女川の獅子振り復活 まつり基金で夢かなう [2012年11月16日(Fri)]
獅子振り復活を願う復興協議会メンバー 「道具は流されたが、子どものころからやっていた獅子舞は体に染みついているので、空白があっても、以前のように演技ができる…」。東日本大震災で、大きな被害を受けた宮城県女川町は伝統芸能の獅子振り(獅子舞)が盛んな町だった。だが、獅子頭や太鼓、笛、衣装など、獅子振りの道具もすべて流失してしまった。そうした獅子振りを行う団体が編成した女川町獅子振り復興協議会(鈴木成夫会長)に対し、日本財団は地域伝統芸能復興基金(まつり基金)から約3000万円の支援を決め、11月3日、女川町総合体育館で贈呈式があった。 |