就籍で東京高裁が初判断 後婚の比残留2世、国籍認める [2013年04月25日(Thu)]
就籍が認められたチュオドラさん 日本国籍の取得に向け、新たに戸籍を作る「就籍」の申し立てをしたフィリピン残留日本人2世が、これを却下した東京家裁決定の取り消しを求めた抗告審で東京高裁第11民事部は25日までに、家裁決定を取り消し、就籍を許可する逆転決定を出した。本件は、日本で結婚(前婚)していた男性がフィリピンに渡り現地女性と結婚(後婚)して産まれた子の就籍の可否が争われ、弁護団によると、こうした重婚のケースで就籍を認める判断が示されたのは初めて。 |