
みどりヶ丘栄養課より 端午の節句、彩御膳、山独活[2021年06月22日(Tue)]
季節のものや北海道の自然の食材を楽しんで頂く行事食。
ここでは3つの行事をご紹介します。
5月5日には端午の節句として、鯉のぼりオムライスをのせた大人様プレート、ポトフ、手作り水羊羹と三色蒸しパンをご提供させて頂きました

可愛らしいお膳になるように旗を飾ったり、鯉のぼりも一つ一つケチャップで絵を描きました。
今ではなかなか外に鯉のぼりを飾っているお家も少ないですが、お食事で昔を懐かしみながら楽しんで頂けたのではないでしょうか。
続いて5月21日には「彩御膳」ということで、道産のアスパラを楽しんで頂けるように考えました。
大豆そぼろと卵の押し寿司には道産黒米の層と2層にして作りました。
他にはアスパラの天ぷらと、アスパラの旨味をシンプルに味わって頂くため茹でアスパラを、
茶碗蒸しや五目なます、黒糖ミルクわらびもちをご提供させて頂きました。
道産のアスパラを楽しめる期間も短いので皆さんとても喜ばれていました。
春の到来を告げるアスパラの甘みは何とも言えない幸福感がありますよね♪
翌週の26日には頂きものの山独活(ウド)を天ぷらと酢味噌和えにしてご提供させて頂きました。
山独活も短い期間しか食べられない、春を感じられる貴重な山菜ですね。
入居者様もとても喜んでくれました

独活も葉は天ぷら、茎の部分は酢味噌和え、皮は金平に、と余す所なく食べることができて、部位によって色々な楽しみ方が出来ることも魅力ですね。
春を感じられる食材を今年も蕗の薹、アスパラ、山独活と楽しんで頂けたのではないでしょうか。
温暖化で気候も変わってしまい、昔から馴染み深い食材を食べようと思っても以前より採れなくなってきているものも多いですね。季節で食べられるものを頂く。そんなお食事を皆様には楽しんでいってもらえたらと思います。