北朝鮮がミサイル発射 [2006年07月06日(Thu)]
7月5日未明から五月雨式に北朝鮮が6回ミサイルを発射した。先月来、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン」の発射準備しているとの報道がされ、国際的に自重を求める声が上がっていた。
日本財団では、2002年、日本を取り巻く海の現状を国民に知ってもらおうと、北朝鮮工作船をお台場に展示した。日本の近隣には、私たちの理解を超える国があるのが現実だ。 アジアの海上警備機関の連携が進み、毎年、アジア海上警備機関長官級会議が開催されている。 また、笹川日中友好基金の主催する中国の人民解放軍と自衛隊佐官級の交流事業も6年目を向かえ、相互理解促進のための役割を果たしている。 アジアの海を国際協力により守る体制は整いつつある。しかし、日本は、韓国との竹島領有権問題、中国との東シナ海ガス油田開発問題など、隣国との解決すべき課題を残している。 東アジアの海洋秩序を維持するためには、日中韓の幅広い分野における冷静な対話と融和が不可欠である。 北朝鮮工作船の一般公開(お台場) |
