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旧長浜駅舎 [2020年07月17日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

交通資料調査センターでは、京都新聞出版センターが制作している情報紙「イル・ミル」に連載中の「京都・滋賀、その近郊 鉄道遺産をめぐる旅」に企画・調査協力しています。先日は、その一環で、滋賀県長浜市の旧長浜駅舎にお伺いし、調査・撮影をしてきました。
旧長浜駅舎は、明治15年完成で現存する駅舎としては日本最古となります。木骨構造の石灰コンクリート造り2階建。回り階段や彫刻が施された欄干など「鹿鳴館調」の建築様式をとりいれた洋風建築でした。明治36年まで駅舎として使用され、その後は一時倉庫などとして利用されましたが、現在では、旧長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3施設が一体となった長浜鉄道スクエアとして公開されています。

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旧長浜駅舎


当日は長浜観光協会の協力により、長浜鉄道スクエアの学芸員のお話を伺いながら、駅舎の特徴や当時の施設の位置関係などを現地・現物で確認しました。通常は非公開の2階も見学させていただき、2階へ上がる階段やその意匠、トラス構造の屋根組の状況などを確認することができました。また、記録撮影も行いましたが、天候不良のため外観等の屋外撮影は別日に延期。この時期の調査は天候に左右される事が多く、なかなか予定通りにいきません。

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旧駅舎の前に長浜鉄道文化館で長浜の鉄道の歴史を再確認

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学芸員の案内で旧駅舎を調査・撮影

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2階への階段 装飾が特徴的

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トラス構造の屋根組

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旧駅舎内では当時の情景の再現展示もなされています。
左端に見えるのは暖炉。暖炉は1階、2階ともに設けられていました。


6月19日に旧長浜駅舎をはじめ、長浜市、敦賀市、南越前町に残る旧北陸線関係の鉄道遺産が日本遺産に認定されました。これまで以上に地域の文化遺産として保存・活用が続くことを期待したいと思います。
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 16:24 | 文化遺産調査 | この記事のURL