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日本科学協会の国際交流活動

図書寄贈、日本知識大会、作文コンクールのこと、
そして訪日・訪中交流のこと…
いろんな交流活動を紹介しています。


ウズベキスタン・タシケント国立東洋学大学とのオンライン調印式 [2024年01月16日(Tue)]

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日本科学協会の国際交流チームの主な事業のひとつが図書寄贈です。

1999年にはじまった図書寄贈はおもに中国を対象にしてきましたが、
2022年から対象をアジア諸国に拡大。

フィリピン、タイ、インド、ウズベキスタン、ベトナムの
5か国の大学への寄贈がはじまっています。


今回、あらたにウズベキスタンのタシケント国立東洋学大学
寄贈対象大学にくわわり、2024年1月16日、
オンラインでの調印式をおこないました。

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(橋会長)

「タシケント国立東洋学大学は、
中央アジア地域における日本語教育の最大拠点のひとつ。

図書寄贈が中央アジアの日本語教育のみならず
日本研究の振興に役立つことを期待している」。

と日本科学協会の橋会長。


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(リキシエワ学長)

タシケント国立東洋学大学のリキシエワ学長は、

「当校は長年、日本語だけでなく、日本の文学、経済、文化
の教育、研究をおこなってきた。

BOOK ENVOY PROJECTへの参加が
日本教育のさらなる振興につながることを願っている」

と述べました。

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(日本財団 尾形理事長)

日本財団の尾形理事長は、

「日本財団は、科学、芸術はじめさまざまな分野で
諸外国との民間交流を実施している。

言葉を勉強することは、
その国の文化や知識を知ることになり、
民間交流の要といえる。

学生たちが寄贈図書から
日本語や日本への学びを深め、将来日本を訪れることは
両国にとって重要」

と、今後の日ウ交流への期待をにじませました。


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日本科学協会の図書寄贈についてくわしくは
こちらのページをご覧ください。
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 16:47 | BOOK ENVOY PROJECT | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「Panda杯 全日本青年作文コンクール2023」訪中旅行 [2024年01月11日(Thu)]





Panda杯 全日本青年作文コンクール」では
副賞として訪中研修旅行を実施しています。

2023年11月24日〜12月1日、7泊8日の訪中をおこないました。

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(ワークショップ。中国の学生と一緒に北京市内を散策)

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(北京、テクノロジーカンパニー「センスタイム」を見学)


・北京では、中国の学生たちとの交流とワークショップ

・スマート都市として名高い蘇州では、
半導体開発企業の見学、自動運転のバスへの乗車


などを体験した参加者たち。



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(蘇州、馮夢龍村<ふうむりゅうむら>での提灯づくり

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(蘇州、「長江デルタ国際研究開発コミュニティー観覧センター」見学)

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(蘇州、尚湖風景区を散策)

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(夕食。名物の蘇州麺)

参加者からは、

「AI技術がいろいろなところで使われていて、びっくり!」
「中国の人に想像以上にあたたかく迎えてもらえた」
「中国語を学ぶ仲間との交流がふかまった」

といった声が。


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(中国外文局 アジア太平洋広報センターでの表彰式)



最終日に北京、「中国外文局 アジア太平洋広報センター(人民中国社)」で
表彰式を終え、帰国の途につきました。



Panda杯についてくわしくはこちらのページをご覧ください。
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 15:44 | 日中未来共創プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
笹川杯日本研究論文コンクール2023 決勝戦開催 [2023年12月25日(Mon)]
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外国語で論文を書いて、外国語で発表する”。

とても難しいことのように感じますが、外国語での論文作成・発表の完成度を競うコンクールがあります。

中国の日本語学科の大学生を対象にした「笹川杯日本研究論文コンクール」です。

学生は【文化、文学、言語学】の3分野から研究テーマを設定し、日本語で論文を作成。
一次審査の査読を通過した論文が決勝戦へと進みます。

2023年11月18日、4年ぶりに中国・吉林省の吉林大学で決勝戦が開催されました。

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(撮影:人民網日本語版)

開会式にて吉林大学の張国興副学長は、
「中国の日本語教育界で注目を集めるコンクール。学生の日本文化、社会の理解が深まることを期待」と述べました。


決勝戦で論文作成者は、審査員の前で日本語でプレゼンテーションを行います。
実際の発表をみてみるとーー。

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「商品紹介におけるオノマトペの使用と翻訳―ユニクロを例として―」(言語分野)
を執筆した華東師範大学の周驍ウん。

日本では商品紹介でよくオノマトペ(擬音語・擬態語)が使われます。周さんは、「サラリ」や「チクチク」などの中国語にない擬音語が、どう翻訳されているのかを論文にまとめました。

日中のユニクロの商品紹介について、写真を交えながら比較、日本語で発表しました。

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この日、プレゼンテーションと質疑応答をへて、特等賞2本、一等賞3本、二等賞9本、三等賞12本が選出されました。


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決勝戦後の講評で、審査員を務めた中国日語教学研究会の修剛主任委員は、

「毎年応募者のレベルが上がっている。(優秀論文に選出されなかった学生も)在学中に努力を続け、二等賞、一等賞、特等賞をとるようにがんばってほしい」

と学生を激励。


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(撮影:人民網日本語版)

「質疑応答での、学生たちの的確な日本語の回答におどろいた」と日本科学協会の高橋会長。

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中国日語教学研究会の名誉会長で北京外国語大学日語学院の周異夫院長は、

「論文コンクールは、各大学の教員、学生の交流プラットフォームとして重要な役割を果たしている」とコメント。

今後のコンクールの発展に期待を寄せました。


論文コンクールの詳細や、特等賞受賞論文についてはこちらのページをご覧ください。
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 15:23 | 日中未来共創プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
外国貿易大学で覚書調印式を開催(ハノイ) [2023年12月19日(Tue)]
 12月8日、本会と外国貿易大学(FTU)は、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC/ JICAとFTUの協力により設立された国際人材育成機関で、外国貿易大学内に併設)で、本会のBOOK ENVOY PROJECTに関する覚書調印式を開催しました。

 このプロジェクトは、日本の各界から贈られた多様な図書をアジア諸国の大学等に寄贈することで寄贈先の教育・研究と国際理解の促進を図るというもので、1999年の事業開始以来、寄贈対象を中国に絞って実施してきました。

 2022年にはフィリピン、タイ、インド、ウズベキスタンにも寄贈対象を広げ、日越外交樹立50周年にあたる今年は、新たな寄贈先として外国貿易大学(FTU)と場トナム国家大学ハノイ校 人文社会科学大学(VNUハノイ校 USSH)の2大学選定し、各大学との間で覚書を締結することになりました。

 FTUは、教育訓練省に属する国立大学で外交官や政治家、経済界のリーダーなど優秀な人材を輩出してきたベトナム屈指の有力大学です。また、ベトナム日本人材開発インスティチュート(Vietnam-Japan Institute for Human Resources Development / VJCC)はFTUとJICAの協力により同大学内に併設されている人材育成機関で、ビジネス研修や日本語教育を通じてベトナム経済の発展に資する人材の育成を行っています
 本会からの寄贈図書は、VJCCとFTUの日本語学部の両機関での活用を想定しており、日本語学習・教育のみならず日本研究の振興にも繋がるものと期待されます。

 本会の橋正征会長は、図書寄贈を通じてアジア諸国における日本理解の促進と国際人材育成に寄与するという本プロジェクトの趣旨に言及し、最も相応しい寄贈先としてFTUを選定した経緯を紹介しました。
 さらに今後の国際社会において、アジア諸国、特にベトナムと日本が果たす役割の大きさを強調した上で、FTU及びVJCCには日本語教育、日本研究などを通して日越関係の将来を担う人材育成の拠点になって欲しいとの期待を示しました。


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挨拶する日本科学協会 橋会長※
※の写真は、全てVJCCから提供していただいたものです。


 続いて、FTUのPham Thu Huong副学長は、FTUがベトナム初の日本語学科設置大学であることに誇りを持っているとした上で、日本からの支援・協力によって本学の教育研究等が向上していることに感謝の意を表しました。
 また、読書文化の発展は学生の自習能力の向上に繋がると期待できることから、FTUでは、在学中も卒業後も学生が読書を通じて学習能力を向上させていけるよう教育しているとして、読書文化の重要性を強調した上で、寄贈図書を通じて日本に関する教育・研究の質を向上させたいとの意向を示しました。


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挨拶するFTU 挨拶※

 その後、本会の橋会長とFTUのHuong副学長は、覚書にそれぞれ署名し、調印式は終了しました。


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覚書への署名※


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覚書の交換※


 調印式に先立ちVJCCの図書館を見学させていただきました。日本の文化、歴史、社会など広範な分野の図書が所蔵されている他、ハノイの日本大使館からも、随時、新しい図書が寄贈されているとのことで、既に日本語学習環境はかなり整っていると感じました。今後は、本会からの寄贈図書により更に充実した日本関係資料室になるものと期待しています。


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VJCC図書館見学


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JCC図書館の所蔵図書


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VJCC図書館の所蔵図書



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FTU正門での記念撮影
(文責:宮内孝子)

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 00:00 | BOOK ENVOY PROJECT | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ベトナム国家大学 人文社会科学大学で覚書調印式を開催(ハノイ) [2023年12月18日(Mon)]
 12月7日、本会とベトナム国家大学ハノイ校 人文社会科学大学(VNU USSH)は、同大学で、本会が実施するBOOK ENVOY PROJECTに関する調印式を開催しました。

 このプロジェクトは日本の各界から贈られた多様な図書をアジア諸国の大学等に寄贈することで、寄贈先の教育・研究と国際理解の促進を図るというもので、1999年の事業開始以来、寄贈対象を中国に絞って実施してきました。
 2022年にはフィリピン、タイ、インド、ウズベキスタンにも寄贈対象を広げ、日越外交樹立50周年にあたる今年は、新たな寄贈先としてベトナムのUSSHと外国貿易大学(FTU)の2大学選定し、各大学との間で覚書を締結することになりました。

 USSHは、ハノイにあるベトナム国家大学ハノイ校(Vietnam National University, Hanoi)に属するベトナムの最高学府のひとつで、通常の国立大学が教育訓練省の管轄下にあるのに対して国家大学である同大学はは首相直属となっています。
 USSHへの寄贈図書は、主に東洋学部の日本研究科での活用を想定していますが、この学科は、日本語教育というよりは日本語を使った日本研究を旨としており、日本語学習のみならず日本研究の振興に繋がるものと期待しています。

 まず、USSHのHoang Anh Tuan学長は、挨拶の中で、歴史研究の専門家の立場から図書が日本の近代化に果たした役割は大きいとした上で、図書寄贈は本学の日本研究の振興に有意義であると評価しました。更に、先月、ハノイで開催された日越外交関係樹立50周年記念シンポジウムにおいて山田滝雄駐ベトナム日本国大使が「産業交流だけでなく、学術交流、知的交流も重要」と挨拶されたことに言及し、図書寄贈を通じた本会とUSSHとの学術交流への期待を示しました。

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挨拶するVNU USSHのTuan学長 ※
※の写真は、全てUSSHから提供頂いたものです。

 続いて、本会の橋正征会長は、挨拶の中で、図書寄贈を通じてアジア諸国における人文社会科学の振興と人材育成に寄与するという本プロジェクトの趣旨に言及し、最も相応しい寄贈先としてUSSHを選定した経緯を紹介しました。さらに今後の国際社会において、アジア諸国、特にベトナムと日本が果たす役割の大きさを強調した上で、USSHには将来の日越関係を担う人材育成の拠点になって欲しいとの期待を示しました。


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挨拶する日本科学協会の橋会長※


 その後、Tuan学長と橋会長はそれぞれ覚書に署名し、調印式は終了しました。


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覚書への署名※


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覚書の交換※


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調印式出席者※


 調印式に先立ち、日本人講師の藤浪先生が日本研究学科3年の学生を対象としたビジネス日本語の講義を参観させていただきました。
 この日のテーマは、自分の強みを効果的にアピールするレポートの書き方かということで、日系企業等への就職を目指す学生にとっては、重要なテーマです。和やかな雰囲気で進められる講義は、日本人の大学生への講義と変わらない内容、スピードでしたが、先生からの質問に迅速に答える学生の回答の適切さに講義の趣旨が十分に伝わっているかことが分かり、彼らの日本語レベルの高さに感心しました。


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フレンドリーな日本語で講義する藤浪先生


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ビジネス日本語の講義を受講する学生たち


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学生たちに挨拶する橋会長


 また、東洋学部 日本研究学科長のVu先生の案内により、日本研究学科図書室を見学させていただきました。
 所蔵図書は日本十進分類御法に沿って整然と分類されていて、これは学生たちが日本に留学した際、留学先の図書館でも図書を十分に活用できるようにとの考えによるものと伺い、その行届いた配慮にとても感心しました。


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日本十進分類法により配架されている日本研究学科図書室


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USSHの外観

(文責:宮内孝子)

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Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 16:33 | BOOK ENVOY PROJECT | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「Panda杯作文コンクール授賞式2023」を開催しました。 [2023年11月25日(Sat)]
 2023年11月23日、「Panda杯全日本青年作文コンクール2023」授賞式が、受賞者、主催者、日中関係者等の出席の下、駐日中国大使館(東京港区)で4年ぶりに対面開催されました。

 このコンクールは、本会、中国大使館、中国外文局アジア太平洋広報センター局の三者共催により、日本の若者(16歳〜35歳)を対象として中国をテーマに2014年度から開催されている作文コンクールで、日本語での応募とすることでこれまで多くの若者に参加いただいています。

 式典で呉江浩 駐日本国特命全権大使は、今年で10回目となるPanda杯全日本青年作文コンクールについて、約5,000人の若者が作品を通して自らの体験や中国への印象を共有することで、日本社会、特に若者間において客観的で多様な中国観の形成を積極的に促進しているという点を評価した上で、今回は過去最多となる846点もの応募があったことを紹介しました。
 さらに中国指導層も日中関係、日中青少年交流を重視していることに触れ、両国関係発展に対する若者の積極的な貢献を希望する旨を述べた上で、この作文コンクールを通じてより多くの若者が中国に近づくこと、中国を知ってくれることを願っていると述べました。


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中華人民共和国 呉江浩 駐日本国特命全権大使
  ※掲載写真は、全て中国外文局アジア太平洋広報センター
東京支局より提供頂いています。


 続いて、日本財団 尾形武寿理事長は、自らの40年余に亘る日中交流活動や230回を超える訪中経験から等身大の中国を知ること、政治環境に関わらず民間交流を継続することの重要性に触れた上で、日中関係の未来に対する若者の責任の重さを強調しました。
 さらに、訪中メンバーには、自分の目で実際の中国を見て中国への理解を深め今後の日中関係を担っていってほしい旨の期待を示しました。


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日本財団 尾形武寿 理事長


 日本科学協会の橋正征会長は、コロナ禍後の本会の日中交流事業について紹介した後、会場の受賞者にお祝いの言葉を贈りました。
 さらに、中国の隣国である日本は数千年にわたって知識・技術を始め様々な影響を中国から受けてきたこと、19世紀半ば以降、日本でも西欧の概念を表意文字である漢字で表した和製漢語が作られ、その多くが中国でも使われていることに言及した上で、会場の受賞の者にも日中の懸け橋としてこれからも活躍してほしい旨の希望を示しました。


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日本科学協会 橋正征 会長


 また、中国外文局アジア太平洋広報センター 東京支局 呉文欽支局長は、ここ10年の日中共同世論調査での日本人の対中感情は決して良いとは言えず、近年は、約9割の日本人の対中印象が良くないという状況に落胆を覚えるとした上で、「Panda杯」に目を向けると全く異なる風景が見えてくるとしました。無味乾燥な世論調査のデータとは異なり、日本の若者が自らの体験から誠実に綴った「私と中国」の物語を読むことで、中日友好交流という仕事へのモチベーションばかりでなく、その仕事の価値と意義を信じ進めていくエネルギーを得ることができると紹介しました。


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中国外文局アジア太平洋広報センター局アジア太平洋広報センター 呉文欽 東京支局長


 審査員講評で西園寺一晃審査委員は、今年の作品の内容の充実や多様性に触れた上で。応募数が増えるに比例して作品の質も向上していると評価し、審査に際しての共通基準として趣旨、論拠、結論の3点を挙げた上で、素直な文章、誠実な考え方、日中関係への真摯な思いが重要であるとしました。

 続いて星屋秀幸審査員は、今年の作品は例年に比べて一段とレベルが上がっているという印象を紹介した上で、日本の若者が日中関係の重要さに目覚め、それぞれの立場で動き出していることはどれほど素晴らしいことか痛感しているとしました。

 これらの挨拶を受け、受賞者代表の高野かずみさんは、目まぐるしく変化する日中関係における草の根的交流の重要性に触れた後、吉林に赴いた際の体験や卒業論文での発見を踏まえ、今後も生涯に亘って中日双方のつながりを深めることに携わり続けたいとしました。さらに大学院で中国文学・文化を研究していことから、今回の訪中では各地を巡って実際の中国を見ることができることを嬉しく思っている旨の感想を述べました。


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受賞者代表 高野かずみさん


 最後に主催者、審査員、訪中団長等から優秀賞、入選、佳作の各受賞者にそれぞれ表彰状が贈られました。


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呉江浩大使と優秀賞受賞者


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西園寺一晃 審査員と入選受賞者


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星屋 秀幸審査員と佳作受賞者


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渡邉雄一郎 訪中団団長と入選受賞者

 入賞者のうち優秀賞受賞者10名、入選受賞者10名を始めとした訪中団26名については、本会理事の渡邊雄一郎氏(東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系 教授)を団長として、11月24日〜12月1日(8日間)の日程で、中国の北京と蘇州を訪問する予定となっています。現地では日中ワークショップなどを始めとした中国の若者との直接交流、文化体験、訪問見学などを通して中国への理解や日中交流を深めていただきたいと考えています。


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出席者全員の記念撮影


★優秀賞、入選、佳作の各受賞作品については、「人民中国」webサイトでご覧いただけます。

(文責:国際交流チーム 宮内孝子)






Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 15:38 | 日中未来共創プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
知日派大学生がクイズで競う〜「日本知識大会」開催〜(11月5日) [2023年11月09日(Thu)]
 11月4日、5日の両日、北京の中国人民大学で「笹川杯全国大学日本知識大会2023」が開催されました。

 この大会は、日本科学協会と中国人民大学が中国の大学の日本語学習者を対象として開催する“日本に関するクイズ大会“で、中国全国(4市22省1自治区)から97大学が参加しました。全ての日本語学科設置大学が約500大学という中国にあって、その1/5にあたる97大学(選手291名)が一堂に会し、“日本知識を日本語で競う”この大会は、中国版“日本知識の甲子園”とも言えるもので、中国の日本語教育界屈指のイベントとなっています。


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個人戦決勝(写真提供:人民網 張麗婭記者)

 5日の決勝戦の開会式で、中国人民大学の張東剛党委書記は、この大会の規模や影響力が益々拡大し社会の注目を集めていることに触れた上で、中国の若者の日本への関心の深化、日本語学習意欲の向上により日中文化交流促進のためのプラットフォームを提供するという本大会の意義について評価し、参加選手には、本大会をきっかけに日本の大学生との交流や協力などをさらに強化して欲しいとの期待を示しました。


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中国人民大学 張東剛党委書記(写真提供:人民画報 郭莎莎記者)


 続いて、日本科学協会の橋正征会長は、日中平和友好条約締結45周年の年に中国全国から約400名の学生・指導教師の参加を得て本大会を開催することの意義を強調した後、前日の予選で出題された問題の多くが自分たち日本人でも答えられない難問であったことに触れ、選手たちの日本文化・言語・文芸などに対する深い関心と理解を感じた旨を述べ、会場の選手たちには今後もこれまでに蓄積した知識や磨いた能力を十分に活かして進んでいってほしいとの期待を示しました。


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日本科学協会 橋正征会長(写真提供:人民画報 郭莎莎記者)


 続いて前日の予選・準決勝戦を勝ち抜いた11大学による団体戦、13名の選手による個人戦の各決勝が行われ、団体戦では天津外国語大学、個人戦では河南師範大学の黄旭鴻さんがそれぞれ特等賞を獲得しました。


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Q.)「漢委奴国王」の金印が発見されたのは、現在の何県?(個人戦)


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Q.)全国の神々が島根の出雲大社に集まるのは、何月?(団体戦)


<決勝戦結果>

★団体
特等賞 天津外国語大学
一等賞 浙江大学
    南開大学
二等賞 東南大学
    浙江越秀外国語学院
    大連大学
    華東師範大学
    西南民族大学
    北京大学
    中国人民大学
    江南大学

★個人
特等賞 河南师范大学 黄旭鴻
一等賞 中国人民大学 陳心語
    浙江越秀外国語学院 管亿嘉
    北京外国語大学 周宇豪
    上海海事大学 朱泳康
    武漢大学 辛宸
二等賞 長春師範大学 呂江涛
    瀋陽師範大学 王小雨
    洛陽師範学院 文治坤
    西南大学 彭肖潇
    聊城大学 王欣
    国防科技大学 林琳


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個人戦特等賞を獲得した河南師範大学 黄旭鴻さん(写真提供:人民画報 郭莎莎記者)


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団体戦一等賞を獲得した南開大学、浙江大学(写真提供:人民画報 郭莎莎記者)


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団体戦特等賞を獲得した天津外国語大学(写真提供:人民画報 郭莎莎記者)


 ※団体戦上位3大学と個人戦上位6名、開催大学である中国人民大学、合計20名については、2024年2月中旬に8日間の日本招聘を予定しています。

 コロナ禍を経て4年ぶりの開催となる今大会は、中国の日本語学習者にとっても久々の対面交流であり、各大学の選手たちも大学の授業は勿論、課外活動、チーム特訓など懸命な努力を経て大会に臨んだようです。

 多くの参加者の中には入賞できた選手、叶わなかった選手もいますが、結果がどうあれ、選手たちにとっても、指導教員にとっても、大会参加には大きな意味があったように感じました。
 本会の図書寄贈先の1つである東北財経大学選手の潘奥さん、指導教師の胡偉先生もそのように感じられた方々で、次のような感想を聞くことができました。

 2019年大会では参加のチャンスがなく残念に思った。今回、4年ぶりに大会が再開されることを知っていち早く参加を指導の先生に申し込み、以来ずっと幅広い知識の習得や理解に努めてきた。その成果を十分に発揮することはできなかったが、大会準備の過程で広まった知識や深まった理解はとても有意義であったと思う。(潘さんの声/要約)

 優れた選手たちが集まっていてわくわくしました。この大会は本学の選手にとって良い刺激と励みになった。ぜひ今後も続けていただきたい。(胡先生の声/要約)


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左から東北財経大学 胡先生、潘さん、趙瑞瑄さん、趙梓淇さん


 閉会式で日本財団の尾形武寿理事長は日中間の相互理解や友好における対面交流の重要性を強調した上で、今後も日本財団は多くの日中交流事業を支援していきたいと述べました。また、会場の選手たちに対しては、国の未来に対する責任を担う若者に対して、「国家が何をしてくれるか」ではなく「国のために何ができるか」を考えることの重要性に触れ、大学での4年或いは6年間に研鑽を積み社会に必要とされる人になって欲しいとの期待を示し、知識大会は閉幕しました。


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日本財団 尾形武寿理事長(写真提供:郭莎莎記者)

(文責:国際交流チーム 宮内)

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中国武術を通じた日中の民間文化交流 [2023年09月15日(Fri)]
 2023年9月5日、中国の少林寺訪日団が日本財団ビル(東京港区)を訪問し、少林武術の演武等を通じて日中の民間交流と相互理解を深めました。


 この交流は、中国河南省の嵩山少林寺第30代住職 釈永信氏を団長とする訪日団が、日中平和友好条約締結45周年記念事業の一環として実施する文化交流活動で、この日は、少林寺武僧2名による少林拳の演武披露となりました。


 演武に先立ち、日本財団 吉倉和宏常務理事は、日本財団は日中医学生交流や日中佐官級交流を始めとした多様な日中交流事業を実施していること、少林寺との関わりは笹川良一元会長の頃の普及・周知活動にまで遡ることに言及したうえで、「本日は、中国関連事業の一端を見ていただき、中国を感じ、交流を深めることで、各事業も深みをもって見ることができるのではないかと思う。まずは少林拳の演武という貴重な機会を楽しんで欲しい」との期待を述べました。











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演武を披露した延Y氏(左)延j氏(右)


 演武後、日本側観賞者から「迫力とキレのある演武を拝見でき、文化交流としても良い機会」、「演武者の息遣い、表情を間近で感じる臨場感は、感動的だ」、「緊張状態にある日中関係が、ほんの少しほっこりしたような温かな時間だった」、「中国武術の歴史の奥深さのようなものを感じた」、「言葉は無くても文化で演武者の心を感じられた気がする」等の声が聞かれるなど会場は大いに盛り上がりました。


 また、訪日団団長の釈永信方丈は、「少林拳を通じて日本財団や日本科学協会の皆さんと文化交流をすることができ非常に嬉しく思っております。こうした活動は日中の相互理解促進に繋がるものと期待しています」として今回の交流活動の意義を評価しました。

 この日を皮切りに訪日団一行は日本各地を巡り日中の文化交流を更に深めました。



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少林寺釈永信方丈(右)と日本財団尾形武寿理事長(左)



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日中の参加者




国際交流チーム






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日中未来創発ワークショップ〜海の未来を考えるin 沼津〜の開催(6月17日) [2023年06月20日(Tue)]
 地球規模で増え続ける海ごみが生態系に与える影響は年々深刻化し、海洋環境保全が喫緊の課題となる中、豊かな海を未来に引き継ぐため、若者目線で海ごみ問題を考えようという交流イベント「日中未来創発ワークショップ」が、6月17日、沼津御用邸記念公園 東附属邸学問所等で開催されました。

 このワークショップは、笹川平和財団(東京都港区、理事長:角南篤氏)が、 日本科学協会と学生団体(「京論壇」、「茶話日和」)の協力により開催するもので、日本人学生と中国人留学生(合計33名)が、海ごみ問題の中でも海洋プラスチックごみ問題に焦点を当て、未来視点で対話し、日中民間レベルでの協力可能性を探りました。

 参加者は、海岸清掃体験や 「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲーム、専門家によるレクチャー、対話などを通じて海洋プラスチックごみ問題の現状や具体的な取り組みを把握した上で、その削減方策等について、日中民間協力の観点からアイデアを出し合い、今後10年間のアクションプランに取りまとめました。 

 今回のワークショップは、昨年9月6日9月9日、日中国交正常化50周年記念事業として東京で開催された初回ワークショップに続く第2弾で、今後も第3弾、第4弾を開催する予定となっています。

◆ 海岸清掃体験

 この日最初のワークは、“海ごみゼロウィーク”活動の一環として、地元ボランティア団体「地球をきれいにする会」(代表:尾澤裕氏)ともに実施する牛臥海岸の清掃体験です。

 まず、尾澤代表から、60年〜70年前のこの海岸にはプラスチックごみが見られなかったこと、海ごみの多くはプラスチックごみであること、海ごみは絶えず漂着するため、今日きれいにした海岸も次週の清掃時には元の状態に戻っていて活動に終わりというものがないということ等、この海岸における海ごみのかつての状況と今の状況、清掃活動の現状などを紹介していただいた後、実際にペットボトル、プラスチック容器・製品の一部、アルミ缶、流木、紙ごみなど様々な漂着ごみの回収作業を行いました。


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尾澤代表からのレクチャー

 清掃体験後の参加者からは、次のような感想をいただきました。

・非常に細かいプラスチックごみが堆積していて、清掃が難しい
・海ごみの多くは川から流れついているということを知り驚いた
・一見きれいそうでも、よく見ると様々なごみが有って悲しい気持ちになった
・海ごみは砂の中にも有ることを知り、この問題は深刻な問題である思った
・海ごみ問題を研究しているのでこのイベントに参加したが、海ごみ問題は重要な問題と感じた
・海ごみの量の多さに驚いた
・マリンスポーツをしている人の姿と海ごみや流木は、非常に対照的であると感じた


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”海ごみゼロウィーク活動”に参加

◆「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲーム

 海ごみ問題を“自分ごと”として捉え多角的な観点から考えるきっかけを掴むため、石川千里さんと玉谷圭子さんにファシリテーターを担当していただき、参加者は「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームに挑みました。

 ゲームの舞台を“日本と中国が開発支援している近隣の第三国のあるまち”で、“海ごみ問題が深刻化している状況”と設定した上で、12チームに分かれた参加者が農家、漁業、林業、容器製造業、自動車製造業、清掃会社、メディア、役場、ボランティア等このまちの様々な職業を分担します。

 具体的には、各チームがその職業における海ごみ削減のための行動(カード)を選択すると、その結果が市民意識、技術、便利さ、ごみの汚れという観点からそれぞれポイント化されるので、その結果を他の職業チームと情報交換しながら社会全体として海ごみ問題の改善を目指すというもので、ゲームプレイを通して海ごみ問題の原因、削減のための取り組みや課題等を探りました。
 プレイ後の参加者からは、次のような声が聞かれました。

・良かれと思って選択した行動が、逆に市民意識の低下、ごみの増加に繋がることもあったので、環境に配慮する正しい知識が必要だ
・全ての側面が互いに関係し合っていると実感でき、良い学びとなった
・市民意識が高くなれば、ごみも減っていくので、自ら日々実行していく必要がある
・他のチームが選択する行動により自分のチームの結果も影響を受けるので、まち全体で情報共有することが大切だ
・思い通りにいかないことが多々あり、ごみ問題の複雑さを実感した
・まちを変えるためには、基礎となる市民意識と技術が必要だ


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海ごみ削減のための行動カードを「仕事面」と「生活面」から選択


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選択カードは4つの観点からポイント化

◆専門家レクチャー

 参加者が海洋プラスチックごみ問題について科学的視点でも考えられるよう、海ごみ対策の具体例から海ごみ問題への理解を深められるよう、日本財団 海洋事業部 シニア・オフィサーの塩入同氏から講話をいただきました。

 塩入氏は、まず、海ごみの約7割は自然分解することがないプラスチックごみであること、また、海ごみの8割は陸で発生していることに言及し、陸ごみが川へ運ばれ、川から海へ流れていく過程を紹介した上で、海より川、川より陸と早い段階でのごみ回収はより容易であり、より低コストであることから、できるだけ早い段階でのごみ回収の重要性を強調しました。

 さらに、海ごみは、広範な地域や国々に関係する問題であることから、自治体連携による海洋ごみ対策の具体例「瀬戸内オーシャンズX」を紹介し、海ごみ問題を根本的に解決するためには、自治体、企業、市民が協働して海ごみ削減のための行動を実践すること、ひとりひとりが海ごみ問題を意識し、地域社会や国、世界国々の意識が変わっていくこと、そして行動を実践することの重要性を強調しました。


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川のごみ拾いは海ごみ回収の「最後の砦」と、塩入氏

◆対 話

 この日最後のワークはブレインストーミングで、参加者は、海岸清掃体験、カードゲーム、専門家レクチャー等を通じて得られた理解、発想、気づきなどをベースに対話し、最終目標である海ごみ削減のためのアクションプランづくりに臨みました。

 今後10年間における日中民間協力で海ごみを減らすため、日中の“誰と誰が”、“どのようなアクションで”実現させるのか、実現のための“課題は何か”などをポイントに、グループ毎にアイデアを出し合った後、他のグループとの意見交換、ブラッシュアップを経てアクションプランを確定させました。


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グループ毎のアクションプランづくり

 最終発表では、海洋プラスチックごみ削減のため、プラスチック製品のリデュースやリユース、リサイクルの観点から日中間の学術ツアー、観光地のごみ巡り、自然分解素材の開発、廃プラスチックを活用した商品開発、フォーラム開催など様々なアクションが提案されました。
★グループ1
・アクション:企業協賛学術ツアー
・課題:企業の収益性、法制度の違い/分別法の違い
<参加者からの感想>
・日中間で学生の段階でごみ問題の意識をもてるのは良い
・技術所有権はどうするのか
・海洋研究とIT技術の組み合わせがいい
・企業のメリットが課題

★グループ2
・アクション:日中ゴミ巡り〜日中の大学と観光協会との協働〜
・課題:ビザ問題・意欲・資金
<参加者からの感想>
・観光をインセンティブに両国の意識改革を図るのは面白い
・お金がかかりそうだが、影響範囲は限定的
・日中両国の比較、データ収集は実践可能性が高く良性的競争を促せる
・観光とゴミ問題をミックスさせることに驚いた。具体性、社会性、独自性の説明も良い

★グループ3
・アクション:日中の研究機関による自然分解素材の開発と生産
・課題:開発資金、生産コストと販売価格、知的財産権、国により違う法規制
<参加者からの感想>
・知的財産権に関する課題が興味深い(法規制の面も)
・課題とそのソリューションに対して広範な考察がなされている
・その国の研究機関と企業が、なぜ、自国ではなく他国の研究機関と企業と協力するのかと思った
・生産の段階でその量を減らすことは良い

★グループ4
・アクション:日中デザイナーによる商品開発
・課題:収益化、著作権・特許等、資金・人材
<参加者からの感想>
・回収プラスチックの商品による循環のための考察とアプローチが面白い
・私もNIKEの環境にやさしい素材の靴好きなので、デザイナーの協力は楽しそう
・経済的な角度からの分析も大事、発展できない場合、環境も守れない
・協力に関わる法規制や著作権の複雑さがよく分かった

★グループ5
・アクション:日中フォーラム(研究機関、企業、学生ボランティア)
・課題:意識の低い人の参加、海ごみの対する国際的な意識
 <参加者からの感想>
・開催国を毎回変えるのはとても良い 国は異なっても海は世界に 1 つしかないので、その点を感じられたら有意義
・今のごみをどう減らす?これからのゴミはどうするか?この二つの問題提起が非常に良い
・ボランティアに継続性があるのかなと思った 一過性にならなってしまわないのか
・参加者のインセンティブの方策が面白い

★グループ6
・アクション:海ごみを減らすための諸対策
       (ゴミ分別制度、既存・今後のゴミ対策、日中韓協力研究、材料開発等)
<参加者からの感想>
・CO2 と同様に各国でごみの排出量を定めるのが面白い!民間レベルだと限界があるかもしれない
・規制だけでなくインセンティブも考慮しており、既存の枠組みをうまく拡張していて興味 深い
・对于现存的垃圾和未来的垃圾领着都有所考虑,不仅时中日两国之间,中日韩三国情况都有 所考虑
・学校教育の中に海洋ごみを取り入れるのはいいアイデア


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最終発表(Gr.3 自然分解素材開発)


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最終発表(Gr.5日中フォーラム)

◆講 評

 各グループが発表したアクションプランを受けて、塩入氏は、「今回のワークショップ参加者の中から海ごみ問題を解決できる人が出てくることを期待する」旨の講評を述べられました。

 また、笹川平和財団 海洋政策研究所 研究員の田中広太郎氏は、今回のワークショップのキーワードである日中民間協力に関して「法的な拘束力がある政府レベルの協力は動きが遅いが、民間レベルでは即効性がある。一人ひとりが動けば、世界的な動きになる」として、民間協力の意義を強調しました。

 ファシリテーターの石川さんは、「今日は楽しかったですか。楽しむということがとても大事だと思います。楽しければ自然と続けていくことができ、その継続がいつしか大きな力になる」として、今後も参加者が海ごみ削減のための活動を続けていくことへの期待を述べました。

最後に、主催者を代表して笹川平和財団 笹川日中友好基金 特任グループ長の尾形慶祐氏は、「今後もこうした交流の場を多く作っていきたい。交流に関する希望や提案があれば是非聞かせて欲しい。財団で手伝えることがあれば、全力で応援する」と参加者に呼びかけた上、「皆さんと共に交流イベントを開催し、共に国際交流の場を盛り上げて行きたい」との希望を述べてワークショップを閉会しました。


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「共に交流の場を盛り上げていきたい」と尾形慶祐氏


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海の未来を共に考え対話した日中の参加者











Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 13:18 | 日中未来共創プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ウズベキスタン・世界経済外交大学との覚書調印式 [2023年02月09日(Thu)]
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日本科学協会では、中国をはじめとしたアジア諸国の大学に日本の図書をとどけています。

寄贈対象大学にあらたにウズベキスタンの世界経済外交大学がくわわり、
2023年2月9日、同大学のサディク・サファエフ学長、日本財団の尾形理事長、
当会の高橋会長出席のもと覚書調印式をオンラインで開催しました。

「図書寄贈の機会に感謝します。
今後、日本とさまざまなプロジェクトを実施していきたい」
とサファエフ学長。

つづいて高橋会長は、
「図書寄贈はウズベキスタンと日本の相互理解と友好の深化につながる願ってもない機会」
と日ウ友好への期待を寄せました。

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覚書にサインする日本科学協会の高橋会長と、世界経済外交大学のサファエフ学長

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日本財団の尾形理事長を交えての記念撮影

尾形理事長からは
「今回の図書寄贈をふくめウズベキスタンと今後も教育プログラムの提携を進めていきたい」
と祝辞をいただきました。

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参加者全員での記念撮影

寄贈図書は初夏頃にウズベキスタンに届く予定です。
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 16:08 | 教育研究図書有効活用プロジェクト | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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