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縁側で気楽に地域と融け合って 松山市郊外で進むプロジェクト [2009年05月27日(Wed)]


近在の人たちが集まって「えんがわ七夕会」(2008年7月=縁側プロジェクト提供)

愛媛県松山市の郊外で、失われつつある地域の絆を復活させようと様々な試みに取り組んでいるグループがいる。その名も「縁側プロジェクト」。近隣の人たちが気軽に立ち寄れる「縁先のような場所」を設け、身の丈に合ったイベントを通じて「お近づきになる機会」を提供して行こうという活動だ。静かな住宅地に、静かな笑顔が広がりはじめている。
タコ漁で知られる伊予・今出(いまづ)漁港が瀬戸内海に臨む松山市垣生(はぶ)地区。ここが「縁側プロジェクト」のホームタウンだ。その活動を語るには、まず託老所「あんき」に立ち寄らなければならない。松山弁で「気楽に」を意味する「あんき」は、代表の中矢暁美さんが12年前に、愛媛県で初めて設立した託老所だ。(写真:プロジェクトのホームタウン、託老所「あんき」)

いわゆる老人の入居施設とは異なる、お年寄りにとって「自分の家にいるように、気楽で安らかな場」を提供しようと運営を続けて来た認知症対応型託老所で、現在は7人の職員が12人の高齢者のデイケアに当たっている。その運営の中から、「地域の人も気楽に立ち寄って、ともに楽しく過ごせる場にしていくが必要がある」との思いが高まった。
(写真:「自分の家にいるように」と、気楽にデイサービスを受けるお年寄りたち)

そうやって2003年、ボランティアとして「あんき」のお手伝いをしていた社会保険労務士の稲津智さんや、松山市内のOL、稲田里香さんらが中心となり、「縁側プロジェクト」がスタートした。実際の「縁側」は、「あんき」が運営するグループホームの車庫を改造して造られた。通りかかった地域の人が気軽に立ち寄り、おしゃべりに興じたり、お年寄りと子どもの碁会所になったりする。(写真:グループホームの一角で開放されている《縁側》)

場所としての縁側だけでなく、プロジェクトが力を入れているのは継続的な地域交流を仕掛ける「縁側的ソフトの展開」だ。これを「心のテーブル」と名付け、四季折々のイベントを開催している。地域問題の研究者によるトーク会や老いをテーマにした演劇の夕べ、さらには七夕の庭先パーティーや地元漁師さんによる漁師料理の会など、にぎやかなプログラムが実践されている。

縁側プロジェクトには17歳の秀野晶穂さんも積極的に参加している実績があり、今年は中学生を交えた「子どもと地域住民によるセラピューティックケア」に取り組む予定だ。お年寄りと子どもたちが顔なじみとなって、会話やマッサージを通じてお年寄りをケアするボランティア活動だ。日本財団の支援で専門家による講習会を開催、地域のネットワークづくりに生かして行く計画だ。(写真:次回の「心のテーブル」を考える(右から)稲津さん、中矢さん、稲田さん、秀野さん)

組織としてはごく小規模な活動ではあるものの、官製サロンでは難しい地域との双方向性を実現していることが注目される。濃密な地縁気風が残る地域では、いったんコミュニティー活動が薄れていくと、復活させることはむしろ難しくなる。「縁側プロジェクト」は託老所を核に、ボランティアによる一方的・一時的な奉仕に留まらない、住民を巻き込んだ縁側的交流がその難問を克服しつつあり、今後の展開が楽しみである。(加藤春樹)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:06 | 文化・教育・社会問題 | この記事のURL | コメント(2)
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コメント
菅  浩 様

コメントありがとうございます。お知り合いの方々が記事中に登場されていたようですね。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: 日本財団広報チーム  at 2012年02月03日(Fri) 08:59

稲津さん。皆様。頑張ってくださいね。よくよくウガイしながらね。今治も燃えてます。最近私は、中矢さんの追っかけやってるみたいで行く先々で進化するセミナーに感心しています。稲津さん介護疲れに負けないように、眠るのも仕事ですからねー、男介護の頑張りは無理しすぎるので心配してます。再開楽しみにしています
Posted by: 菅  浩  at 2012年02月02日(Thu) 23:14