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NPO法人成年後見推進ネット これから

NPO法人 成年後見推進ネット これから のブログです。
広く一般市民を対象として、成年後見制度を推進するために、成年後見制度の啓発普及活動、後見人育成のための教育活動、成年後見人の受任事業、成年後見を考えている介護家族への支援・相談活動、後見人の自己研鑚・情報交換の為の後見人ネットワークの構築を図ります。
ホームページURL: https://www.npokorekara.net/
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[ 「私の生き方ノート」記入支援セミナーご報告 [2026年02月28日(Sat)]
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 2月20日(金)の10時から、練馬区発行「私の生き方ノート」の記入支援セミナーが行われました。予定の会場が空調の関係で使用できなくなったために、大泉学園駅近くのゆめりあ内の会議室が会場となりました。急な場所の変更にも関わらず、7名の方が参加されました。
今回は「これから」スタッフの丹下が講師を担当しました。

 「私の生き方ノート」を初めて手に取ったという方や、名前と電話番号を記入しただけで、その後が止まってしまった方もセミナーに参加していらっしゃいました。 
 最初に「私の生き方ノート」を書く理由、なぜ自治体である練馬区がノートの活用を勧めるのか、お話をしていきました。
 練馬区では、行旅死亡人として対応した方が令和2年度の35件から、令和6年度68件と増加していて、団塊の世代が後期高齢者となった現在、さらに増加すると予想されます。
「私の生き方ノート」に記入していく事で、これから何が必要なのか、お元気なうちにどんな事をしていく必要があるのか、ご自身で理解するきっかけになります。いわゆる周りに迷惑をかけない事は、ご自身の尊厳を保つ事であり、人生の最後まで心穏やかに過ごすといったご自身のメリットにも繋がっていきます。
 お話しした後に、実際に「私の生き方ノート」のページを参加者と一緒にめくりながら、大事なポイントについて説明をさせて頂きました。

・鉛筆で書いてもいい
(間違えたり、変更があった時はどんどん書き換える)
・書けるぺージから書いてもいい
・書くのが面倒であれば、コピーして貼ってもいい
 (おくすり手帳など)
・電気、ガス、などの契約会社名は、なるべく記入しましょう。
・家系図は法定相続人だけを記入しましょう。
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 お話ししている途中からも、質問が多くありました。
「お墓については、海洋散骨を考えているが、それを書いてもいいのか」
「遺産分割について、「私の生き方ノート」に希望を書いてもいいのか」
「ノート」に希望を書くのはいいのですが、それを実現するのは遺されたご家族や関係者になるので、お元気なうちに直接伝えておく事がとても大事だと、質問された方にお答えしました。
 参加者の皆様は、ご自身のお気持ちと向き合っていらっしゃるのか、各自難しそうなお顔で帰られました。(丹下)
Posted by これから at 21:25 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
今年度2回目の弁護士相談会 [2026年02月22日(Sun)]
今年度2回目の弁護士無料相談会を、2月18日(水)午後に、石神井公園区民交流センター2階会議室で行いました。
 相談を受けてくださったのは、東京弁護士会の土肥尚子先生です。

 今回はちょうど3組の予約が入りました。1件目は子どもとの任意後見を考えているけれど、実際に利用したほうが良いのかというご相談。2件目は子どものいないご夫婦で、奥様の方が認知症で施設入所されているというご主人がいらして、今後夫婦としてどんなことを備えておけば良いかと相談されました。3件目の相談者は社会保険労務士で後見人をしている方で、被後見人の相続についてのご相談でした。
 また、1件目の相談が早く終わった時に、予約なしで来られた方がいて、土肥先生にご了解いただけたので、相談を受けていただきました。その方は、ご自身とご家族との関係に悩んでおられて、自分には支援員や相談員が就いているけれどうまく相談ができないと、ご自身の辛いお気持ちを話されました。弁護士に相談する内容ではなかったかと思いましたが、
土肥先生は真摯に相談者のお話を聞いて、辛い気持ちに共感されていました。最後には相談者は「話を聞いてもらえてうれしかった」と言って帰っていかれました。
 どの相談者も、ある程度ご自身で調べたり進むべき方向性を考えていらっしゃるようでしたが、弁護士の先生からのアドバイスを聞くことによって、ご自身の考えがより明確になったり、それでよかったのだと安心され、晴れやかな顔で帰って行かれたのが印象的でした。
 土肥弁護士にはいつも丁寧なご対応をしていただき、感謝申し上げます。(酒井)
ほっとサポートねりま主催の講演会参加 [2026年02月22日(Sun)]
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 2月18日に行われた、練馬区社会福祉協議会権利擁護センターほっとサポートねりま主催の講演会終了後に、これからのブースで成年後見等の個別相談会を行いました。
 講演会では、講師の日本司法支援センター本部シニア常勤弁護士の水島俊彦氏が成年後見制度と終活における意思決定支援の在り方に重点を置いてお話しされました。後見人の権利が強すぎると物事の決定に本人が関われなくなり、本人の思いがおろそかになるリスクがあることが指摘されました。DVDで家族による日常生活の意思決定支援のプロセスを鑑賞し、本人主体の意思決定支援が第三者(家族)主体の代理決定になってしまっている問題について、参加者同士で話し合いました。意思決定支援を適切に理解するための4つのポイント(人権モデルの考え方、本人の心からの希望の探求、支援チーム体制の構築、本人の自己選択と主導権の保障)や、終活を考えるときに大切な視点を養うツール、「トーキングマット」の紹介もあり、非常に内容の濃い講演会でした。
80名を超える参加者全員にこれからの活動を紹介した後の個別相談会では、任意後見契約でお願いできることと高齢者等終身サポート事業者が行うことの違いや、身元引受人や緊急連絡先になってもらうにはどうすればいいか、自分が亡くなった後の手続きをお願いする死後事務委任契約について等のご質問をいただき、2名の事務局メンバーが回答しました。(佐藤)
3月のこれから塾ご案内 [2026年02月11日(Wed)]
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 今年度最後になる3月のこれから塾は、終活にかかわる遺言書について、事務局スタッフで行政書士でもある丹下勝代がお話をして、その後皆さんに実際に書いていただく時間を設ける予定です。
下記の要領で行いますので、ご興味のある方はお早目にお申し込みください。

 日時:2026年3月3日(火) 13:30〜15:00
 場所:練馬高野台駅 街かどケアカフェこぶし
テーマ:遺言書を書いてみよう
 お話:行政書士 丹下勝代 (これから事務局)

 お申し込み
Email:npokorekara@gmail.com
  TEL: 090-7819-2581
  FAX: 03-5997-6345

2月のこれから塾のご報告 [2026年02月09日(Mon)]
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 2月3日(火)の第88回これから塾は、講師に特別養護老人ホームで生活支援をされている新井文代さんをお迎えして、「終末期における意思決定支援」についてのお話を伺いました。

 スタッフ6名と14名の方の参加でした。
理事長の挨拶の後、講師の新井さんのご紹介から始まりました。
 まず最初に「終末期」とは「回復する見込みがなく、死に向かう状態であると医師が判断した時期」であり、医師の診断による事を今回初めて知りました。

そして、延命治療について一つ一つ細かくお話をして下さいました。
これはいざという時、急に医師から回答を求められて、困った経験がある私としては
もっと早く落ち着いて知りたかった情報でした。
【経鼻経管栄養】
鼻から管を通して、栄養をとるが、痛み、違和感がある事。
【心臓マッサージについて】
高齢者は、骨が弱くなっているので肋骨が折れてしまうこともある。
【点滴による水分補給について】
水分もとれなくなった場合、高カロリーの点滴も有効だが、時と場合によってはできないこともある。
【痛みがある時はモルヒネも有効】
口から飲むモルヒネや貼り薬、塗り薬のモルヒネもある。
しかし、やはり麻薬は麻薬であり、使うと意識がなくなっていくことが多い。
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 昔は大家族だったのが、現在は一人暮らしの世帯が多く、家族の形が多様化している事。
自分自身は延命治療をしたくないが、家族としては、1時間でも長く生きて欲しいと思っている事。
 この考え方の違いによって、終末期における関係者の対応が困難になっていてmご本人、家族、施設や病院などの調整が必要という事が理解できました。

 自分の「意思」を元気なうちに、大事な人に伝える事が重要ですが、実は、その「意思」も変化するという事についても事例によって紹介して下さいました。

 日本人は昔から「死」について「そんな不吉なこと、縁起でもない」と話してこなかった経緯があります。
それは昔、大家族だった医療が発達していない時代の話です。

 現代では、自分の最期を自分で決めるために、縁起でもない話をしておく事が大事と、最後に講師の新井さんが教えて下さいました。(丹下)

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出張街かどケアカフェ(春の風サロン)でのお話 [2026年01月24日(Sat)]
 光が丘南地域包括支援センターで開催している出張街かどケアカフェ(春の風サロン)では、ここ数年、毎年1,2回の頻度で「これから」スタッフが講師となってお話をさせていただいています。今まで取り上げたテーマとしては、「これからノート」の書き方、任意後見制度、遺言書について等がありますが、今回は、昨年練馬区が作成して、区民に無料配布している「私の生き方ノート」を活用していただけるように、終活についてをテーマに、酒井がお話をさせていただきました。
 1月20日(火)の10時から1時間ほど、寒い中でしたが、光が丘7丁目の集会所には9名の近隣住民が集まってくださいました。終活についての一般的なお話の後、「私の生き方ノート」を見ながら、その中でも重要だと思われる、任意後見契約と死後事務委任契約、遺言書、延命治療について重点的にお話をさせていただきました。
 こじんまりとした空間での温かい雰囲気の中、話をする方もリラックスしてお話できました。ただ、参加者からのご意見も聞きながらと思っていたのですが、時間配分が難しくて、その時間がとれず、結局最後に質疑応答という形になったのが残念でした。
 講師として一番お伝えしたかったのは、まずは自分の現在の状況(自分の気持ちや身体を含めて、財産、家族構成、荷物等々)を把握することが終活の第一歩で、そのうえで、自分に必要だと思われることから準備をしていくことが大事、ということです。
 光が丘南地域包括支援センターのご担当者からは、次年度もお話をお願いしたいという、ありがたいご依頼を早速にいただきました。同じようなテーマでも、制度や参加される方の状況が変わることがあるので、それでもよいかもしれないというお話で、確かにそうだなと思ったところです。(酒井)
Posted by これから at 10:08 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2026年2月のこれから塾ご案内 [2026年01月12日(Mon)]
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 2026年最初のこれから塾は、2月3日(火)13時半〜 練馬高野台駅近くの街かケアカフェこぶしで下記の要領で開催いたします。
 今回は「終末期における意思決定 もしも…の時を考える」というテーマで、看護師で施設で多くの終末期の方とかかわった経験をお持ちの講師からお話を伺います。
 今回からは、会場の都合で定員を先着15名とさせていただきます。ご興味のある方はお早目にお申込みください。
 
 テーマ:終末期における意思決定「もしも・・・の時を考える」
 お話 :新井 文代 氏
     看護師・終末期ケア上級専門士・家族ケア専門士
 日時 :2026年2月3日(火) 13:30〜15:00
 場所 :街かどケアカフェこぶし 練馬高野台駅北口1階
 申込 :TEL:090-7819-2581
     FAX:03-5997-6345
     Email:npokorekara@gmail.com

*定員15名 (先着順)

どうぞよろしくお願いいたします。
弁護士による成年後見個別相談会のご案内 [2025年12月21日(Sun)]
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 2025年度2回目となる弁護士による成年後見個別相談会を下記の要領で開催いたします。成年後見制度に関係する疑問、お困り事等ありましたら、無料で専門の弁護士に相談できる機会ですので、お気軽にお問合せください。

日 時:2026年2月18日(水)13時〜16時 3組
場 所:石神井公園区民交流センター 2階 会議室1
担 当:弁護士 土肥尚子氏(東京弁護士会)

 予約申込
 お問合せ TEL:090-7819-2581
      FAX:03-5997-6345
      Email:npokorekara@gmail.com
「私の生き方ノート」記入支援セミナー20251219 [2025年12月21日(Sun)]
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 社会福祉法人練馬区社会福祉協議会権利擁護センターほっとサポートねりま主催により、12月19日(金)10時から小竹地域集会所で開催された、「私の生き方ノート」(「ノート」)の記入支援セミナーで、理事長の酒井と理事の酒向が講師としてお話しさせていただきました。終活の目的、ノートがどんな時に役立つのか、ノートに記入することで本人や家族にとってどんなメリットがあるのか等を説明した後、参加者全員一緒に、ノートの初めから終わりまで目を通していただき、具体的に記入する内容を理解していただきました。資産情報は、金融機関名・支店名だけ書いて口座番号は書かなくても大丈夫なこと、デジタル資産のID・PW等は一覧表にしてしまっておき、家族や信頼できる人に保管場所を伝えておくこと、元気な時に終末期医療における事前意思表明書を書いて家族全員に自分の希望を伝えておくこと等、要所要所でちょっとしたポイントもお伝えしました。
 セミナーの最後に、私たち「これから」が行っている色々な活動のPRもさせていただきました。
 9名の参加者は、熱心にメモを取りながら耳を傾けられていました。セミナー終了後には「分かりやすかった」、「よかった」といったお声もいただきました。また、「文字に書くのは苦手でなかなかできないが、日ごろから家族に自分の希望を口頭で伝えている」とうご意見もいただきました。(佐藤)
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Posted by これから at 15:26 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年会員のつどいご報告 [2025年12月10日(Wed)]
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 昨年に引き続き、今年も12月に「会員のつどい」を開きました。場所は練馬高野台駅前地域集会所、参加者は会員13名(内事務局スタッフ8名)でした。6名と7名の二つのグループに分かれて、今年を振り返り自由に話をしました。12月なのでクリスマス仕様のセッティングでお茶とお菓子を用意。笑い声が響いて、和気あいあいと話が進められました。
 様々な話題が出ましたが、みなさん関心の高いのはやはり“終活”です。すでに任意後見契約と委任事務契約を結んでいる方、そろそろと考えている方、その手前で身元保証人をどうしようかと調べている方、生前整理をしてきたがまた溜まってきてしまう、などなど、喫緊の課題やできることから取り組みながら、なおもあれこれ思い悩むことについて話が尽きませんでした。それでも話しているうちに、一歩でも進めたい、進められそうと、考えるヒントや力をもらったのは私だけではなかったと思います。
 少人数でプライバシーに関わることも突っ込んで話ができ、中身の濃い懇談になりました。一方で、もっと多くの会員の方たちに参加してもらえるような魅力ある会にすることが必要、という意見もありました。また、「これから」の活動についても、こういう風に役立ったという例や、こういうことを知りたいという希望など、ご意見をいただき、そうしたニーズに応えていきたいという思いを強くしました。(喜多)
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