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「日本語の勉強を」と激励 笹川会長、耿受刑者と再会 [2009年12月16日(Wed)]


耿作偉受刑者と笹川会長

日本財団笹川陽平会長は11月3日、中国・雲南省を訪れ雲南第二刑務所で耿作偉受刑者(26)と2度目の面会をした。今年3月、同刑務所を訪れ日本科学協会中国青年報社が行った作文コンクールで優秀賞に選ばれた耿受刑者に賞状を手渡して以来の再会。面談後、刑務所ニュースのインタビューを受けた会長は「彼が更生して社会に戻れば多くの服役囚の模範になれる」と期待を示した上、「罪を犯した人の生きてきた社会は小さい。世の中にはもっと広い夢があることを知らせることが大切だ」と語った。
父親代わりのような笹川会長(右)

笹川会長は当日、耿受刑者が部屋に入ると、まずこの日の面会について刑務所管理局の担当者にお礼を言うよう促した。会長は前回、耿受刑者が釈放された暁に父親代わりになって支援すると約束。耿受刑者もその後の手紙で会長を「お父さん」と呼び、この日も父親が息子を躾けるような一幕となった。

前日午後、会長の訪問を知らされたという耿受刑者はやや緊張した面持ち。「模範生として来年3月にまた減刑になるかもしれない」と嬉しそうに話し、会長は「刑務所では時間がたくさんあるはず。日本語をしっかり勉強しなさい」と日本語の本を差し入れた。約30分の面談が終わると耿受刑者は名残惜しそうに会長の腕に手をかけ健康を気遣った。(写真:なかなか緊張がとけない耿受刑者)

耿受刑者は2001年に麻薬の不法所持で逮捕され、無期懲役の判決が確定した。その後、模範囚として懲役15年に減刑され、さらに減刑されれば、あと数年で釈放される可能性が高い。

第二刑務所訪問に先立ち笹川会長は、雲南大学で行われた中国の笹川ヤングリーダー奨学基金(SYLFF)設置10校の代表者会議に出席。冒頭、雲南大学の何天淳学長は「会議は幅広い意見交換や経験を話し合う重要な場。教育レベルの向上に大いに役立てたい」と期待を語った。10大学の代表者が一堂に会するのは初めて。会議は2日間行われ、各大学がそれぞれのSYLFFプログラムを報告。それを受け全体討論では設置校のネットワークの重要性やプログラムの運用法について意見を交換した。(写真:インタビューを受ける笹川会長)【富永夏子】

SYLFF代表者出席者
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:27 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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