「NPOのための、活動の価値を伝えるプレゼンテーション講座」に参加しました。
[2011年10月31日(Mon)]
「NPOのための、活動の価値を伝えるプレゼンテーション講座」に参加しました。
プレセンについて一度はきちっと学んでおきたいと思っていたので、よい機会でした。
講師は、ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役社長 森戸裕一さんでした☆
スピーチとプレゼンの違いを分かった上でないと、「プレゼン」を語れないな〜と思いました。プレゼンの語源の「present」(贈り物)という意味合いから「何」を「誰」に「どう」贈るのか、考えられることはいっぱいありそうでした。
NPOの場合、近年だと事業委託や事業提案などで書類審査→プレゼンという場に立つことが多くなっています。「事業を勝ち取るため」に他との差をつけられるプレゼンを行っていかないといけないのは、NPOも企業と同じです。
事業をこの団体に任せられるという安心感と信頼感を得るためのプレゼンとは?そのポイントや細かいけれど効果的なテクニックを教えていただきました。
ざらっと羅列(私の印象に残ったところ)
・相手が何を欲しがっているのか←それをどう探るか
・さらに、期待されているもの(現実をどう変えてくれるのか)に対してどう行動するのか
・NPOは「思い」はある。しかし、組む相手にとっては「思いが重荷」に感じられると、
協働相手にはなりえない。
・事前準備をしっかりする。とことんまで準備をやりきることが自信になる。
・自信があれば、そのような雰囲気を醸し出し、オーラとなって空気を作っている。←気持ち
が外に出る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この話を聞いたとき、この夏の吹奏楽コンクールのことを思っていました。
「ここまで練習しきった!」「この楽曲をここまで演奏できる!」「やりきれる自信」みたいなもの感じたのは、学芸館高校と高松中学校だったな〜、と。
多少の音のズレやミスもあったはずですが、
そこを吹き飛ばしてくれるような雰囲気があったのです★
なんかオーラが違っていたもんね。(私が見て感じたところですが)
中国大会へ行って当然、みたいに思えたもんね。
学芸館についてはその先まで見えていた気もします。
審査員はそのようなところを感じ取って点数を付けているのかもしれない、そう思いました。
私自身、聞くにあたって感情が入ってしまう学校は別で、どうも冷静にはなれませんが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・聞き手の分析(聞き手の立場を想定する→仮説を立てる)
聞き手の期待は何か?
何を担ってもらいたいと思っているのか?
団体に対する信頼や評価(団体の何を伝えれば信頼を得ることにつながるか)
専門知識の有無(相手はどのくらいの専門知識をもってるのか)
聞き手の構成は?
・キーマンは誰か(最終決定権を持っている人にアプローチする、アイコンタクトをおくる)
・どうすればこちら側に引き込めるか(空気をこっち側寄りにできるか)
・相手にどう見られたいか、どう思わせたいか→では、どう演出するか
・想定質問をつくり、どう回答するかを考える
・前もって質問されそうなことに答える。
また、質問されたくないところにもっていかれないための工夫をしておく
・不利なところをつぶしておく
・話の「間」を取る→「間」のあいだは相手が考える時間となる
などなど
いろいろあるのですが、
この講座を受講して、プレゼンとは「しっかりとした、こまかな資料をまとめ上げ、
理路整然に流暢に話すこと」でなくていいんだ!という認識になって楽になりました。
自分のことばで話すのが大事で、そうでないと相手に伝わらないと思えたし。
あと、私が
「100人いたら100人共感されるプレゼンってありますか?」と質問したのですが
「ありません!」って。
あぁそうなんだ!それでいいんだ!と腑に落ちたんですよね。
講師の先生は逆に数人に反感をかわれるプレゼンに「よしっ」と思うそうで。
反感をもたれるプレゼンにも意図があるのだろうし、自信があるってことなんだろうなと思いました。
相手のことを考えて、何でどうアプローチすればどう相手を巻き込むことができるかを考えればいいんだと思えて楽になりました。
「自分の考えをいかにわかってもらうか」っていうのが私にとってはすごく難しくて。一方的なのが苦手なんです。
相手にとって自分の考えはどうなのかという視点で考える方が最近楽だな〜と思えたりもしていたので。
双方向性っていうのが心地よかったりします。
そこで、こちら側も気づけるという感じかな〜。お互いにWIN-WINの関係みたいなのがいいなと思う。
しかし、金を取ってくる。事業をとってくる。ってのはあまじゃないからね〜。
昨今は、今までNPOの領域だったところに民間企業が参入してきているそうなので。
も少し危機感持った方がいいかもしれません。
殿様仕事じゃ駄目だし、思いだけで突っ走っていてもダメなんじゃないかって思う。
事業型NPOであるならばそれなりに考えていかないとと思う。
本当の意味でプレゼンができるNPOというのは、
団体としても事業としても成り立たせていける組織だと思えたな〜。
自分たちのやりたい活動をするのではなくて、
ニーズ(顕在・潜在含めて)を把握し、そこをどう変えていけるのかの提案ができ、
行動プロセスが示せる団体に育てば、必然的にプレゼン力もついてくるような気がした。
個人でいえば、就職活動ってコトになると思います。
自団体をどこまで把握できていて、それを相手によって切り口や見せ方を考えたり、
アピールできて、一緒に組むメリットを示せないとね。
恋愛と一緒か〜。相手を振り向かせるために何をするか、みたいな☆
そんな研修を受けました★プレゼンって楽しいかも〜と思ったのでした☆
プレセンについて一度はきちっと学んでおきたいと思っていたので、よい機会でした。
講師は、ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役社長 森戸裕一さんでした☆
スピーチとプレゼンの違いを分かった上でないと、「プレゼン」を語れないな〜と思いました。プレゼンの語源の「present」(贈り物)という意味合いから「何」を「誰」に「どう」贈るのか、考えられることはいっぱいありそうでした。
NPOの場合、近年だと事業委託や事業提案などで書類審査→プレゼンという場に立つことが多くなっています。「事業を勝ち取るため」に他との差をつけられるプレゼンを行っていかないといけないのは、NPOも企業と同じです。
事業をこの団体に任せられるという安心感と信頼感を得るためのプレゼンとは?そのポイントや細かいけれど効果的なテクニックを教えていただきました。
ざらっと羅列(私の印象に残ったところ)
・相手が何を欲しがっているのか←それをどう探るか
・さらに、期待されているもの(現実をどう変えてくれるのか)に対してどう行動するのか
・NPOは「思い」はある。しかし、組む相手にとっては「思いが重荷」に感じられると、
協働相手にはなりえない。
・事前準備をしっかりする。とことんまで準備をやりきることが自信になる。
・自信があれば、そのような雰囲気を醸し出し、オーラとなって空気を作っている。←気持ち
が外に出る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この話を聞いたとき、この夏の吹奏楽コンクールのことを思っていました。
「ここまで練習しきった!」「この楽曲をここまで演奏できる!」「やりきれる自信」みたいなもの感じたのは、学芸館高校と高松中学校だったな〜、と。
多少の音のズレやミスもあったはずですが、
そこを吹き飛ばしてくれるような雰囲気があったのです★
なんかオーラが違っていたもんね。(私が見て感じたところですが)
中国大会へ行って当然、みたいに思えたもんね。
学芸館についてはその先まで見えていた気もします。
審査員はそのようなところを感じ取って点数を付けているのかもしれない、そう思いました。
私自身、聞くにあたって感情が入ってしまう学校は別で、どうも冷静にはなれませんが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・聞き手の分析(聞き手の立場を想定する→仮説を立てる)
聞き手の期待は何か?
何を担ってもらいたいと思っているのか?
団体に対する信頼や評価(団体の何を伝えれば信頼を得ることにつながるか)
専門知識の有無(相手はどのくらいの専門知識をもってるのか)
聞き手の構成は?
・キーマンは誰か(最終決定権を持っている人にアプローチする、アイコンタクトをおくる)
・どうすればこちら側に引き込めるか(空気をこっち側寄りにできるか)
・相手にどう見られたいか、どう思わせたいか→では、どう演出するか
・想定質問をつくり、どう回答するかを考える
・前もって質問されそうなことに答える。
また、質問されたくないところにもっていかれないための工夫をしておく
・不利なところをつぶしておく
・話の「間」を取る→「間」のあいだは相手が考える時間となる
などなど
いろいろあるのですが、
この講座を受講して、プレゼンとは「しっかりとした、こまかな資料をまとめ上げ、
理路整然に流暢に話すこと」でなくていいんだ!という認識になって楽になりました。
自分のことばで話すのが大事で、そうでないと相手に伝わらないと思えたし。
あと、私が
「100人いたら100人共感されるプレゼンってありますか?」と質問したのですが
「ありません!」って。
あぁそうなんだ!それでいいんだ!と腑に落ちたんですよね。
講師の先生は逆に数人に反感をかわれるプレゼンに「よしっ」と思うそうで。
反感をもたれるプレゼンにも意図があるのだろうし、自信があるってことなんだろうなと思いました。
相手のことを考えて、何でどうアプローチすればどう相手を巻き込むことができるかを考えればいいんだと思えて楽になりました。
「自分の考えをいかにわかってもらうか」っていうのが私にとってはすごく難しくて。一方的なのが苦手なんです。
相手にとって自分の考えはどうなのかという視点で考える方が最近楽だな〜と思えたりもしていたので。
双方向性っていうのが心地よかったりします。
そこで、こちら側も気づけるという感じかな〜。お互いにWIN-WINの関係みたいなのがいいなと思う。
しかし、金を取ってくる。事業をとってくる。ってのはあまじゃないからね〜。
昨今は、今までNPOの領域だったところに民間企業が参入してきているそうなので。
も少し危機感持った方がいいかもしれません。
殿様仕事じゃ駄目だし、思いだけで突っ走っていてもダメなんじゃないかって思う。
事業型NPOであるならばそれなりに考えていかないとと思う。
本当の意味でプレゼンができるNPOというのは、
団体としても事業としても成り立たせていける組織だと思えたな〜。
自分たちのやりたい活動をするのではなくて、
ニーズ(顕在・潜在含めて)を把握し、そこをどう変えていけるのかの提案ができ、
行動プロセスが示せる団体に育てば、必然的にプレゼン力もついてくるような気がした。
個人でいえば、就職活動ってコトになると思います。
自団体をどこまで把握できていて、それを相手によって切り口や見せ方を考えたり、
アピールできて、一緒に組むメリットを示せないとね。
恋愛と一緒か〜。相手を振り向かせるために何をするか、みたいな☆
そんな研修を受けました★プレゼンって楽しいかも〜と思ったのでした☆
【NPOの最新記事】