手話授業で教養を学ぶ〜日本社会事業大学の講義が4年目に [2013年05月14日(Tue)]
![]() 講義では手話が唯一のコミュニケーション手段 日本社会事業大学・文京キャンパス(東京都文京区小石川)が取り組む「ろう者のための大学」が、4年目に入って着実な広がりを見せている。受講生は難聴などの障害を抱える学生が多いが、講師陣も同じろう者で、アジア経済研究所主任研究員や舞踊家、弁護士ら各分野の第1人者ばかりが計9人。これだけのろう者講師陣が、手話そのものではなく、手話を手段に教養科目を教える講座は、全国に例を見ないという。さらにこの講座を履修すると自大学の単位として認められる単位互換制度が浸透したこともあり、受講生は増加の一途という。新学期の始まった4月11日夜、授業中の教室を訪ねた。 |
