09年度の事業計画を説明 会長、海のPKOにあらためて言及 [2009年04月08日(Wed)]
水深7700メートルから採取され初公開された「シンカイクサウオ」の標本 日本財団の2009年度事業計画を説明する「記者懇談会」と助成先団体関係者らが一堂に会する「春の交流会」が4月6日午後、行われ、あいさつで笹川陽平会長はアフリカ・ソマリア沖の海賊対策に関連して海のPKO(国連平和維持活動)確立の必要性を指摘するとともに「海洋国家として日本が主導的役割を果たすべきだ」と強調した。また懇談会では昨年10月、東大海洋研究所が茨城県沖・日本海溝の水深7700メートルの超深海で初めて写真撮影に成功した「シンカイクサウオ」の標本が披露された。 |