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NPO法人成年後見推進ネット これから

NPO法人 成年後見推進ネット これから のブログです。
広く一般市民を対象として、成年後見制度を推進するために、成年後見制度の啓発普及活動、後見人育成のための教育活動、成年後見人の受任事業、成年後見を考えている介護家族への支援・相談活動、後見人の自己研鑚・情報交換の為の後見人ネットワークの構築を図ります。
ホームページURL: https://www.npokorekara.net/
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2月のこれから塾のご報告 [2025年02月06日(Thu)]
これから塾 第80回
火災に備える・災害時の口腔ケア
2025年2月4日(火)13:30〜15:30
参加者:18名(うちスタッフ8名)
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 今回は予定をしていた「災害時の口腔ケア」の学習の前に、光が丘消防署警防課防災安全係地域防災担当の田村真由美様から、冬場に多発する火災にどう備えるか、並びに地震時の「家具転対策してますか」ということをテーマに、DVD視聴を含めてお話を伺いました
 火災からあなたを守る道具が二つ。一つは火災警報器、もう一つは消火器。火災警報器は半年に1回点検し、設置後10年を目安に交換しましょうとのこと。消火器は使用した場合、約8割が被害軽減につながっているといいます。以上のことは、消防署に説明チラシが置かれているので、一度目を通されることをお勧めします。
 「災害時の口腔ケア」については、練馬区高齢者健康支援係所属、歯科衛生士の清水美歩様から詳しくお話いただき、最後に「ねりまお口すっきり体操」(注)をみんなで行いました。災害時において口腔ケアがいかに大事かということ、お口の健康が心身の健康につながること、防災袋に口腔ケアセットを用意すること、等々たくさんのことを教わりました。口腔ケアは災害時には特に重要ですが、普段から心がけたいと思いました。
 (注)「お口すっきり体操」で動画検索できます。(喜多) 
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成年後見に関する弁護士相談会を開催します [2025年01月16日(Thu)]
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 今年度2回目となる「成年後見制度に関する弁護士の無料相談会」を次の要領で開催します。
 
 日時:2025年2月19日(火)
     13時〜 14時〜 15時〜 
     1回 45分程度で3組
 場所:石神井公園区民交流センター 2階 会議室1
 弁護士: 土肥 尚子氏(東京弁護士会)
 申込み: TEL: 090-7819-2581
      FAX: 03-5997-6345
      MAIL: npokorekara@gmail.com

  後見制度や関連する問題について、無料で弁護士に相談できる機会です。
 何かお困りのこと、聞いていてみたいこと等ある方はぜひお申し込みください。
2025年2月のこれから塾ご案内 [2025年01月16日(Thu)]
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今年最初のこれから塾は、災害時の口腔ケアについてのお話を予定しています。
詳細は下記のとおりです。

 テーマ:災害時の口腔ケア
 日時 :2025年2月4日(火)13:30〜15:00
 お話 :清水 美歩氏 歯科衛生士・高齢者保健指導専門員
     (練馬区高齢者施策担当部 高齢者支援課 
       高齢者健康支援係)
 場所 :街かどケアカフェこぶし(西武池袋線 練馬高野台駅北口)
 申込み:TEL:090-7819-2581
     FAX:03-5997-6345
     MAIL:npokorekara@gmail.com









































































































































































































































































































































































出張街かどケアカフェでの終活の話 [2025年01月16日(Thu)]
 ご報告が遅くなってしまいました。やすらぎシティ地域包括支援センターから、隣の東大泉地域集会所で定期的に開催している「出張街かどケアカフェ」にて、練馬区が発行した「私の生き方ノート」を使って、終活の話をしてほしいというご依頼があり、2024年の10月25日(金)10時から1時間程度お話をさせていただいて、質疑応答をお受けするという形で行いました。
 参加してくださったのは近隣住民を中心に10名程と、いつもボランティアで会を支えている3名の方、他の地域包括の職員さんも見学にいらっしゃいました。
 お話のタイトルは、「〜終活を考えよう〜 エンディングノートの書き方」として、最初に終活とは?というところから始めて、終活の目的や、やり始めるタイミング、内容、と言ったお話をしてから、後半は実際に練馬区が配布している「私の生き方ノート」を参加者と一緒に見ながら、何を見て書けばよいか、書くときの注意点等についてお話を進めました。
 終活は、誰にでも訪れる死について考えて事前に準備しておくことなので、誰にとっても必要であること、特にお子さんのいないご夫婦や、身寄りのないおひとり暮しの方にとっては、介護や医療についての自分の希望を叶えるためには、自分で事前に考えて、その希望を書面に残して、信頼できる人には伝えておく。財産についても、遺言書を書いておくことによって、遺される人の余計な負担を減らすことができます、ということをお伝えしました。
 ちょうどこの集まりの2週間後に「これから塾」で『遺言書を書いてみよう』という講座をやります。という宣伝をさせていただいたところ、ボランティアで関わっている方が「これから塾」にも参加してくださいました。(酒井)
2024年会員のつどいのご報告 [2024年12月09日(Mon)]
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 12月8日(日)午後2時から、ココネリ研修室2にて、毎年恒例の「会員のつどい」を開催いたしました。
 今回のテーマは今年発行された練馬区の「私の生き方ノート」です。
このノートは私たちが作成した「これからノート」の実績から共同監修に加わっています。
 酒井理事長の挨拶の後に、会員6名、非会員2名、事務局スタッフ8名の計16名が3つのグループに分かれて、練馬区発行の「私の生き方ノート」をテーマにグループトークを始めました。

 これも毎年恒例の事になりますが、最初のテーマとは関係なく、グループトークはどんどん話が弾み、膨らんでいって、一人一人がそれぞれに感じている事、悩んでいる事をお互い思い思いに話して、疑問に応えたり、自分の体験を話して共感しあったりします。
 各グループでの話し合いの内容は、次のようなものでした。
@元気なうちに身の回りを整理したい、終活をしたいと思っているがチャンスがなかった、だが思い切ってやってみたい。
A介護保険内外でのサービスについて、どこまでの葬儀をやってほしいか、いつまでも元気なのはいいが高齢になり過ぎると寂しい。
B延命治療の知識がある方から具体的な説明があったので、その上で延命治療についての自分の意思、あるいは家族の看取りの決断など、お互いの体験談を聞いて、考えを巡らせた。
 
 身近な家族や友人にはなかなか話しづらい事でも、「会員のつどい」ではお互いに真剣に話を聞いて応えてくれるので、有意義な時間を過ごす事が出来ました。 
 最後に参加された皆様の感想をご紹介します。
・なんでも話せて寄り添ってもらえる「これから」が素晴らしい。
・他の方々の意見が参考になった、素晴らしい話し合いで他の方々にも伝えたい。
・疑問だった事が全て分かった。素晴らしいつどいだった。

 来年(2025年)も「これから塾」や講演会、弁護士相談会を開催していきます。
その時々の問題を一緒に学んでいって、また来年の「会員のつどい」で話し合える日が楽しみです。(丹下)
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12月これから塾のご報告 [2024年12月09日(Mon)]
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2024年12月3日の「これから塾」は、「救急車の上手な呼び方・救急車の適正利用」というテーマで、練馬区光が丘消防署 警防課救急係 長尾氏に、「救急受診ガイド」という東京消防庁救急相談センターで作成したガイドブックを使いなから話をして頂きました。
 参加者は16名にスタッフ8名を加えて24名と、たくさんの方が参加されました。
 主なお話の内容は次のとおりです。
@ 救急車の都内と練馬区内の台数
A 救急要請で実際にあった事例について
B 救急車要請時の問題 軽症の方が救急車を呼ぶと近くの救急車がそこに出動して、その後に また要請があっても、近くに救急車がいない時は遠い所から出動することになるので時間がかかり、後から呼んだ方が重症の時は、命の危険が大きくなるという問題が生じる。
C ♯7119に相談して欲しい 実際に「救急受診ガイド」に載っているQRコードを、その場でスマホで読み込んでみるという体験を参加者みんなでやりました。
D 救急車を呼ぶ場合 救急車が来るまでにして欲しい事
E 絶対に救急車を呼んだほうがいい病状

 経験に基づく分かりやすいお話で、あっという間の1時間半でした。
講義中も質問が出ていましたが、お話終了後の質疑応答の時間にもたくさんの質問があり、皆さんの関心の高さを窺えました。
(塚瀬寿美子)
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消費生活展2024に参加しました [2024年11月25日(Mon)]
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 11月23日(土)、石神井公園区民交流センターにて、消費生活展2024が開催されました。
 今年は浜内千波氏の講演会、橘屋文吾氏の落語もあり、来場者数は昨年の500人を大幅に上回る948人となりました。
 「これから」は今年もブースで参加し、これから塾のチラシやニュースレター等を配布して、立ち寄ってくださった方々のお話を聞きました。
 自分はもう後見人を決めている、という方や、後見人をしたけど大変だった、という方、相談業務をしている方の経験談など、みなさん、色々とお話ししてくださいました。
 昨年と違う団体も増えて、ペットの防災を学べる団体、盲導犬と一緒に歩く体験をさせてくれる団体等、回っていて楽しかったです。閉会間際には休憩所代わりに椅子に腰かけて休憩する高齢者も来てくださって、和やかな1日でした。(千葉信子)
11月のこれから塾ご報告 [2024年11月09日(Sat)]
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2024年11月5日の「これから塾」は「遺言書を書いてみよう」というテーマで、実際に見本を元に遺言を紙に書いて頂きました。参加者は22名、スタッフ6名と大人数で街かどケアカフェを埋めてしまいました。
遺言書について全く分からないという方もいらしたので、基礎的な説明をした後に、書く時間をしっかりと取って書き始めてもらいましたが、すぐに質問が出てきました。
子供の兄弟間の遺産の割合で悩まれている方、遺言執行者は必要か、誰にしたらいいか、自分のこの考えで合っているのか・・・などの質問があり、特に遺言執行者についてはどういう事をする人なのかまだ想像がつかない方も多いようでした。「遺言書は日頃から考えてはいたけれど、実際に書き出してみると思っていたよりも難しい」とおっしゃる方もいました。また中には「もうしっかり遺言書の準備はできている」といった方もいて、皆様の関心の高さが分かります。
今回は下書きの下書きになればいいかと、遺言書を作成する前準備の大事な次の3点をお伝えしました。@自分の財産を確認する。A相続人を確認する。B遺言執行者を決める。
最後に私が法務局の遺言保管制度を利用した体験をお話ししました。予約制で前日に電話したところ、東京法務局板橋出張所では予約がとれませんでしたが、東京法務局に連絡してみたらキャンセルが出ていて、前日でも予約がとれました。形式的な不備を確認してもらう必要があるので、全体的には小1時間くらいかかります。そして死亡届が提出されると事前に登録している3名までの者に遺言書がある事の通知が届くことがわかりました。
質問は最後まで途切れることはなく、皆様が真剣に取り組んでいて、難しいのは実は「遺言書の書き方」ではなく、その内容についてなのだと改めて感じさせて頂きました。
(講師/これからスタッフ 丹下勝代)
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2024年度会員のつどいのご案内 [2024年11月06日(Wed)]
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 年に1回開催している「会員のつどい」を、本年も下記の要領で開催することになりました。
今年は「これから」が共同監修した、練馬区の「私の生き方ノート」が10月に配布開始となったこともあり、「私の生き方ノート」を使って、自分のこれからのことを考える時間をもちたいと思っています。ご興味のある方はどなたでもご参加いただけますので、お申し込みください。

 日時:2024年12月8日(日)14時〜16時
 場所:練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ)
    3階研修室2(西側)
 定員:40名
 参加費:会員無料 会員以外の方は500円
 申込み:NPO法人成年後見推進ネットこれから(酒井)
     TEL 090-7819-2581
     FAX 03-5997-6345
     MAIL npokorekara@gmail.com
出張これから塾のご報告 [2024年10月25日(Fri)]
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 10月21日午後1時半から、南大泉地域包括支援センター街かどケアカフェけやきで、出張これから塾「揉めない遺言書」が開催されました。事務局の丹下勝代が講師となり、遺言書とはどういうものか、何故あった方がいいのか、ということを1時間弱、話しました。参加者は男性6人、女性7人、ご夫婦で参加された方も1組ありました。
 遺言書では法定相続とは違う割合で遺産を配分できること、相続人以外にも遺産を遺せること、遺言執行者を決めておくことが必要、といったことが分かりました。
 また、自筆証書遺言と公正証書遺言それぞれの長所、短所の説明がありました。
自筆証書遺言は財産目録以外は全て手書きで、不備があると無効になることもあること。一方、資産総額に関わらず保管制度を3,900円で利用できるので、金銭的には負担が少ないことが分かりました。
 公正証書遺言は公証人が聴き取りをして書類を作成してくれるので、内容を確認して署名するだけでよいため、事務的には楽だが、公証役場へ払う費用は資産の総額によって変わるので、金銭的にはどうなのか、という疑問が残りました。
 話が進むにつれて、個人的な質問も多くなり、2時半前からは個別相談会になりました。
参加者は当事者感満載で、真剣に聴いてくださり、アンケートには「分かりやすかった」「考えてみる」等の言葉が多く見られました。11月5日のこれから塾「遺言書をかいてみよう」への参加申し込みも複数あり、充実した会となりました。(千葉信子)
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