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癖があるクレーンは本当に乗りにくい。読者の皆様、体調不良には本当に気をつけよう! [2021年06月15日(Tue)]




※頭を上げる・下げる=起伏を起こす・倒す、高車=高所作業車

フックにワイヤーを付け、走行・巻き上げで取るのが一番やりやすいのだが、自分が勤めていた会社ではそのやり方では認めてもらえず、頭と旋回・巻き上げで取っていました。

もちろんクレーンのフックや玉掛用ワイヤーは振れるし、自分の思っていた方向とは別の方向に・・・というのは、まだクレーンの免許を取って間もないころの話で、障害者になった現在、同じことが出来るとは思えず、相当練習しないと上手になれません。現役時代、結局続かなくて辞めていった人がかなりいたので・・・

読者の皆様にはどのクレーンも同じだろうと、思うかも知れませんが、一機・一機それぞれにくせがある(例=走行が早い・遅い。巻き上げ・巻き下げが早い・遅い。運転手が巻き上げ・巻き下げの入力した時、反応が早い・遅い)
これは自分が免許を取って初めての2機吊り(相吊り)の時、そのようなくせがあるというのが最初全く判らず、何回か高車やブロックを引きずったり斜めに傾けたりして、先輩運転手に注意される事もよくありました。


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一番苦労したのは、頭を一番下に下げた状態(66.2度)での、玉掛ワイヤーを回収。

ブロックを吊るための専用の吊り具。

普通のワイヤーでブロックに玉掛したら、片方に加重がかかり最悪ワイヤー切断の危険がある。

それを防止する意味で滑車が付いて、左右どちらかいっぺんに加重が掛かり過ぎない様にしている。

滑車があるので、頭と巻き上げをゆっくりかつ慎重に巻いていかないと、ワイヤーとシャックルがどこかで引っかかったりして、設備破損の大事故になりかねることもあるので、一番緊張した瞬間で、ワイヤーの一番端っこが地上から離れた瞬間、今まで張っていた緊張が一気に解けてしまい、自分でもわかるくらい脱力感が半端なかったです。



世間では梅雨に入って中休みで晴れが続き、最高気温が30度以上、巷では熱中症・猛暑・熱帯夜という言葉が、あちこち飛び交っており、体調不良を訴える方が増えてきています。

予防するために、水分補給はもちろんの事、汗で失った塩分の補給も併せておこないます。

スポーツドリンクや経口補水液など水分摂取はもちろんの事、糖分や塩分も同時に取ることが出来きますが、飲み過ぎには注意!(糖分・塩分過剰摂取になる)

後、しっかり睡眠と栄養があるものや休息を取り、翌日の仕事に響かないようにしてください。

少しでも異変があったら、かかりつけ医やお近くの病院で、診察を受けましょう。



近所の梅の木を見上げると、たくさんの梅の実がなっており、「早く収穫してくれー」と言わんばかりに収穫されるのを待っています。

読者の皆様は、梅干し・梅酒・梅ジュースのうち、どれが一番好きですか?自分は特に、梅干しと梅酒が好きです。

でも、決して収穫して何も加工してない梅、青梅(あおうめ)は毒があるので絶対に食べないようにしましょう。

後は、梅の種があるのですが、一生懸命自分の歯で割って、中にある小さな実があり、名前は仁という部位ですが、食べると結構癖になってしまいます。

仁も同様、青梅の時には食べないようにしましょう。梅干しや梅酒みたいに付ける事によって毒素の成分がほぼ消失し、食べても害はほとんど出ないそうです。

皆様は、梅をどのようにして食べたり、飲んだりするのが好きですか?

加工済みの梅や熟した梅を食べても害はないそうです。

梅干しをたくさん食べ、今年の暑さは始まったばかりですが、バテしないよう乗り切りましょう。

(viper zero)


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