小さなことでもできることを・・・ ブログマガジン2010年最終号 [2010年12月28日(Tue)]
(2008年 コスタリカにて) 日本財団関連のニュースをお伝えしている「日本財団ブログマガジン」は、28日が本年の最終回です。1年間のご愛読ありとうございました。卯年の新年は1月4日からスタートします。変わらぬご支援とご指導をお願いいたします。 日本社会は混迷を続けています。そうした時代にあって、私たちは日々何ができるかということを自問自答しています。その答えの一つが「ハチドリのひとしずく」ではないかと思います。ハチドリは米国からアルゼンチンにかけて生息する鳥類の中でも最小に属する鳥で、ブンブンとハチのような羽音を立てるのが特徴だそうです。この鳥に関してアマゾンではこんな話が残っているそうです。 「森が燃えていました。森の生きものたちは われ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけは 行ったり来たり。口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。動物たちがそれを見て、そんなことをして いったい何になるんだ、といって笑います。クリキンディはこう答えました。私は、私にできることをしているだけ」 「小さなことでも出来ることをやればいい、それが集まれば大きな(森の火を消す)力になるかもしれない」。そんなことをこの寓話から感じ取ります。 2007年1月から本格的に始めたブログ形式による日本財団関連のニュース配信は、間もなく5年目に入ります。私たちは新年も「ハチドリの精神」で、さまざまな分野の話題を伝えて参る所存です。読者の皆様のご多幸とますますのご活躍を祈念します。よいお年をお迎えください。(日本財団情報グループ広報チーム) 以下に2010年の日本財団に関する主要ニュースをまとめました。 |