「高齢化社会に柔軟に取り組んで」 虹の中山さんが千葉大で講義 [2009年01月26日(Mon)]
いのちを考える講義を聴く千葉大生 「これからはだれもが経験してはいない高齢化率が高い時代だ。大変と思わず自分に何ができるか関心を持ち、工夫して柔軟に取り組んでください」。このほど千葉大の「いのちを考える」講義(日本財団寄付講義)の講師を担当した仙台市のNPO在宅ケアセンター虹代表の中山康子さんは、集まった約450人の学生たちに、こう語りかけた。医師、看護師、哲学者、僧侶など14人が交代で人間の死について話すこの講義は、中山さんが11人目の講師だ。看護師としてホスピス勤務のあと緩和ケアのデイサービス活動をしている立場から在宅緩和ケアの現状や課題を語った。 |