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塩野七生「海洋文学大賞特別賞」受賞 [2006年07月26日(Wed)]

7月25日、第10回海洋文学大賞の贈賞式が行われた。今年の大賞受賞作品は、海洋文学部門が尾ア竹一氏の「命の呼子笛」、海の子ども文学賞が今井恭子氏の「十二の夏」であり、特別賞は、「海の都の物語」など地中海を舞台にした歴史小説を多く手がけている塩野七生氏だ。

海洋文学大賞は、1996年、「海の日」の制定を記念して、国民の海への関心と興味を高めてもらうことを目的として創設された。年間400から500作品の応募があり、文学賞低迷の状況にあっては健闘してきたといえる。しかし、今回、10回の節目を持って当初の役割を果したことから幕を閉じることとなった。

過去の入選作品には、ナホトカ号による油流出事故や海賊事件を題材にしたものなど話題を集めたものもあった。また、海洋を題材とした作品を手がけた作家などへ贈られる特別賞には、故白石一郎氏をはじめ、錚々たる文人が名を連ねていた。

挨拶に立った日本財団 尾形武寿理事長は、選考委員をはじめご尽力いただいた皆様に感謝するとともに、国民の海への理解がより促進される様、次のステップへ向かって行きたいと10年をしめくくった。


海洋文学部門大賞受賞 尾ア竹一氏

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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 14:49 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
求められる「教育」とは [2006年07月20日(Thu)]

求められる「教育」とは
小野田自然塾指導者養成セミナー

近年、青少年による犯罪が増加し、若者の自律的な生き方や道徳的価値観の欠如を指摘する向きも多い。今求められる「教育」とは何か。里山森林、海などでの自然体験や農業などを通して、さまざまな取り組みが各地で行われている。

1974年、フィリピン・ルバング島から帰還した小野田寛郎さんが主催する「小野田自然塾」(本部・東京都中央区)もそのひとつ。小野田さんは帰国後、ブラジルに渡り、かつて多くの移民の方々が苦労した農場経営を成功させた。その後、ルバング島、ブラジルでの多岐にわたる経験を日本の青少年育成に活かすため、1989年にこの塾を設立。「人は人とのつながりの中でしか生きていけない」をモットーに、福島県・塙町の小野田自然塾キャンプ場での野外活動を通じて、子供たちに、自然や周囲の人々からの恩恵を肌で感じさせるような教育を実践している。

日本財団は、小野田自然塾に対し、これまでにキャンプリーダーの養成や「生きる―親が変われば子も変わる」と銘うった講演会のほか、今年7月7日から3日間の指導者養成セミナー開催も支援している。


写真:小野田さんほか指導者養成セミナー参加者
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 15:52 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(2)
「国境を越える歴史認識」−日中同時出版 [2006年07月12日(Wed)]

 日中関係は現在、経済を中心にした幅広い民間交流の半面、政治・外交関係は1972年の国交回復後、最も冷え込んだ状態にある。

 各種世論調査によると、先の大戦を戦った戦争世代より戦後世代に「中国嫌い」「日本嫌い」が増え、「軍国主義」「民族主義」といった日本に対する誤ったイメージも中国の大学生に拡大している。

 歴史に対する共通の言葉、対話を進めるための土俵が長い間欠落し、相互理解がないまま、不信と反発が増幅する悪循環に陥っているのが現状だ。

 こうした事態を打開するため、笹川日中友好基金では2001年、「日中若手歴史研究者会議」を立ち上げ、19世紀後半以降150年間の日中関係史の代表的な争点について勉強会やシンポジウムを開催。

 この成果を「国境を越える歴史認識―日中対話の試み」にまとめ5月末、日本語版を「東大出版会」、中国語版を中国社会科学院・社会科学文献出版社から同時出版した。

 こうした本の出版は初めて。日中戦争から南京事件、歴史教科書、靖国参拝などについて双方の解釈、相違点を中心にまとめており、双方の対話の糸口になると期待されている。


出版された書籍(左が日本版、右が中国版)
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:37 | 国際 | この記事のURL | コメント(1)
北朝鮮がミサイル発射 [2006年07月06日(Thu)]

 7月5日未明から五月雨式に北朝鮮が6回ミサイルを発射した。先月来、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備しているとの報道がされ、国際的に自重を求める声が上がっていた。

 日本財団では、2002年、日本を取り巻く海の現状を国民に知ってもらおうと、北朝鮮工作船をお台場に展示した。日本の近隣には、私たちの理解を超える国があるのが現実だ。

 アジアの海上警備機関の連携が進み、毎年、アジア海上警備機関長官級会議が開催されている。

 また、笹川日中友好基金の主催する中国の人民解放軍と自衛隊佐官級の交流事業も6年目を向かえ、相互理解促進のための役割を果たしている。
 
 アジアの海を国際協力により守る体制は整いつつある。しかし、日本は、韓国との竹島領有権問題、中国との東シナ海ガス油田開発問題など、隣国との解決すべき課題を残している。

 東アジアの海洋秩序を維持するためには、日中韓の幅広い分野における冷静な対話と融和が不可欠である。


北朝鮮工作船の一般公開(お台場)
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 10:16 | 国際 | この記事のURL | コメント(3)