中国人民解放軍佐官級20名が来日 [2006年10月26日(Thu)]
中国人民解放軍の佐官級を中心とした20名の士官が来日している。政府間の交流が途絶えている防衛部門において互いを理解しあうため、笹川日中友好基金が招聘したもので、今回で6回目となる。今年6月には、日本の自衛隊の佐官級11名が、中国を訪問している。
一行は、23日、熊本県にある陸上自衛隊西部方面総監部を訪問後、第8師団にて、74式戦車などの装備を視察した。翌24日は、航空自衛隊第12飛行教育団を視察。ここでは、空軍の李秋上級大佐が航空機操縦シミュレーターの操縦桿を握り、瀬戸内海上空の視察を疑似体験した。自衛隊の視察においては、最新鋭の装備を視察したいとの願いは叶わなかったが、防衛施設訪問の合間のひと時では、阿蘇観光を楽しみ、夜は、居酒屋に繰り出し、日本酒に舌包みを打つ豪傑も登場した。 この後、海上自衛隊の観艦式への出席、防衛庁訪問などを行い。31日帰国の途に着く予定。 なお、10月25日晩の第6回中国人民解放軍佐官級訪日研修団レセプション会場での笹川陽平会長の挨拶はコチラをご参照ください。 ![]() 装備を視察する訪中団 |
