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150周年記念事業など決める 日仏財団理事会 [2008年05月02日(Fri)]


大徳寺真珠庵

「笹川日仏財団」(冨永重厚理事長)の理事会が4月21日、京都・大徳寺で開催され、今秋、パリ・セーヌ川で照明デザイナー・石井幹子さんの総合プロデュースによる「日本の光のメッセージ」や「黒沢明デッサン展」を日仏交流150周年記念事業として開催することを決めた。理事会と併行して打楽器奏者ツトム・ヤマグチ氏らによる珍しい「音禅法要」も行われた。

同財団は1990年の設立。本部をパリ、事務局を東京に置き、理事会は東京と日本で交互に開催され、今回はフランス側から副理事長のジャン・ベルナール・ウーヴリュー元駐日仏大使、幹事のイブ・ルッセ・ルワールら、日本側から女優の吉行和子さんや日本財団笹川陽平会長(ともに幹事)ら約15人が出席した。

理事会では、日仏修好通商条約締結150周年に当たる今年は講演会や意見交換、展覧会、高校生交流など多彩な記念プロジェクトを企画し友好関係の促進を図ることになった。このうち「日本の光のメッセージ」では10月9日から3日間、セーヌ川の観光船を借り切り、シテ島から自由の女神までの間に架かる25ヶ所の橋や岸壁を計6回にわたりライトアップする予定。全体をプロデュースする石井さんは東京港レインボーブリッジや岐阜・白川郷の照明など“光の芸術家”として知られる。

また黒沢明デッサン展は、黒沢監督の没後10年を記念して、映画監督と同時に画家でもあった同監督の2000点を超すデッサン画のうち、カンヌ映画祭でパルム・ドール賞を受賞した「影武者」や「乱」「夢」「まあだだよ」などのデッサン画87点を11月中旬から来年1月にかけパリの美術館「プチ・パレ」に展示する予定。

一方、理事会と併せて行われた音禅法要は、奥深い日本文化をフランス側出席者に紹介する狙いで行われた。僧侶の読経が流れる中、内外の幅広い活動で知られるツトム・ヤマシタ氏が石の楽器サヌカイトを演奏、一休和尚が愛好したといわれる「一節切(ひとよぎり)」の尺八も加わり、会場の大徳寺真珠庵は幻想的な雰囲気に包まれ、関係者からは「素晴らしい」の感想が相次いだ。(宮崎)                                      
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:27 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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