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NPO法人成年後見推進ネット これから

NPO法人 成年後見推進ネット これから のブログです。
広く一般市民を対象として、成年後見制度を推進するために、成年後見制度の啓発普及活動、後見人育成のための教育活動、成年後見人の受任事業、成年後見を考えている介護家族への支援・相談活動、後見人の自己研鑚・情報交換の為の後見人ネットワークの構築を図ります。
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弁護士相談会のご報告 [2025年02月25日(Tue)]
2月19日(水)に石神井区民交流センター2階会議室において、今年度2回目の弁護士相談会を行いました。今回も土肥尚子弁護士にご相談に対応していただきました。13時から15時までに3枠を設けて相談の申し込みを受け付けたところ、3枠全てに予約が入りました。
 ただ、当日は14時から予約してくださった方が、相談会場がわからずに帰ってしまわれたということでキャンセルとなり、大変残念でした。ご案内の方法や事前の確認について、工夫する必要があるのではないかと反省しました。
 相談内容は、今回はすべて任意後見に関することでした。1件目は任意後見契約を考えているご本人の奥様がご相談者でした。身体的にも精神的にも色々な手続きや金融機関に行くことが難しくなってきたご主人が、二人いる息子さんと任意後見契約を考えているので、具体的にどうしたら良いかというご相談で、すでにご自身でも色々と調べていらして、不明な点を土肥先生に質問されていました。
 土肥先生は、ご不明点にお答えになるとともに、任意後見はご主人ご本人が、息子さんに自分のことをまかせたいという意思がはっきりしていることが大事だということを説明されていました。
 もう1人はお元気な88歳の独居女性で、担当の地域包括支援センター職員と一緒に相談にいらっしゃいました。こちらの方は、ご自身で、今はまだ元気で1人で生活できているけれど、いずれ自分で金銭管理ができなくなったり、入院や入所が必要になったときのために、今からできる準備をしておきたい。という明確な希望をお話しされていました。そのほかに、墓じまいや現在住んでいる自宅が、亡くなったご主人名義のままになっていることも気になっている様子でした。
 土肥先生から任意後見契約、見守り契約、財産管理契約、死後事務委任契約、そして遺言書といったひと通りの備えについてご説明があり、いずれにしても任意後見契約は結んでおいたほうが良いので、相応しいと思われる相手を探しましょう、という結論になりました。

 任意後見契約は、終活を考える際にも必要な方にとっては役に立つ制度です。一方で複雑なところもあり、誰に頼んでよいかわからないという声も多く聞かれます。そのため、まだまだ利用が少ないのが現状です。「これから」としても、任意後見制度についての相談や情報提供をもっと充実させる必要があるのだろうと、あらためて感じる相談会となりました。(酒井)
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