菰野小学校4年生総合学習でいろんな福祉体験をしました [2017年11月14日(Tue)]
今回、10月18日(水)と20日(金)、11月9日(木)の3回、菰野町社協も関わらせていただきました。 10月18日は、視覚障がいの方と、それを支えるガイドヘルパーの方がゲストティーチャーとして、お話と「サウンドテーブルテニス(視覚障がい卓球:STT)」を体験していただきました。 「サウンドテーブルテニス」は、昨年に続き、体験してもらっています。 ⇒ 昨年の様子はこちら ゲストティーチャーより、「見えないことについて」「普段の生活について」「STTを始めたきっかけ」などについて話していただきました。 色を識別する機械や音声で物を教えてくれる機械、点字器や点字シールなど、日常で視覚障がいを補う機器も紹介してもらいました。 実際に、みんなでゲストティーチャーさんと「SSピンポン」で対戦です。 「STT」は視覚障がい者の競技であり、ルールも厳しいのですが、「SSピンポン」は視覚障がいのある方だけでなく、子どもから高齢者まで誰もが楽しめるスポーツです。 全国大会にも出場し、金メダルも獲っているゲストティーチャーさんから点を取ることができた児童さんもいました。 SSピンポンの体験を通じて、誰でも関わり合えるようになることの大切さを学んでいただけたかと思います。 保健福祉センターけやきでも、SSピンポンをやっていますので、また体験してもらえるといいですね。 続いて、10月20日は、車いすにのったゲストティーチャーの方に来ていただきました。 実は、ゲストティーチャーの方は、昨年も菰野小学校に来ていますが、以前と現在のご本人の状況も変わっており、児童の皆さんにどのように伝えようかと社協職員も迷うところもありました。 それでも、ゲストティーチャーの方は、前向きに、そして、子どもさんたちに伝えたいことがあると、今回のために尽力してもらいました。 「障がい」を理由にあきらめないこと、やってみたいことにチャレンジすること…。 これらを皆さんに伝えていただきました。 そして、11月9日は、社会福祉協議会職員が4年生児童の皆さんに車いすの使い方について説明をしました。 みんなが普段、授業や休憩時間に歩いたりしている場所にも、車いすでは通りにくい場所もあります。 実際に、小学校の屋外で実践しました。 また、使い方だけでなく、お手伝いをする上で、大切なことなども伝えました。 何よりも相手のことを考え、思いやる気持ち…。 サウンドテーブルテニスのゲストティーチャーの方も、こう話していました。 友達が声をかけてくれたから今の自分がある、と。 これから菰野小学校4年生の皆さんは、各クラスごとに車いすの体験を実践されます。 皆さんも友達を大切に、そしていろんなことにチャレンジしていってくださいね。 by HR
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