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江戸の夜を支えた大坂の水油 なにわの海の時空館で企画展 [2009年08月12日(Wed)]


水油をはじめ大坂ら生活物資を運んだ菱垣廻船・浪華丸

江戸時代、水のような透明感のある灯明の油を「水油」(菜種油)と呼んだ。大坂(現在の大阪)から菱垣(ひがき)廻船という船で運ばれた「下り油」が江戸の夜の照明を支えたという。大坂の海運の象徴といわれる菱垣廻船・浪華丸を展示している大阪市立海洋博物館「なにわの海の時空館」は、7月18日から9月6日までの日程で、日本財団の支援で日本の製油の歴史と江戸時代の油の流通を紹介する「大坂の水油」展を開催中だ。大阪市の「大阪が元気キャンペーン」のため、夏休み期間中は無料で入館できることもあって、多くの親子連れでにぎわっている。
江戸時代は、水油の原料となる菜種が大坂近郊で大規模に栽培され、大坂や兵庫の「絞油屋」が菜種を引き取って油にし、それを大坂の油問屋が全国に販売していたという。今回展示されたのは菜種油をはじめ、植物油と原料、油の歴史に関する古文書類、江戸時代の油製造についての刊行本・文書、製油道具・容器など計約100点。同館所蔵以外に住吉大社など、油に関する資料を保存しているさまざまな機関から提供を受けた。(写真:夏の企画展「大阪の水油」)

子どもたちに人気があるのは、なにわの町人に扮した案内スタッフによる寸劇パフォーマンスだ。西勝也さんをチーフに、5人のメンバーのうち交代で2人が掛け合いの寸劇「水油の商人」(土日祝日・8月12−14日の毎時1回、約10分)を演じるのだ。「江戸の暮らしを守るため、将軍の命令で優先的に水油が大坂から江戸に送られ、大坂の街では油の値段が上がった」などの説明のあと、軽妙なやりとりがあり、当時の商人たちの姿を浮かび上がらせた。この企画展に合わせて、講演やワークショップの開催されている。神垣八千代企画課長によると、7月20日の海の日は、昨年の海の日よりも入館者がかなり上回ったという。(写真:江戸時代の油搾り作業を描いた絵図)

同館のメーン展示物の菱垣廻船は、水油だけでなく生活必需品を運んだ商船で、これにちなんでその積み荷である砂糖、綿・木綿、薬種、カツオ節について企画展をこれまでに開催しており、今回は5回目だ。同館は、大阪港の一角にあり、展示棟は外壁が全面ガラスのドーム型の建物。出入り口のエントランス棟は大阪湾の海底に掘られた60メートルのトンネルで結ばれており、湾内の魚の姿も観察できる。(写真:子どもたちに人気のスタッフの寸劇)

日本財団は全国の海事博物館が開催する「海と船の企画展」を支援しており、2009年度は「大阪の水油」展など、全国で38の企画展が開かれる。(石井克則)

ガラス張りの美しい時空館の建物
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:12 | 海と船 | この記事のURL | コメント(0)
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