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みんなで作って夕食会 横浜で団地コモンミールがスタート [2009年09月28日(Mon)]


住民が集って作り、そろって「いただきまーす」(中央が中村代表)

「コモンミール」という生活スタイルがある。英語のcommon(共同の)とmeal(食事)を組み合わせた「グループで食事当番のローテンションをつくり、合理的で楽しい食生活を確保する」という暮らし方を意味する造語らしい。先進地の北欧では、コモンミールを前提とした集合住宅システムがすっかり定着しているという。では日本で、居住者の高齢化が進む団地にその手法を取り入れてみたらどうか。その実験的な取り組みが、横浜市の団地で始まった。
首都圏でも有数の大規模住宅団地である横浜市旭区の左近山団地。横浜市西部の丘陵地に造営され、1968年に入居が始まったいわゆる公団住宅で、分譲と賃貸を合わせると4800戸にのぼるマンモス団地だ。隣接する市営団地も加えれば戸数は5000を超え、最盛時には1万7000人の暮らしがあった。しかし団地建設から40年、住民は1万人程度に減少し、65歳以上の高齢者が占める割合は30%を超えている。(写真:40年の歴史を刻み、高齢化が進む左近山団地)

その団地内商店街で、コミュニティ・カフェ「あんさんぶる」を運営しているのがグループ「コロニー左近山」。気楽におしゃべりできる場としてのカフェはもちろん、ライブやハイキングを企画して3年、住みよい団地づくりの手助けを目指して来た。中村和彦代表は「さらなる居住者交流の手法」として《食事》に着目した。食事ほど和やかな会話が弾む場はないと、日本でも広がり始めている「コモンミール」にたどり着いたのだ。(写真:カフェ「あんさんぶる」を借り切って、盛りつけ完成!)

ベテラン主婦の仕切りで、全員が調理を分担

東京には「コモンミール」などの共同生活を前提とした賃貸住宅がすでに3例ある。その実績を持つNPO法人「コレクティブハウジング社」のアドバイスと、日本財団の助成金によって、今春から活動を開始した。耳慣れない「コモンミール」という仕組みは「さざえさん家(ち)のような夕食をつくって食べる会」と表現、住民にチラシや説明会で参加を呼びかけた。そして9月17日、おそらく日本初の団地コモンミールであろう夕食会が実現した。


鮭の塩焼きをメインに「左近山コモンミール」第1食

この日の参加者は、69歳を最高齢に男性3人、女性5人の8人。午後4時過ぎ、「あんさんぶる」の厨房に集まってみんなで調理に取りかかった。あらかじめ相談しておいたメニューは鮭の塩焼き、山菜煮付け、ナス炒め物、クラゲ酢の物、キュウリ塩揉みだ。68歳だという男性は塩揉み当番。手際よさを褒められ「一人暮らしだから自分で作るしかない。みんなで作るのはいいねえ」と楽しそうだ。午後6時半に「いただきまーす」。食卓は、味付けの秘訣を披露し合ったりして大いに賑わった。

デザートまで付いて会費は500円。年内にあと3回のお試し夕食会を実施、来年から週1回の本格的「左近山コモンミール」をスタートさせる予定だ。中村代表は「こうした食事グループが団地内にいくつも生まれたら素晴らしい。例えば仕事を持つお母さんは、休日には自分も作る側に参加すれば、普段は家族の夕食作りを減らすことができる。共に作り食べるということは、最良の住民交流になりそうです」と語っている。【加藤春樹】
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:09 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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