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小口融資事業が本格的に始動 インド・ハンセン病財団 [2009年12月03日(Thu)]


香づくりに励むコロニー住人

ハンセン病患者、回復者の差別解消、尊厳回復に向け2007年、インドに設立されたササカワ・インド・ハンセン病財団(SILF)の中核事業である小口融資が本格的に動き出している。コロニーに住む患者、回復者に少額の融資を行い自力で生活するための起業を促進するのが狙い。2009年9月までに行われた3回の選考委員会でロウソクやお香づくり、畜産業など複数家族によるグループプロジェクト38件、個人プロジェクト6件が融資対象に決まり意欲的な取り組みを進めている。

このうちインド北部ウッタルカンド州の州都デラドゥンにある2か所の融資先コロニーを10月、訪問した。デラドゥンは首都デリーから電車で約6時間。ヒマラヤ山麓の雄大な自然に恵まれ人口は約840万人。古くから織物や手工業が盛んだ。

完成したロウソク

最初に訪れた「ロータリー」と呼ばれるコロニーでは50人ほどの回復者が暮らす。草木も細やかに手入れされ、寺院や井戸もある。8月、専門家から香づくりの訓練を受け、女性や高齢者を含めた住人が寺院の広場で香づくりに参加。男性の一人は「訓練は難しくなかった。作った商品をどのように売り込んでいくかが今後の問題」と語った。

ロウソクを作る住人

残るシブ・コロニーは規模が小さく、16人の住人全員がロウソクづくり事業に精を出す。ヒンズー教の聖地として知られるデラドゥンでは祭事用としてロウソクの需要がもともと高く、停電も多い。住人の一人がロウソクづくりに携わっていたことからコロニー全体で取り組むことになった。男性の回復者は訓練で作ったロウソクを並べて見せながら「物乞いをやめて、自分たちの商品で生計を立てられるように頑張りたい」と意欲を見せた。

融資事業はコロニーの住人がSILFのスタッフやコミュニティー開発支援の経験を持つ専門家の助けを借りながら自分たちで活動内容を考え、申請書を作成し事業を実行していくのが特徴。SILF常務理事のヴィニータ・シャンカーさんは「長い間、経済的・社会的差別を受けてきたコロニーの住人が、自立に向けて事業計画や予算を立て活動を進めていくのは簡単なことではない」と指摘する。スタッフの一人も「住人たちにとって銀行口座の開設ひとつをとっても簡単なことではない。融資金の送金が予定より遅れたこともある」と語る。

訪問したロータリー・コロニー

このため現在3人のSILFスタッフがインド国内に点在するコロニーをひとつひとつ回り、事業の趣旨や送金手続きなどを説明している。デラドゥン訪問に同行したスタッフ、クマール・サンジーヴ氏は「仲介役となるコンサルタントとも協力し、ワークショップなどを通してコロニーの住人がより主体的に事業に取り組めるよう働き掛けていきたい」と話している。(粟津知佳子、谷優子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:11 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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