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日本科学協会の国際交流活動

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中国武術を通じた日中の民間文化交流 [2023年09月15日(Fri)]
 2023年9月5日、中国の少林寺訪日団が日本財団ビル(東京港区)を訪問し、少林武術の演武等を通じて日中の民間交流と相互理解を深めました。


 この交流は、中国河南省の嵩山少林寺第30代住職 釈永信氏を団長とする訪日団が、日中平和友好条約締結45周年記念事業の一環として実施する文化交流活動で、この日は、少林寺武僧2名による少林拳の演武披露となりました。


 演武に先立ち、日本財団 吉倉和宏常務理事は、日本財団は日中医学生交流や日中佐官級交流を始めとした多様な日中交流事業を実施していること、少林寺との関わりは笹川良一元会長の頃の普及・周知活動にまで遡ることに言及したうえで、「本日は、中国関連事業の一端を見ていただき、中国を感じ、交流を深めることで、各事業も深みをもって見ることができるのではないかと思う。まずは少林拳の演武という貴重な機会を楽しんで欲しい」との期待を述べました。











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演武を披露した延Y氏(左)延j氏(右)


 演武後、日本側観賞者から「迫力とキレのある演武を拝見でき、文化交流としても良い機会」、「演武者の息遣い、表情を間近で感じる臨場感は、感動的だ」、「緊張状態にある日中関係が、ほんの少しほっこりしたような温かな時間だった」、「中国武術の歴史の奥深さのようなものを感じた」、「言葉は無くても文化で演武者の心を感じられた気がする」等の声が聞かれるなど会場は大いに盛り上がりました。


 また、訪日団団長の釈永信方丈は、「少林拳を通じて日本財団や日本科学協会の皆さんと文化交流をすることができ非常に嬉しく思っております。こうした活動は日中の相互理解促進に繋がるものと期待しています」として今回の交流活動の意義を評価しました。

 この日を皮切りに訪日団一行は日本各地を巡り日中の文化交流を更に深めました。



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少林寺釈永信方丈(右)と日本財団尾形武寿理事長(左)



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日中の参加者




国際交流チーム






Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 18:47 | 日中未来共創プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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