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患者との心の交流を大切に 京都のホスピス・薬師山病院 [2009年08月25日(Tue)]


薬師山病院の玄関風景

近年、末期がん患者などが最期の時間を送るホスピスへの関心が高まりつつある。しかしその認知度、理解度は十分とはいえない。こうした状況を改善しようと、財団法人薬師山病院(京都市北区)は年に一度、ホスピスの啓発を目的としたセミナーを行い、ことしも7月25日に開催された。医療関係者や地域住民、薬師山病院で家族を看取った人など約350人が、人生最期の時について語る講師の石垣靖子・北海道医療大学大学院教授や遺族、看護師の話に熱心に耳を傾けた。
酒井和加子相談室長

セミナーはことしで6回目。石垣教授は「いつかは来るそのときのために―ホスピスケアをとおして―」というテーマで講演し「誰にでも死は必ず訪れる。最期の時は、本人はもとより、家族にとっても一番大切な時間。人生最後の時をどのように迎えるかを考えるのはとても大切なこと」と力説した。

同病院は京都の高台にある独立型ホスピスで、周辺は緑豊かな森林に囲まれ、エントランスには色とりどりの花々が咲き誇っている。2001年に日本財団の支援を受けてホスピス病棟を建築。2007年には既存の療養病棟を改修し、第二のホスピス緩和ケア病棟を新規に整備した。計50床の病棟を確保し、ホスピスに特化した病院として新たなスタートを切った。
「患者、家族、スタッフ、ボランティアが集う家である」という運営の理念を掲げ、だれもが人間らしく生きられるよう、一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしている。(写真:家族のように過ごす患者とスタッフ)

病棟はどの部屋も木のぬくもりを感じられる「我が家」のような雰囲気だ。医療器具が完備された畳の部屋。家族が団欒できるよう畳の上に卓袱台が置かれ、小さなキッチンもある。部屋の窓からは比叡山と大文字山を見ることができ、心が落ち着く。ラウンジではボランティアによるティーサービスの最中で、まるで街の喫茶店のようだ。ガラス張りの窓からは木漏れ日が優しく降り注ぎ、患者と家族の穏やかな時間が流れている。(写真:部屋の窓からは大文字が見える)

看護師であり相談室長でもある酒井和加子さんは、看護師時代、痛みに耐える患者さんの姿を目の当たりにしながらも納得のいくケアができなかったことに疑問を抱いたことがホスピスへの関心を高めた理由だ。一般病棟ではゆっくりと患者に向き合うことができず「あの時何もできなかった」という思いに苛まれていたが、いまは患者や家族の声にじっくり耳を傾けることができることに喜びを感じているという。酒井さんは「一人ひとりの患者さんの求めていることに丁寧に応えることを大切にしている。医師と看護師が活発に意見を交換し合い、患者さんにとってより良いことは何かをスタッフ全員が日々真剣に考え、取り組んでいる」と、体験談とホスピス運営の現状を語った。(写真:清潔な患者用の部屋)(渡辺桂子)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:12 | 福祉・医療 | この記事のURL | コメント(0)
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