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十香(とおか)さんようこそ。皆様暑いですが、災害には気をつけましよう。 [2021年06月04日(Fri)]


ブログメンバに入りました十香「とおか」です、宜しくお願いします。
まだ入ったばっかりなので分からないことがありますが、先輩方に早く追いつけるように
一生懸命頑張ります。

(十香)


自分も働いていたころ、ヒヤッとしたことについて、お話ししていこうと思います。

暑さが落ち着いた23歳の9月下旬、当時三交代の勤務で、7時から15時まで働いていました。

その日もいつも通り、7時から勤務開始。

頭を上げると地上から約4メートル位の高さから、スラグ(鉄を作るのにできる副産物)にまびれた地金が膨れ上がっていて、今にも設備から落下しそうな感じで巻付いていた。

「良く成長したな」とほめてやりたいんだが、まさかその地金が、自分に向かって降りかかってくる危険予知もしなかった。

ブローが10分から15分くらいで終わり、主幹の人が次の工程に成品を持っていくとき、自分達が設備のメンテナンス(2ミリ位の穴に30センチくらいの長さの金属棒を差し込み、穴が塞がっていないか確認)をするのだけど、この時運悪く片方の穴が閉塞気味の為、少し通りが悪かった。

通りをよくするため、片方の穴に金属棒を差し込み、もう片方の穴が開くか片手ハンマーを勢いよく金属棒に当てた瞬間、振動で巻付いていた地金が勢いよく落下し、手摺に当たりバウンドし跳ねて、ケガしないですむかと思ったが、その時丁度運悪く作業スペースが狭く・暗い為、よけきれず左脚人差し指付け根に当たり骨折してしまいました。

最初は何事も無いように作業をしていたのですが、時が過ぎるに従い骨折の痛みも増して等々我慢できなくなってしまい、交代の責任者に報告し皆が救急車サイレンに注目する中、近くの救急病院に搬送され、大変恥ずかしい思いをしました。

レントゲン撮影をして医師の診断は、全治1ヶ月。その間仕事はさせてもらえず、ずっと今現在自分のおこなっている作業の作業標準書の見直しと、改善提案の作成(ほとんどがT賞で、C賞・D賞も取った事ある)だった。

災害速報を見た時、「多くの人に迷惑をかけたな、次から本当に気をつけよう」と心の中で誓った。

この時、上司が自分の顔を見る度に「お前!なんであんなとこで災害を起こすんだ!主幹さんから・・・」と毎日の様に言われ続けてきて、正直出社するのが苦痛だった。

骨折して半月が経ち、治りかけてきた頃、20tのバキュームカーの回送と100t天井クレーンに乗せてもらい機上でどの様な運転をしているのか、地上の人の動きなどを見学しながら勉強する機会があった。

その時は、まだ大型自動車とクレーンの免許は取っていなかったが、クレーン運転手に頼み込んで少し運転席に座らせてもらった。

運転席からの眺めは良く、地上に居る人たちはみんな米粒みたいに小さかったし、鍋(ドロドロに溶けた鉄が入っている入れ物)を吊り上げた時、鍋の淵からドロドロに溶けた鉄が
クレーン運転室の近くに来た時は、エアコンが効いていても熱くてたまらなかった。

骨折も完治し、いよいよ現場復帰の時、上司に言われた言葉「お前がこの会社で定年まで居るなら、絶対に災害は起こすな!」と励ましの言葉を頂きすごくうれしかったし、定年までこの会社で続けようと心に誓った。

読者の皆様も、労働災害には本当に気をつけましょうね。

(viper zero)
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