1400人が広葉樹の苗木を植える〜命を守る「森の防波堤」プロジェクトがスタート [2012年06月14日(Thu)]
広葉樹の苗木を植える参加者たち M8級の東海地震が起きれば13メートルを超える津波の襲来が予測される遠州灘。その海岸線を30キロにわたって抱える静岡県掛川市で6月2日、津波から住民が逃げる時間を稼ぐための『緑の防波堤』づくりがスタートした。東日本大震災で津波に強いことが証明された広葉樹を植え、津波のスピードを遅らせようという狙い。全国から参加した1400人が1万5500本の苗木に“挑戦”した。今後1年半かけて掛川、袋井両市の6か所に計5万本、10キロのグリーンベルト地帯を築く。 |