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「抱っことおんぶのサポート実践から見えてきたこと」 [2015年11月25日(Wed)]
生み育てる人の心と体に寄り添うための
子育て支援者「15のまなび」第12回
11月23日 
「抱っことおんぶのサポート実践から見えてきたこと」
迫きよみさんのお話しから

PB231419mini.jpg

滋賀県の重度知的障害者の施設で
保育士として11年仕事をされた経験の中で
一人一人の変化をつぶさに感じ取ることが、
子育て支援の現場で、赤ちゃんを見たさいに
赤ちゃんの気持ちや状態をぱっと見て気づける力、
皮膚をとおしたコミュニケーションが
できるようになったと思うとのこと。

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結婚して自分の子育てしながら
サークルを作ったり、抱っこひもの手作り教室を
開催されてきた経緯から、
京都キッズプロジェクトにかかわり、
行政を協同するにはどういう取り組みをしたらよいかを
考えるようになったとか。

自分の子育ての頃は
特別な支援を必要としない人や
適切なサポートがあれば大丈夫な方が8割くらいだった。
ところが、今は、特別な支援を必要としない層が
減ってきているのではないか?

PB231424mini.jpg

それというのも
抱っこひももネットで買う人が増えたぶん、
使い方がわからないという相談も増えてきたこと。

食事の支度の時どうしたらいいの?という相談で、
おんぶするのはできない、こわいという人もでてきた。

2010年から2年間、助成金を得ることができたので
70個ほどの日本、海外の抱っこひもの新品を
購入し、どういう説明がついているのか、
メーカーの社史なども調べ、輸入の意図や、
どんな商品が開発されたのかなども調べてみた。

いろいろ調べてみると、
日本には、商品の安全性を検査する安全協会は
あるものの、育児商品が、赤ちゃんの体の発達に
どういう影響があるのかを調査している機関もないこと。

抱っこひもという名称ながら、 赤ちゃんを運ぶ目的で
作られた輸入製品の 抱っこひもの使用が増えたあたりから、

赤ちゃんと視線を合わせるママが減り、
赤ちゃんの表情もボーとしていたり、
2012年には赤ちゃんサロンの2時間のあいだ、
おいたら泣くからと、赤ちゃんを抱っこひもに
抱いたママもでてきたこと。

日本には、おんぶやわらべ歌、 目をあわせて語りかける文化が
もともとあったのに、 抱っこひもの形が大きく変わったことで、
育児文化が伝わらなくなってきたように思う。

手作り抱っこひも「むぎゅto」と 制作、販売をしていく過程で
感じたのは、 抱っこひもを買うために 相談にこれるママもいるし、
月〜金の無料の子育てサロンにのみ 参加するママもいたりで、
子育てママが参加できるいろいろな切り口が
あってもいいんじゃないか?

これまでなら、自分にあうサイズ抱っこひもをつけると、
「あー楽」と言葉がでて、体で感じとることが
できるママがいたのが、
頭で考えたり、 外からの情報に頼る人が増えてきて、
自分の体で感じとることが極端に減ってきている。

今は、素手で赤ちゃんを抱くことや 目と目を合わせて
語りかけることを、 すべての親子に伝えていくことが
必要なのでは?

おんぶひもの使い方については、 講座の後、
わからなかったらまたここへきてねとは
言わないようにしてる。
それというのも、自分の身近なところで、
おんぶひもの使い方を教えてもらってねと伝え、
おんぶを新しいプログラムとして伝えながら、
地域や家族に返していくようにしたい。

子育て支援にかかわっている方は
押しつけや上からの言い方になりがちなところがあって、
これからは、伝え方や教え方を もっと工夫していく
必要があると思う。

まずは伝え方についての京都モデルを作ってみて、
それによって育児不安が減ったという実績を作り、
全国へと発信できたらと思っている。

ランチの後は、参加者の方の自己紹介と
ご自分の体験からのお話しも。
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実際におんぶひもを使ってのおんぶと
手作り抱っこひも「むぎゅto」を見たいという要望も
あって、 参加者の赤ちゃんをモデルに つけてもらった
のがこれ。

PB231430mini.jpg
この結び方だと、胸元もばってんにならず、すっきり。

ママの身長にみあった手作り抱っこひも「むぎゅto」

PB231432mini.jpg

赤ちゃんの足を、ママの腰にそわせるように抱くことで、
赤ちゃん自身のしがみつく力もついてくると、
2歳、3歳と体が大きくなり体重が増えてきても
じつは抱っこは楽になるもの。

実際は、幼稚園で3歳のお子さんをみてる方から、
最近の3歳児さんは、しがみつく感じがなく、
しっかりの抱かないといけないとか。

園児でも、自分の体のコアを保持する力がなくて
椅子にきちんと座ってられないお子さんも
でてきているらしい、 などなど、
いろいろな場面での情報交換もありました。

常日頃の支援の中で感じていたこと、疑問に思うことが
そういうことだったのかと整理できたという感想も
ありました。

大阪からや愛知といった、遠方からもご参加
頂く方もいて、ここでしか聞けない講座やお話
だからこそと思います。
講座も残すところ3回となりました。
皆様のご参加をお待ちしております。
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