この1年間に、私たちが目指しているものについてお知らせします。
私たちが接する京都府南部地域では、 誰に話し、何を手本にするのが良いか迷う親が増えています。 数年前までは、地域に親子の居場所さえあれば、 ある程度育児不安の軽減につながっていったような気がしましたが、 昨今は居場所に来ている人の中にも問題を抱える親が多く見受けられます。 特に、直接に京都府南部地域で子育て支援に関わっている支援者の中では、 親子の愛着形成がとりわけ必要であるということを感じている人が多いようで、課題として研究会で語られることが多くなっています。 かつて、親は地域で子育ての仕方を学んだと言われています。 しかし、最近になって、 そのルートが切断されていると感じることが多くなっています。 そこで、この課題解決のために、同じ地域に住む支援者が お母さんのためのお母さん的な役割を果たしていくことが必要な時代になってきていると考えています。 よって、この1年に実施する事業の目的は、 お母さんのためのお母さん的な役割を、地域の身近な人たち(地域の子育て支援者)が担えるようになるためのプログラム作成とし、 今年度は目的実現に向け、支援者が共に学び、交流できる機会を作りつつ、 プログラム作りに必要な知識と人的ネットワークを広げていくことと考えています。
具体的な事業については、HPをご覧下さい。
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