2026年度講演会のご報告
[2026年06月03日(Wed)]
5月30日午後2時30分より、練馬駅近くのココネリホールで、2026年度の「これから」のメインイベントとなる講演会を開催しました。テーマは、「障害者と家族が知っておきたい成年後見制度〜みんなの『望み』を大切に〜」で、NPO法人成年後見ウィルの理事長である阿部由美さんを講師としてお迎えしました。
当日は、五月とは思えない暑い日でしたが、会員11名、非会員115名、これに今年からお願いしたボランティアスタッフ11名と「これから」スタッフ8名を加え、これまでで最も多い合計145名が参加しました。
講師の阿部さんは、障害を持つお子さんの家族として、また社会福祉士という専門家として法人を立ち上げ、障害のある方の成年後見に実際に取り組んでいらっしゃいます。
講演では成年後見制度の仕組みの基本について分かりやすく説明していただいた上で、他人である後見人に将来を託すことに不安を感じる障害者や家族に寄り添って、具体例を挙げながらお話してくださいました。また後見人の仕事の内容や、安心して利用するためのポイント、「親なき後」の備えや、法改正による成年後見制度の今後の見込みなどにも及ぶ行き届いた内容でした。
参加された方たちの中には障害を持つ方や、そのご家族もいらして、みなさん熱心にメモをとりながら聞き入っていました。「今すぐに後見人を選ぶ必要はない」「親が専門家とともに後見人となる複数後見という選択肢もある」といった説明に、ほっとした様子を見せる方もいました。質疑応答の際も多くの質問をいただき、応じきれないほどでした。
今回は、「これから」として初めて会場設営にボランティアのご協力をお願いしましたが、みなさん的確に熱心に動いて、講演会の影の立役者となってくださいました。また、会場設営に工夫をして、車いすの方、聴覚障害の方にも参加していただくことができました。今後も、このように、できるだけ多くの方々に参加していただける活動を続けたい、と強く感じた講演会でした。(酒向)
【講演終了後にスタッフが講師の阿部さんを囲んで記念撮影】

