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古今東西こんちゃん亭



社会福祉協議会で仕事している社会福祉士です★

これまでに、生活困窮状態の方の個別相談や支援、
NPO ・ボランティア活動等への組織・地域支援、
中学校の生徒支援員等をやってきました。
団体支援と個別支援の両方の側面からのアプローチで
本質的な支援を目指します。(^_^)/

『社会的排除』しない、させない社会づくりを目指しています*

趣味は、吹奏楽鑑賞♪
吹奏楽コンクール(県大会、中国大会、全国大会)の
演奏を聴きに行ったり、3000人の吹奏楽(京セラドーム)を
見に行ったりしました♪
高校生の演奏が好きです。
一生懸命さや必死さ一音一音に賭ける思いが伝わってくる演奏に
毎度感動していますハート(トランプ)。・゚♡゚・。ハート(トランプ)。・゚♡゚・。ハート(トランプ)

あとは倉敷のまち★ひとが好き★

災害ボランティア(広島、熊本)にも参加しました。
地元の方やボランティア仲間との関わりが
嬉しかったです。

仕事や想いなど自分自身のことなど思いついたまま綴っています★

何か感じ取っていただけるものがありましたら幸いです☆.。.:*・


よろしくお願いします♡


本当に困っている人は窓口にたどりつけていない、のです!! [2014年01月25日(Sat)]
写真 (60).JPG

『「よりそいホットライン」岡山報告会
 生き難さを抱える人たちを包み込める地域づくり
 今、私たちが取り組むべきこと』と題して
報告と基調講演とシンポジュームが行われ参加してきました。

私が印象に残った言葉としては
「本当に困っている人は窓口にたどりつけない」ということでした。

本当に困っていて助けが必要であるにも関わらず、その方に手が差し伸べられていないということ。
また、SOSを発することができていない人をどうしたらよいか
という視点に立って考えられた上で成立したのが「生活困窮者自立支援法」であると知りました。
この支援法の対象者は「生活困窮者」ではありますが
複合的な課題を抱えてしまわざるを得ないリスクの多い社会情勢の中、
課題を抱えて精神的、経済的に立ち行かなくなり行き(生き)詰まった方、
またその予備軍の方全てが対象となると思いました。

写真 (59).JPG


個人的には奨学金返還問題(大学進学のために奨学金を借り入れたが、
卒業後安定した仕事に就けず
借金を抱えたままになってしまう若者の問題。
さらに返済にあたっては元本が減るのではなく、
増えた利子への
返済となるのでいつまでたっても元本の返済が終わらない状況になっている。)
に関心を持っていますが、若者だけに限りらず、
安定的雇用の保障が失われてしまっている現在、
何を頼りにしたらよいのだろうといわざるを得ない状況です。
しかも、家族間の関係性の希薄さもその追い風になっています。
社会からも家族からも誰からも存在や価値を認められないとした状況の中で
孤独になり病気になったり、自死を選択しようとする心境に至ったとしても
不思議ではありません。


写真 (58).JPG



社会的包摂サポートセンター代表理事の熊坂義裕さんは
元岩手県宮古市の元市長さんで内科医。
2011年に被災3県で24時間対応の電話相談を始められました。
その電話相談を全国展開したものが「よりそいホットライン」です。
熊坂さんは震災で困窮したのではなく、震災でそれが浮き彫りになったと捉えています。
失業手当が切れ生活保護世帯が増えてきたが、
今後は自殺者が増えることが懸念されるそうです。
熊坂さんの患者さんの中にも震災で亡くなられた方がおられたそうです。
震災にあって社会がどうなっているかが分かったとも言われていました。
見えていなかったものが見えてきたということでもあります。
課題がなかったのではなく、見えていなかっただけ…。
つらい立場の隣人は明日の自分と捉え、
誰にでも起こりうることでもあると言われていました。
「震災は人を選ばない」という言葉が「明日はわが身」の実感を伴います。

DV被害者支援の活動をされている「さんかくナビ」の貝原さんからは、
行き場がないDV被害者の実態を訴えられました。
DV被害者の6%が性暴力被害に遭っています。
子どもの支援や当事者の心の回復も対処療法的にできるものではありません
。自己肯定感を高めながら生活再建に向かえるよう支援されていますが、
当事者の心の回復が行える充分な体制が整っているとは言いがたいそうです。
セルフグループをつくったり、ストックハウスで生活用品を提供したり、
シェルターを退所後も当事者を孤立させないよう実家のような役割を果たしているそうです。

こらーる岡山診療所の山本昌知先生は、
「コミュニケーションできていると思わないこと」と言われていました。
当事者の方は社会から切り捨てられる不安(恐怖心)を持たれている状態であるということ
、と相手に変化を求めるとこちらが負けるという表現をされていました。
「相手に変化を求めない」ということはこちらの思い(価値観)で相手を裁かない、
押し付けないことであり、相手にとっては現状を否定され存在拒否に繋がり
、新しいエネルギーが出てこないので、内発的変化を求めるためには
伴走支援が大切だと説かれていました。
心のことについてお話をされるのって山本先生らしいな〜と思いながら、
一人一人の「蔵」=大事な思い、その方の真髄を見せてもらえる関係性が大事で
「相手の変化を求めない」ことがその関係性を構築していくはじめの一歩と
なっていくのかなと思いました。

県社協の吉田光臣さんの話からは生活者の意識が変わり、
自分の地域の課題に関わる人が増えることが大事との話がありました。
地域で民生委員さんや福祉委員、ボランティアの理解と協力が必須とのことです。
地域のためと思ってやってきたことが結局は自分のためになる、
そのための手立てを社協さんも試行錯誤されながらおこなわれていると思いました。
誰かの役に立っている有用感を持つことで自信にもつながり居場所ができれば
その方らしい生き方ができていくとも言われていました。

まとめでも
・「本当に困っている人は窓口にたどり着けない」そんな生きにくさがあり、
 誰にも相談できていない。
・カミングアウトした瞬間、地域で暮らせなくなる。

そのような状況で、存在を否定せず、本人中心で制度を当事者に合わせ、
住民主体で地域のつながりの再構築ができていけばという話で締めくくられました。

これまで対応できてこなかった大きなニーズ(複合された課題)に対して、
生活困窮者という枠組みで国や自治体、関係者というリソースを投入することで、
同じ方向で話を進めていくベースができたと言えるでしょう。
その上で、制度という枠組みの中にどう魂を入れていくか、
関係者がどうやっていけるのかがとても大事になります。
国の方が「この会場に居られる方は、
今後何らかの役割を担って関わっていかれる方だと思います。」との話がありました。
私自身、何ができるのだろうとも思うのですが、生活困窮者自立支援法が成立し、
H.27より実施されていくことは決まっていて、
その中で今私は「社会福祉事務所」で仕事をしている不思議さや
めぐり合わせを感じています。
何ができるのかどうかはわかりません、
けれど何らかの役割や担う必要があったときには
その役を果たしていきたいなと思いました。

本来、働いて税金を納めることで社会を支え
次の世代にバトンタッチしていけるリレーランナーになりうる人たちを
増やして行くことを目的として生活再建を支えていくこの法律がどう機能するか、
どう機能させていくことがでできるかどうか、
官官、民民、官民協働で支えながら育てていける仕組みになっていけばと思っています。

多くの方が参加したこのシンポジューム、
民民協働でできあがったネットワークが
視覚化(見える化)できてきている感じがしてうれしかったです★
今後も繋がり続けながら自分の役割を見定めていきたいです。
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