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土佐清水・住民パワーで地域活性化 松尾さえずり会 [2007年10月04日(Thu)]


まつおさえずり会の福田会長


訪れた人に国指定の重要文化財である日本家屋「吉福家住宅」はじめ、地元の史跡を案内し、郷土料理も味わってもらおうと、高知県土佐清水市の足摺岬近くの松尾地区に住民が立ち上げたボランティア団体がある。松尾地域活性化・地域づくりをうたった「さえずり会」(福田金治会長、32人)だ。9月23、24両日には「吉福家住宅」を中心に日本財団の支援で「文化イベント」を開催、松尾地区の魅力をアピールした。

福田会長は松尾地区に生まれたが、四国電力社員として地元を離れて生活していた。2003年に定年退職後、松尾にUターンし、国の重要文化財に指定されながら、荒れたままになっていた「吉福家住宅」に心を痛めた。この住宅は1901年(明治34年)に地元の豪商吉福嘉太郎によって建築された土佐の近代和風建築の傑作といわれ、1999年(平成11年)に国の重要文化財に指定された。しかし、吉福家の持ち主は高知市内に住んでいるため、手入れが行き届かず、庭には雑草が生えて、地元から「ユウレイ屋敷」と呼ばれるほどだった。

たまたま福田さんが帰郷した年には、母校の松尾小も廃校になり、このままでは松尾はさびしくなる、活性化のために何ができるかと商工会議所の友人らと「勉強会」を立ち上げた。その結晶が史跡や料理を紹介するガイドブックとして完成した。それが「さえずり会」へと発展する。「吉福家」の管理も引き受け、松尾の観光ガイドも会員たちの大きな役割だ。「つわ寿司」やカツオのたたきといった伝統の郷土料理を味わってもらうコースもある。(写真:外にも竹の生け花を展示)

文化イベントでは、「吉福家」で瀬川龍華一門のいけばな展やカツオのたたきの実演、つわ寿司弁当など地域の名産の販売があり、史跡ガイド、海上遊覧船(いずれも無料)という盛りだくさんのメニューが人気を集めていた。福田会長は「外からお客さんに来てもうらには、もてなしの心が大事だ」と強調していた。神戸から休みを利用してこのイベントに参加したカップルは「美しい海を見て松尾の素晴らしさが分かりました。また来たいと思います」と話していた。(写真:福田家で行われたカツオのたたきの実演)
(詳しくはコチラ
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 10:11 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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