CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

日中交流の現場から〜日本科学協会ブログ〜

図書寄贈、日本知識大会、作文コンクールのこと、
そして訪日・訪中交流のこと…
いろんな交流活動を紹介しています。


中国の若者が見た「日本知識大会」〜参加者感想文〜 [2018年01月30日(Tue)]
 「笹川杯全国大学日本知識大会2017」参加者の感想文がまとまりました。

 昨年、12月9日、10日、史上最多となる116大学、選手348名が参加し、上海交通大学で開催された「大会」から1か月余り経過しましたが、通常の大学生活に戻った選手たちから感想文が届きました。

 いつもの生活の中で「大会」を振り返った時、参加者たちに見えてきたものとは、対戦の中での緊張や感動は勿論ですが、「大会」への参加、また、そのために重ねた努力の意義、そこから広がる将来への希望、教師やチームメイトへの感謝、ライバルチームへの思いなど様々だったようです。

 「大会」で優秀な成績を収めた選手等20名については、今年2月28日から8日間の日程で日本に招聘します。日本の若者等々の意見交換、文化体験、実地見学などを様々なプログラムを通して、日中間の相互理解と友好を深めてもらう予定です。


 感想文をいくつか(抜粋)を紹介します。
全員の感想文は、感想文集(PDF)でご覧ください。






 
天津外国語大学 周姗姗
1.png

 今もはっきり覚えている。仲間と一緒に頑張ってきた一つ一つの光景を。地理が一番苦手な私に、仲間は地図を描きながら、一番北の北海道から、東北地方、中部地方な、そして沖縄まで、各地の県庁所在地や名産品、山川などを含めて、一緒に復習したこと、・・・、先生が何日もかけてまとめた資料をみんなに配ったこと、すべては私の力になったのだ。

 今年10月、2017年の「Panda杯作文コンクール」優秀賞に選ばれた方が中国研修旅行に来て、私の大学が在る天津を訪問した。私は訪中団を接待したボランティアの一人として、そのうちの四人に知り合った。四人が帰国した後も、ずっと私と連絡を保ち続けてきた。

 今回の知識大会の前にも連絡を取り合って、励ましてくれた。大会の後、私もすぐに自分が受賞したことを報告した。向こうもすぐ「おめでとう!自分のことのように嬉しい!」と返信してくれた。この方々も私も、今回、私が日本の研修旅行に行くとき、また再会できることを心から楽しみにしている・・・(原文日本語)

 

重慶三峡学院 李思潔
2.png

 初めて日本語に触れたのはかなり前で、小学5年の頃には『NARUTO -ナルト-』を見るため夕飯も食べずにテレビを付けていました。小さい頃から日本語は響きがいいと感じていました。中学や高校の時もしょっちゅう2本の日本ドラマを見ており、日本語を学びたいと思っていましたが受験のプレッシャーで五十音しか学べませんでした。やっと大学受験を迎え、日本語学科を自ら選んだのです。

 講義が始まった頃はとても困惑していました。高校の頃と違って勉強しろと圧力をかけてくる人がいなかったからです。幸い先生方の助けが得られ、また日本の文化に対して興味が出てきたので、1年の後期からは学習に努めようと決め、毎日自習室に籠もっていました。ほとんど毎日、朝7時から夜10時までです。その後、梁先生が上海での大会に参加する学生を選抜したとき、試してみたいと思っていた自分も選抜に合格しました・・・(原文中国語)


上海交通大学 王若平
3.png

 普段の日本語の授業ですが、ほとんどはやはり、文字・文法・文学などの内容が主で、日本事情の授業はもちろんありますが、時間などの原因で、内容は限られています。その故、この度の知識大会は、非常にいい勉強の機会になり、日本についての知識を広げることができました。また、こういうふうに、ステージに立って、ボタンを押したり、ホワイトボードに回答を書いたりするのが初めてなので、最初はタイミングなどが分からず、結構戸惑っていましたが、とてもおもしろくていい体験になりました・・・(原文日本語)

 

四川外国語大学 李文
4.png

 楊先生と管先生にありがとうを話したい。今度の笹川杯の旅で、先生たちは私たちに最も思いやりの助けをあげた。予選前の夜、私たちと一緒に先生たちは問題を復習してくれて、新しい問題を見つけてくれた。深夜までも働いていて、わずかな睡眠時間があって、とても疲れた。

 試合中、私たちの発揮が不安定のせいで、先生たちはジェットコースターに乗るのように心がずっと落ち着かなくて心配していた。本当に、ごめんね。準決勝に入ることを知るときに、私は頭を上げて、その瞬間ちょうど先生たちの目から星のような輝かしい光を放つことを見た。あの瞬間の美しさはどんな言葉でも形容しがたい。知らず知らずのうちにあの光が私たちの前進の道も明るく照らし出した・・・(原文日本語)



中南財経政法大学 陳馨雷
5.png

 私は日本語学科を専門にしています。笹川杯に参加する前に、日本語がただのツールで、日本語学科も所詮日本語という言語を学ぶところだけだと思いました。ひたすら日本語を学び、それ以上を探ることもなくて、興味もなかったんです。

  しかし、すべては笹川杯という三文字が目の前に現れた時から変わりました。最初は面白半分、遊び半分の気持ちで申し込んだんですが、真剣な準備が始まった時、私のやる気や好奇心が全部引き出されたのです。日本の歴史、文化、社会、経済など様々な私の知らない知識が波のように襲ってきた。今まで小さく思った日本語がかけ橋になって、日本という近いような、遠いような国に連れてくれたのです。初めて、日本語学科でよかったと思いました・・・(原文日本語)



南陽理工学院 日本語専攻三年生 鐘子龍
6.png

  上海への旅は、悔しい気持ちや残念な思いや後ろめたく思ったことなどもあったが、たくさんのことを勉強できたことはもっと大切だと思う。悔しいのは今度の試合で負けたということだ。私の努力は大したことではないかもしれないが、先輩はコンテストに関する全ての知識を一生懸命に勉強した。彼女はよる遅くまで寮に戻って、毎晩三、四時間しか寝なかった。朝6時前にもう教室で頑張っていた。

 個人戦では、先輩はトップで全国準決勝に入選したが、最後は今朝の団体戦の予選と同じ、早押しクイズで負けた。私はトーナメントの競争システムの設定に運が必要かもしれないと思う、しかし、“私は運なんて信じないよ”と先輩が私に言った、彼女は準備が不十分で失敗したと思っているから、私はこの点について感心した・・・(原文日本語)



国際交流チーム
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 13:07 | 教育研究図書有効活用プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「笹川杯作文コンクール2017」入賞作品発表!! [2018年01月19日(Fri)]
 「笹川杯作文コンクール2017―感知日本―」の優勝作品4点ほか16点の入賞作品が決定しました。

 このコンクールは、当協会と人民中国雑誌社が、2008年から開催している「作文コンクール」で、テーマは“感知日本”で、日本語での応募となっています。
 中国の若者に日本への理解や関心を深めてもらうこと、日本語学習のモチベーションを高めてもらうというのが主な目的ですが、彼らの日本観を通して、日中両国の人々に自分の国や相手の国について改めて考えてもらうことも大きな目的の1つです。

 今年度は、@「わたしと日本」、A「未来の中日関係に向けて」をテーマに5月1日に募集を開始し10月末に締め切りましたが、中国全国28省・市・自治区から合計1,267の応募がありました。
 
 これらの作品を対象に厳正な審査を行い、優勝4点をはじめ入賞作品合計20点を決定し、「人民中国」webサイトで公表しました。
 
 優勝に輝いたのは、華東師範大学の湯依姮さん、広東外語外貿大学の黄俊捷さん、青島大学大学院 潘東晨さん、海南師範大学 柏毅洋さんの4名です。

 4名の優勝者については、来月、2月28日〜3月7日、8日間の日程で日本に招聘し、日本の大学生たちとの交流や文化体験、実地見学などを通して、日本への理解や友好を深めてもらう予定です。


 
sakubun.png

webサイトを見る!!


 入賞者の各タイトルをクリックすると、作品が表示されます。

 
【審査結果】
 
★優勝4名
 
華東師範大学 湯依姮  「私と日本
 
広東外語外貿大学 黄俊捷  「未来の中日関係に向けて

青島大学大学院 潘東晨  「未来の中日関係に向けて

海南師範大学 柏毅洋 「私と日本

 
★二等賞2名

廈門大学外国語学院  黄嘉珞  「私と日本

華南師範大学外国語学院 呉伊甸  「文学で結ぶ絆」


★三等賞2名

大連民族大学外国語学院 王紫玉   未来の中日関係に向けて

吉林大学外国語学院 王俊天   森屋先生

★優秀賞10名

福建師範大学外国語学院 張偉   「未来の中日関係に向けて

浙江越秀外国語学院 丁亜萍  「日本语学習の中で気付いたこと

東華大学外国語学院 艾雨   「未来の中日関係に向けて

山東大学外国語学院 李靖     「私と日本

北京外国語大学日本学研究センター 劉翠   「私と日本

南京郵電大学外国語学院 郝順   「歳月に埋もれた銃剣

上海師範大学外国語学院 陳露文  「私と日本

恵州学院外国語学院 洪斌鋭    「私と日本」

大連工業大学外国語学院 盧芸芬  「私と日本



国際交流チーム




Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 14:53 | 教育研究図書有効活用プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)