「日中未来創発ワークショップ」が開催されました。
[2022年09月08日(Thu)]
日中未来創発ワークショップ」が開催され、日本人学生と中国人留学生、合計47名の有志学生が参加しました。
このワークショップは、笹川平和財団(理事長:角南篤)が、日中国交正常化50周年記念事業の一環として、日本科学協会、学生団体である「京論壇」と「日中学生会議」の協力により、9月6日、9月9日に開催するもので、2日間の対話を通じて、両国の若者が相互理解を深めると同時に新たな気づきや価値観を共有し、未来に繋がる関係を構築することが、このイベントの主な目標です。
開催初日となるこの日は、笹川平和財団安達一常務理事が開会挨拶を行い、コロナ禍や日中情勢の影響で国交正常化50周年記念イベントを開催し難い状況、また、観光客や留学生など人的往来の激減により日中の相互印象が低下している状況等に言及した上で、今、未来を担う若者たちを対象に、対話の機会を設ける意義などを強調しました。
続いて、菊池健司氏(日本能率協会総合研究所 MDB業本部エグゼクティブフェロー)が、「最新のDX事例と未来を拓く発想方法」というテーマで、また王瑩影氏 (36Kr ジャパン・パートナー )が、「日中DXから見る未来の協力の可能性について」というテーマでそれぞれ基調講演を行い、日中の未来における協力を考えるヒントを提供しました。
その後、本格対話に向けた関係性づくりの第1ステップとして、ワールドカフェ方式による対話が行われました。参加者は、ラウンドごとに設定されたテーマ―「日本の好きな(関心がある)ところ」、「中国の好きな(関心がある)ところ」、「日本と中国が一緒にやると面白そうなこと」について、メンバーをシャッフルしながら、自由に意見や発想を交換し、相手に対する理解や親近感を深めました。
★日本の良い(関心がある)ところ
マナー、私的空間の尊重、サービス、料理、環境、医療、社会福祉、伝統文化、POPカルチャー、忘れ物が戻ってくる等
★中国の良い(関心がある)ところ
AI、食・料理、生活の利便性、人情、自己中な点、歴史、eコマース、タクシー、中華コミュニティ、人目を気にしない等
次に、各参加者は、これまでの対話を踏まえ「日本と中国で一緒にやってみたいこと」を考えて紙に書き出し、共に対話し課題を解決していきたい仲間を探した結果、8つのグループが結成されました。さらに、各グループは、日中協力の観点から取り組んでみたいテーマについて意見交換の上、素案を作成して参加者全体に共有し、第2日目(9月9日)の本格対話に向けた道筋をつけました。
このワークショップは、笹川平和財団(理事長:角南篤)が、日中国交正常化50周年記念事業の一環として、日本科学協会、学生団体である「京論壇」と「日中学生会議」の協力により、9月6日、9月9日に開催するもので、2日間の対話を通じて、両国の若者が相互理解を深めると同時に新たな気づきや価値観を共有し、未来に繋がる関係を構築することが、このイベントの主な目標です。
開催初日となるこの日は、笹川平和財団安達一常務理事が開会挨拶を行い、コロナ禍や日中情勢の影響で国交正常化50周年記念イベントを開催し難い状況、また、観光客や留学生など人的往来の激減により日中の相互印象が低下している状況等に言及した上で、今、未来を担う若者たちを対象に、対話の機会を設ける意義などを強調しました。
主催者挨拶をする安達一常務理事
続いて、菊池健司氏(日本能率協会総合研究所 MDB業本部エグゼクティブフェロー)が、「最新のDX事例と未来を拓く発想方法」というテーマで、また王瑩影氏 (36Kr ジャパン・パートナー )が、「日中DXから見る未来の協力の可能性について」というテーマでそれぞれ基調講演を行い、日中の未来における協力を考えるヒントを提供しました。
日本能率協会総合研究所 菊池健司氏
36Kr王瑩影氏
基調講演を聴講する参加者
その後、本格対話に向けた関係性づくりの第1ステップとして、ワールドカフェ方式による対話が行われました。参加者は、ラウンドごとに設定されたテーマ―「日本の好きな(関心がある)ところ」、「中国の好きな(関心がある)ところ」、「日本と中国が一緒にやると面白そうなこと」について、メンバーをシャッフルしながら、自由に意見や発想を交換し、相手に対する理解や親近感を深めました。
ワールドカフェによる対話
★日本の良い(関心がある)ところ
マナー、私的空間の尊重、サービス、料理、環境、医療、社会福祉、伝統文化、POPカルチャー、忘れ物が戻ってくる等
★中国の良い(関心がある)ところ
AI、食・料理、生活の利便性、人情、自己中な点、歴史、eコマース、タクシー、中華コミュニティ、人目を気にしない等
次に、各参加者は、これまでの対話を踏まえ「日本と中国で一緒にやってみたいこと」を考えて紙に書き出し、共に対話し課題を解決していきたい仲間を探した結果、8つのグループが結成されました。さらに、各グループは、日中協力の観点から取り組んでみたいテーマについて意見交換の上、素案を作成して参加者全体に共有し、第2日目(9月9日)の本格対話に向けた道筋をつけました。