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日中交流の現場から〜日本科学協会ブログ〜

図書寄贈、日本知識大会、作文コンクールのこと、
そして訪日・訪中交流のこと…
いろんな交流活動を紹介しています。


“Panda杯”受賞者の中国訪問1〜若者の中から相互理解〜 [2016年11月07日(Mon)]
 「Panda杯作文コンクール」受賞者が、10/29〜11/4、中国を訪問しました。

 この訪中は、2016年度の「Panda杯作文コンクール2016」入賞者等を対象として、当協会、人民中国雑誌社、中国大使館が実施した日中交流プログラムで、高校生から社会人まで18名の若者たちが参加しました。

 "自ら 見て、聞いて、交わって、感じることで中国への認識や理解を深める"というのが、このプログラムの趣旨ですが、18名の若者たちは、1週間の日程で北京、揚州、上海と各地を巡り、現地の若者やリーダーとの交流、歴史遺産や最先端ビルの見学、一般市民の家庭訪問など観光旅行では得難い貴重な経験をしました。

※入賞者名と入賞作品は、こちらでご覧下さい。



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梶団長のご挨拶から始まった中国体験の旅(成田空港)


★北京の大学生との交流〜日中討論会〜

 交流初日となる30日の午前、中国人民大学で、訪中団と北京在住の大学生21名による日中討論会が開催され、日中の若者は5組に分かれ、それぞれ2つのテーマについて、意見交換しました。
≪テーマ≫
@中日両国若者の就職観―「自分の好きな仕事」or「専門と関係のある仕事」
A中日両国国民の相互印象

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 討論後のグループ代表者による発表では、それぞれ次のような声が聞かれました。

@職業選択について
 永く続けられる、情熱を注げる、人生の価値を実現できるなどの理由により、"専門"より"好き"を優先するという声が殆どで、これは日中に共通する思いのようでした。

 しかし、日本では将来やりたいことを決めてから大学を選ぶが、中国では有名大学に入ることが第一で、職業選択はその後になるという点では、日中間に相違が見られました。

 また、好きな職業に就くことは好ましいが、現実問題として必ずしも好きな仕事に就ける訳ではないという声も聞かれました。

 これらの発表を踏まえて、梶英輔訪中団長(北里大学名誉教授)は、"仕事に就いて自分の専門を活かす中で自分の仕事が好きになるということもあるので、長い目で見た方が良い"というアドバイスをしました。


A相互印象について
 日本人に対するイメージとして、礼儀正しい、真面目、イエス・ノーをはっきり言えない、
周りの空気を読む、付き合いがクール、中国への関心が薄いなどの声が聞かれました。

一方、中国人に対しては、日本には良くない印象を持っている人が少なくないが、付き合ってみればフレンドリー、勉強熱心、エネルギッシュ、イエス・ノーをはっきりさせるとの声が聞かれました。

 また、メディアが伝えるネガティブな情報や歴史認識などの先入観により、相手国に対してマイナスイメージを抱きやすいが、実際に見て、付き合って、その国や国民を自分なりに判断すればイメージは改善されるとの声も聞かれました。

 こうした声を受けて、梶団長は、討論することで自分の考えだけでなく相手の考えも知ることができる。互いを知ることは大事であり、交流で得たことを周りに伝えて欲しいと総括しました。

 日中両国民には、それぞれ相手の国の人々に対して、"聞きたいけど、聞けないこと"、"言いたいけど言えないこと"がいくつかあると思いますが、そうしたことを本音で語り合い、互いに相手を知る良いきっかけとなりました。


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まずは、自己紹介


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相手の話に聞き入る日中の若者



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打ち解けた雰囲気で意見交換



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日中代表者によるグループ発表



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日中代表者によるグループ発表



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総括は、梶団長のアドバイスとメッセージ



 30日の午後、訪中団は3コース(大学見学、王府井、胡同)に分かれて北京市内を散策しました。 その後、人民中国雑誌社の社員の方のご自宅訪問となりましたが、一般市民の日常生活を経験させていただいただけでなく中国の人々の温かいお持て成しの心を実感する機会となりました。



★什刹海胡同散策コース


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古き良き時代の北京の姿を残す什刹海



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懐かしい雰囲気が感じられるオカリナ店の前で



★王府井散策コース


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人混み、屋台、串刺し、食べ歩き・・・中国の熱気を体感


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サソリだって、素揚げに



★大学訪問コース


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北京大学正門前




★家庭訪問


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賈秋雅さんのご自宅訪問



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孫立成さんのご自宅訪問



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高原さんのご自宅訪問


国際交流チーム

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 10:54 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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