令和2年度岡山県災害救援専門ボランティア研修会に参加しました。
[2020年12月07日(Mon)]
令和2年度岡山県災害救援専門ボランティア研修会に参加しました。
「明日、災害が起きても現場で動けるための実践研修」として、災害ボラセンの運営について学びました。内容は、「災ボラとは」の概要、ニーズ対応、ミニサテライト体験、ボランティアマッチングなど。ワークショップもあり実践的な内容でした。
平成30年西日本豪雨災害時、私は災ボラ運営というより、通常業務、社協本体事務所勤務だったので、災ボラの断片的なところしか経験していません。それが、肩身が狭かったりしていました。たまに災ボラに入ってよくわかっていなくて失敗して落ち込んだり
個人的に真備に関わりつつ、物資支援の橋渡しとか、写真洗浄のボランティアに参加したり、情報収集、情報発信とか。
新見の土砂災害の災ボラ運営のサポートの経験で、何となく災ボラ運営の流れでわかっていないところの穴埋めができたかな、なんて思ってみたり。
今回の研修で、災ボラの立ち上げ〜運営の内容〜日々の対応などが一連の流れとして経験でき、自分的には追体験できた感じでした。あのころを思い返してみたりもして、なんだか、日々緊張感、緊迫感の中にいたんだな〜とか、振り返りが出来たりもしました。
なかなかあのときのあの時期の混乱と混とんとした日々を振り返るのはエネルギーが要るものだと思いました。きっかけがないとできなかったけど、なんだか整理されていく感覚。
研修ではICTの活用についても解説があり、災ボラ運営もICTを活用して、効率よく、またミスコミュニケーションを減らすツールとしてとても有効だと思いました。倉敷での災害支援活動の場合、災ボラと社協の本体事務所との場所が離れていたので、互いの様子や本体事務所からすると現場の(最新の)様子が分からなかったことで、判断できないまま課題が積み残っていくという苦しい状況もあったので、ICT活用、例えばZOOMで災ボラ、本体事務所、サテライト、ミニサテライトをつないでおけば、それぞれの様子が分かり、連絡も取りやすいと思いました。
ワークでニーズ対応やマッピングやミニサテライトの流れも経験でき、あのときこうだったよなぁと今だから感じられることや詳しく知らなかったミニサテライトの動きなどを知ることができ、自分の埋めたいピースのコマを埋めていく感覚でした。
参加者の中には、災害ボランティア仲間のメンバーもいて久々にリアルに会うことができて嬉しかったり、真備の支援に関わってくださっていた(今も関わってくださっている)方からお話を伺うことができたり、高校生が参加していたり、高校生の子はおばあちゃんと一緒に参加だったりで、いろんな方が参加していていることを肌身で感じることができました。
災害ボランティアって誰でもが参加できて敷居が低いのかもしれない。「目の前の困っている人を助けたい。」という気持ちが動かされるし、泥だしや家財搬出など単純な力仕事や家の掃除の手伝いならできるかもって思えるもんね。
実際は、においがきつかったり、感染症の心配もあるし、被災された方にとっての思い入れのあるものもあるから何でも搬出して片付ければいいってものでもないし、泥は重いし、家財も重いし、ボランティア同士でもいろいろあることもあるし…。
それでも、「誰かの何かになりたい思い」が自然と湧いてくる現場だもんね。
「どうしたらいいのかわからない」と途方に暮れる思いもしている方と「何か力になりたい」という思いをつないで形にしていく、「どうしたらいいのかわからない」を「どうにかなるかも」と希望に変えていくためのコーディネーションをしていくのが、災ボラの、そして社協の役割だと思う。そういうところに関わることを仕事としてやっている。「仕事」だけど「志事」なんだよね。
そんなことを感じた研修でした。
この研修を修了することで「岡山県災害救援専門ボランティア登録」の「災害ボランティア・コーディネーター」に登録することができるので申し込みをしてみました。
「私も誰かの何かになれればなぁ〜。」と気持ちを新たにした研修会参加でした。
「明日、災害が起きても現場で動けるための実践研修」として、災害ボラセンの運営について学びました。内容は、「災ボラとは」の概要、ニーズ対応、ミニサテライト体験、ボランティアマッチングなど。ワークショップもあり実践的な内容でした。
平成30年西日本豪雨災害時、私は災ボラ運営というより、通常業務、社協本体事務所勤務だったので、災ボラの断片的なところしか経験していません。それが、肩身が狭かったりしていました。たまに災ボラに入ってよくわかっていなくて失敗して落ち込んだり

個人的に真備に関わりつつ、物資支援の橋渡しとか、写真洗浄のボランティアに参加したり、情報収集、情報発信とか。
新見の土砂災害の災ボラ運営のサポートの経験で、何となく災ボラ運営の流れでわかっていないところの穴埋めができたかな、なんて思ってみたり。
今回の研修で、災ボラの立ち上げ〜運営の内容〜日々の対応などが一連の流れとして経験でき、自分的には追体験できた感じでした。あのころを思い返してみたりもして、なんだか、日々緊張感、緊迫感の中にいたんだな〜とか、振り返りが出来たりもしました。
なかなかあのときのあの時期の混乱と混とんとした日々を振り返るのはエネルギーが要るものだと思いました。きっかけがないとできなかったけど、なんだか整理されていく感覚。
研修ではICTの活用についても解説があり、災ボラ運営もICTを活用して、効率よく、またミスコミュニケーションを減らすツールとしてとても有効だと思いました。倉敷での災害支援活動の場合、災ボラと社協の本体事務所との場所が離れていたので、互いの様子や本体事務所からすると現場の(最新の)様子が分からなかったことで、判断できないまま課題が積み残っていくという苦しい状況もあったので、ICT活用、例えばZOOMで災ボラ、本体事務所、サテライト、ミニサテライトをつないでおけば、それぞれの様子が分かり、連絡も取りやすいと思いました。
ワークでニーズ対応やマッピングやミニサテライトの流れも経験でき、あのときこうだったよなぁと今だから感じられることや詳しく知らなかったミニサテライトの動きなどを知ることができ、自分の埋めたいピースのコマを埋めていく感覚でした。
参加者の中には、災害ボランティア仲間のメンバーもいて久々にリアルに会うことができて嬉しかったり、真備の支援に関わってくださっていた(今も関わってくださっている)方からお話を伺うことができたり、高校生が参加していたり、高校生の子はおばあちゃんと一緒に参加だったりで、いろんな方が参加していていることを肌身で感じることができました。
災害ボランティアって誰でもが参加できて敷居が低いのかもしれない。「目の前の困っている人を助けたい。」という気持ちが動かされるし、泥だしや家財搬出など単純な力仕事や家の掃除の手伝いならできるかもって思えるもんね。
実際は、においがきつかったり、感染症の心配もあるし、被災された方にとっての思い入れのあるものもあるから何でも搬出して片付ければいいってものでもないし、泥は重いし、家財も重いし、ボランティア同士でもいろいろあることもあるし…。
それでも、「誰かの何かになりたい思い」が自然と湧いてくる現場だもんね。
「どうしたらいいのかわからない」と途方に暮れる思いもしている方と「何か力になりたい」という思いをつないで形にしていく、「どうしたらいいのかわからない」を「どうにかなるかも」と希望に変えていくためのコーディネーションをしていくのが、災ボラの、そして社協の役割だと思う。そういうところに関わることを仕事としてやっている。「仕事」だけど「志事」なんだよね。
そんなことを感じた研修でした。
この研修を修了することで「岡山県災害救援専門ボランティア登録」の「災害ボランティア・コーディネーター」に登録することができるので申し込みをしてみました。
「私も誰かの何かになれればなぁ〜。」と気持ちを新たにした研修会参加でした。