2018年11月05日
石けんとオイルと薔薇水のおはなし(その2)
2018年10月23日
石けんとオイルと薔薇水のおはなし
石けんとオイルと薔薇水のおはなし ・・・石けん編
秋も深まりお肌の乾燥を感じる季節になってきました。
樂ではずっとリピートしてくださるお客様が大勢いらしゃる
オリジナルの手作り石けんに加えて
コールドプロセスで丁寧に手作りされた
洗顔石けん、全身用ベーシック石けん、シャンプー石けんの
お取り扱いを始めました。
汚れはしっかりと落とし、保湿作用がある事。
お肌を健やかに保つために大変重要なポイントです。
手作り石けんとシンプルなスキンケアに出会う前の店主の肌は
大変な敏感肌で瞼や唇が赤く腫れたり
顔の皮膚はヒリヒリするほど激しく乾燥して
皮が剥けるほどでした。
高価な化粧品を使っても健やかな肌になることはなく
続けて同じ化粧品を使う事が出来ずに
アレコレ化粧品を渡り歩いていました。
そんな頃、縁あって石けん作りを学び
オイルの大切さ、薔薇水などのハーブウォーターの
お肌を健やかに保つ実力を体感しました。
今はまだ美肌とまでは申せませんが、
トラブルなく健康な皮膚になりました。
石けんで洗う→オイルを塗る→薔薇水を染み込ませる→
クリーム又はオイルで乾燥しないように蓋をする。
シンプルなお手入れですが、皮膚のバリア機能は回復しました。
メイク用品は石けんで洗い流せるタイプに変更しましたので
クレンジング剤は不要です。
石けんのご使用方法は、
たっぷりと豊かに泡立てて優しく丁寧に洗う。
力を入れて擦らない。これだけです。
化粧石けんの製造者Yumiko さんは薬剤師の知識と
手作り石けん経験の豊かさから
石けんについてのコラムを執筆されたり、
石けん教室の講師として活躍され
皮膚科クリニックでも扱われる石けんを作っていらっしゃいます。
そして店主の石けん作りの先生でもあります。
Yumikoさんのお肌は白くてもっちり
髪はツヤツヤでしっとり。
石けんで顔も身体も髪も洗って薔薇水とオイルで
シンプルにお手入れするだけなんです。
お肌を労わるお手入れの第一歩として良い石けんを
選ぶことは大切です。
次回は薔薇水とオイルのお話です。
2015年08月07日
樂の石けんものがたり
石けんを心地よくお使いいただくために
材料や製法についておはなしいたします。
*油、水、苛性ソーダを基本に
コールドプロセス製法で4週間かけて丁寧に手作りしています。
*石けんに使用する油
○エキストラバージンオリーブオイル
洗浄力、保湿力が高い
泡立ちは控えめで溶けやすい
酸化しにくい
○椿油
洗浄力、保湿力が高い
泡立ちが控えめで溶けやすい
洗髪に向く
酸化しにくい
○マカダミアナッツオイル
泡立ちは大きめ、マイルドな使用感
スキンケア効果の高いオイル
酸化しにくい
○ココナッツオイル
泡立ちがよく、硬い石けんに仕上がる
冷水、硬水でも使用しやすい
酸化しにくい
○パームカーネルオイル
ココナッツオイル同様のはたらき
肌あたりがマイルドになる
○パームオイル
溶け崩れを防ぎ、硬さを出すオイル
○ひまし油
もっちりとしたきめの細かい持ちのよい泡立ちになる
保湿作用がある
○ホホバオイル
非常に酸化しにくい
保湿力がある
○シアバター
保湿力に優れ、硬い石けんに仕上がる
酸化しにくい
*石けんに使用する香り
天然の精油のみを使います。
さらにその中でも皮膚刺激の少ないものを選んでいます。
*石けんに使用する色
天然クレイ(ガスールやピンククレイ)
ハーブや生薬
*石けんに加えるもの
やぎミルクや蜂蜜、黒糖、吉野葛などの安心素材
季節に合わせて配合を変えてお作りしています。
こうして出来上がった石けんは
鮮度を保つために脱酸素剤と一緒に密封して
店頭に並びます。
***心を込めてお作りしております石けんたちは
雑貨として販売いたしております。****
石けん教室でご用意いたします材料も上記のとおり
厳選したものをご使用いただきます。