贈者様の機転で貴重な資料を受贈することができました。当センターにとってはうれしい一足早いクリスマスプレゼントとなりました。
「表紙」 「ていしゃば」挿絵ありのページ 「汽車ノタビ」挿絵ありのページ 【お知らせ】 当財団事務局・交通資料調査センターは12月29日〜1月3日の間、年末年始のため休業いたします。各種お申込み、お問い合わせは1月4日以降にお願いいたします。 12月は寄付月間。当財団は寄付月間2020の賛同パートナーです。 ![]() 当財団へのご寄附については「ご寄附のお願い」をご覧ください。 タグ:寄付月間
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