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船長、子どもたちに海と船を語る 岩手県で初の開催 [2006年12月08日(Fri)]

 ベテランの船長や船長経験者が、子どもたちを相手に船長の仕事ぶりや海について、体験談を語る講演会が12月7日午後、岩手県では初めて久慈市立三崎中学校(久慈市宇部町)で開かれた。
 日本船長協会が日本財団の助成を受けて2000年から続けており、これまでに27都道府県で45回開催し、約1万400人の子どもたちが船長さんの話を聞いている。

 三崎中学校で開かれた46回目の講演には、生徒69人と保護者・学校関係者ら計約100人が集まった。講師は船長協会技術顧問の池上武男氏。山下新日本汽船に航海士として入社、ニューヨーク支店の駐在船長を4年間務めた経験がある池上氏は「子どものころから外国に行きたいという夢を持ち、そのために船員になった」、「オーストラリアからフィンランドまでの初航海が思い出に残っている」などと話し、さらに船の構造や航海についてもスライドを使って分かりやすく説明した。

マレーシア沖のマラッカ海峡で頻発している海賊被害にも話が及んだ。保護者の多くが漁業など海関係の仕事に従事しているだけに、生徒たちも池上氏の話に熱心に聞き入っていた。生徒たちや保護者から「船長になった時の気持ちは」や「船はなぜ浮かぶのか」という質問も出た。

 最後に池上氏は「夢を実現するよう体を鍛え、努力してください」と、生徒たちにエールを送った。
次回の「船長、海と船を語る」は今月19日に、福井県越前町で開催する予定。

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◆コメント◆
 今回は母校ではなかったが、船長経験者が自分の母校に行って後輩たちに話をすることもある。NHKテレビで有名人が母校で一日先生となり、後輩たちを指導する「課外授業 ようこそ先輩」という番組があり、子どもたちが目を輝かせて授業を受けるシーンが印象に残っている。人生の大先輩の話は、子どもたちに大きな夢を与えるのではないだろうか。岩手県久慈市は柔道家、故三船久蔵の出身地と知られ、山あり、海ありの自然に恵まれた土地だ。将来、この日、講演を聞いた子どもたちの何人が海とかかわる仕事をするようになるだろうか、楽しみである。(I)



船長としての体験談を語る池上武男氏(写真:久慈市立三崎中学校提供)
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ブックマークに追加する Posted by 日本財団 広報チーム at 10:47 | 海と船 | この記事のURL | コメント(3)