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本当に安全なのか?マラッカ海峡 [2006年08月30日(Wed)]

 8月上旬、英国のロイズ保険組合はマラッカ海峡を戦争・テロ危険海域の指定から解除した。昨年6月に海賊事件が多発するマラッカ海峡は危険海域に指定されていたのだ。
 
 以後、沿岸国の警備が強化され、海賊被害は減少傾向にあったが、今年7月以降、再び海賊が活発化し、5件の海賊事件が発生、うち1件は日本関係船が被害を受けている。
 
 日本財団は、マラッカ海峡を中心とする海賊対策にいち早く取り組み、海賊被害の実態調査や海賊警報装置の開発、海賊対策国際会議や海上保安機関長官級会合の開催を積極的に支援し、世界をリードしてきた。しかし海賊問題は日本に限ったことではない

 当財団会長笹川陽平は2005年6月、国際海事機関において「海の安全確保のために海峡利用国は沿岸国と力を合わせ、応分の負担をする必要がある」とマラッカ海峡の安全確保のための新しい枠組みの創設を提案した。マラッカ海峡は、年間9万3千隻の船舶が通航し、近年では経済発展のめまぐるしい中国にとっても重要な海峡になったためだ。
 
 9月にはアジア海賊対策地域協力協定が発効し、新たな国際協力体制が動き出そうとしているが、海賊事件が多発しているインドネシア、マレーシアは、未だ同協定への参加を表明していない。マラッカ海峡での海賊・海上テロ問題が解決されるわけではない


イユケチル島(インドネシア領)から見たマラッカ海峡
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 15:36 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
ヨルダン・ハッサン王子 日本財団で講演 [2006年08月24日(Thu)]

 世界宗教者平和会議出席のため来日中のヨルダン王国ハッサン・ビン・タラール王子(57)が8月23日夕、東京都港区の日本財団ビルで講演。

 会場には政治家、中東地域を中心にした各国大使、外務省、マスコミ関係者ら120人が詰め掛け、加藤紘一・自民党元幹事長も姿を見せた。

 ハッサン王子はフセイン前国王の実弟で、アラブ・イスラム諸国の開明的指導者として国、宗派を越えた幅広い影響力を持つ。26日から29日まで国立京都国際会館で開催される第8回の世界宗教者平和会議でも講演する予定。

 この日は、レバノン南部でのイスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラとの交戦など緊張した中東情勢もあってか、全体に慎重な言い回しに終始、直接的な意見の表明は避けたものの、中東地域を西アジアと位置付けた上、「日本には平和の文化がある。アジアの人々の声に耳を傾け、前向きの役割を果たすべきだ」と語った。

 ハッサン王子は1997年、チェコ・プラハに世界の指導者・知識人を集めてスタートした「フォーラム2000」の主要メンバーの1人。

 今年1月、ハンセン病患者・回復者の差別撤廃に向けカーター米元大統領ら12人の連名で発表された「グローバル・アピール」の署名人の1人でもある。フォーラム2000を支援し、WHOのハンセン病制圧特別大使でもある日本財団・笹川陽平会長と長い親交があり、今回の講演となった。

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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 17:54 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
番外編「海賊の掟」 [2006年08月23日(Wed)]

 「海賊の掟」 

 今年の夏、最も人気のある映画は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第二作「デットマンズ・チェスト」である。不敵な海賊ジャック・スパロウ船長を演じる。人気俳優ジョニー・デップの演技に魅了された人も多いことだろう。

 実は、海賊は、銀幕の中だけではなく、現代の海上にも存在している。マラッカ海峡、ソマリア沖などが危険海域だ。

 日本財団が海賊問題に取組み始めたのは、1998年。以来、海賊対策において常に日本だけではなく世界にむけ問題提起を続けてきた。海賊問題を担当してきたのは、現在、広報チームリーダーを務める山田吉彦である。

 山田は、昨年、「日本の国境」(新潮新書)を執筆し、日本を取り囲む海の問題を提起した海事研究者でもある。今般、日本財団の取組んできた海賊問題、マラッカ海峡の航行安全対策など取りまとめ、さらに、日本および世界の海賊史を取りまとめた「海賊の掟」が新潮新書から発刊された。

 海洋問題、海上安全などを考えるにあたり、参考にしてほしい。

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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 11:03 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
北京五輪から正式種目OWS [2006年08月18日(Fri)]

オープンウォータースイミングに1700余
北京五輪から正式種目

8月12、13の両日、マリンスポーツの振興を目的に「湘南オープンウォータースイミング2006」が湘南海岸で開催された。日本水泳連盟、笹川スポーツ財団などでつくる「湘南オープンウォータースイミング実行委員会」の主催で、国内大会では最多の1757人が参加し、700人を超すボランティアと共に大会を盛り上げた。

1996年、福岡で初の国際大会が開かれたオープンウォータースイミング(0WS)は、以来、国内での開催が増え、全国で年間約50レースが行われている。特に男女10Kmレースは、2008年の北京五輪から正式種目となった。

OWSは遠泳と違いタイムを競う。「泳力」だけでなく、強い逆潮や高いうねり、他選手との接触など、過酷な状況を乗り越えるタフな「精神力」が求められる。五輪代表選手の選考方法はまだ確定しておらず、今大会は今後の代表選手選考を視野に入れ、国際水泳連盟のルールを準用して実施された。

メーンの10kmレースには男女232人、6kmには573人が参加、それぞれ199人、554人がゴールまで泳ぎ切った。このほか6k、2.5kレース(フィンスイミングを含む)では小中学生が10位以内に入る健闘を見せた。


江の島が望める「湘南OWS2006」の会場
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 17:28 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
新タイプの舟券売り場、登場 [2006年08月11日(Fri)]

 新タイプの競艇舟券売り場として注目を集める「ORALE」(オラレ)の第1号が8月8日、佐賀県唐津市呼子町にオープンした。

 舟券はこれまで全国24ヶ所の競艇場、23ヶ所のボートピアを中心に発売されてきた。

 オラレはこれら大型発売施設とは逆に、窓口10窓以下の小規模施設。全国にきめ細かく配置することで売り上げ増と新たな集客を目指す。

 目標は当面3年以内に30ヶ所、10年以内に300ヶ所。

 落ち込みが目立つ各地の駅前商店街の空き店舗などを競艇情報化センターを通じた日本財団の費用(上限1億円)で改修する。
 
 運営主体となる地元自治体に売り上げの一部を還元することで地方の活性化に寄与する狙いも込められている。

 発払機2,3台のミニタイプから、競艇の中継設備も備える小規模場外タイプまで地域の実情に合わせた整備が進められる見通しで、1ヶ所当たりの平均売り上げ目標額は1日300万円。

 2005年度の競艇の売り上げは9750億円。最盛時の半分以下に減少しており、オラレが競艇業界の今後に占める役割は大きい。


ORALE(オラレ)1号店
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 16:18 | 総合 | この記事のURL | コメント(1)
「日本沈没を科学する」 [2006年08月02日(Wed)]

この夏、日本を代表するSF作家小松左京原作の「日本沈没」が劇場において好評を博している。

 東京・お台場にある船の科学館では、映画会社と提携して、企画展「日本沈没を科学する」を開催している。この企画展では、海洋研究開発機構が所有する有人潜水調査船「しんかい2000」の実物を展示すると共に海底火山噴火の映像などを公開し、海底や地殻についての知識と情報を提供している。

 2004年12月に発生したスマトラ沖大地震による津波被害を考えると、日本沈没もありえない話ではない。また、本年5月にもインドネシア・ジャワ島中部地震でも津波による被害が発生し多大な被害をもたらした。

 研究者によると、当面、日本が沈没するほどの天変地異は考えにくいそうだが、地震や津波に限らず、集中豪雨による洪水や土砂災害、旱魃による食糧不足など、世界各地では多くの自然災害が発生している。

 人間は、自然無くしては生ることはできない。自然の驚異に畏怖するのではなく、自然災害から自らを守る正しい防災知識を持つことが必要である。


有人潜水調査船「しんかい2000」
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 16:05 | 海と船 | この記事のURL | コメント(1)