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日野原医師が千葉大で講義 「いのちを時間として考える」  [2008年01月18日(Fri)]


千葉大で講義する日野原重明さん

千葉大で続いている日本財団の寄附講義「いのちを考える」の12回目の講師として文化勲章受章者で聖路加国際病院理事長の日野原重明医師(96)が登壇した。8日午後の「いのちを時間として考える」と題した講義で、日野原さんは小学生を対象に行っている「いのちの授業」について紹介、命の大事さや平和の精神、許す心について1時間半にわたって力強く学生に語りかけた。

冒頭、日野原さんは、現在の日本の医学教育について触れ「世界で多くの医学者が受賞したノーベル生理学・医学賞を日本人の医師は一人ももらっていない。この分野でもらった利根川進さんは医師ではなく、生物学者だ。日本の医学・看護教育はシステムがしっかりしていない。いいタネがあっても畑がよくないので、才能が伸びないのだ」と述べた。さらに「米国では40年前からナースが患者を診断するようになっているのに、日本はそれができない」と、日本の医療制度の在り方を批判した。(写真:講義風景)

日野原さんは1987年以来全国の小学校で「いのちとは何か」という授業をしており、10歳の時に大病した経験から、3年前からは10歳の小学生を中心に話をしている。これまでに訪問した小学校は78校になり、「十歳のきみへ」(冨山房インターナショナル刊)という本も出している。この日の講義でも、授業の内容を日本財団の協力で笹川医学医療研究財団が制作したビデオを見せ、命の大切さを子どもたちに伝えることがライフワークであることをあらためて強調。「命は体の中のどこにあるか見せることはできない。しかし、君たちは自分の意思で使える時間を持っている。これが命なのだ」と子どもたちに説明していることを紹介し「長生きをすれば人のために時間が使える」と指摘した。(写真:小学生向けの本「十歳のきみへ」)

日野原さんはアフリカで長期間医療奉仕をしたシュバイツァー博士が平和運動のために尽力したことにも触れ「人の命を救うには公衆衛生よりも戦争をなくすことが大事だ。戦争を体験した私たちは、相手を許すことで争いを終わらせるよう務めなければならない」という考え方を披露した。96歳の日野原さんは、数年先までスケジュールが決まっているといわれるが「これからの時間は子どもたちのために使いたい」と述べ、学生たちに対しは「逆転の発想で臨んでほしい。医者は命の大事さを知っているが、平和こそが多くの人の命を救うことになる。みなさんも平和のために尽くしてほしい」と要請した。(写真:講義後女子学生と話す日野原さん)

日本財団の寄附講義「いのちを考える」は、がんなどの末期患者にターミナルケア(終末期ケア)を行うホスピス、緩和ケアについて学生に理解と関心を深めてもらうことを目的に昨年10月から始まり、今月末までに全15回の予定。約450人の学生が受講している。

(詳しくはコチラ
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 09:43 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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