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アジア辺境に21校建設 ワンコイン寄付の学校も [2009年05月25日(Mon)]


ラオスのポンタン小の着工式

アジアの山岳地帯の辺境に日本財団の支援で学校建設を進めているNPOアジア教育友好協会(AEFA)は、本年度もベトナムを中心に計21校を建設することになった。この中には、日本の子どもたちが一人500円を出し合って、学ぶ場を提供しようという「ワンコイン・スクール」の第一号であるラオスの小学校も含まれ、AEFAは、全国の子どもたちに協力を呼び掛けている。
本年度の建設予定はベトナム17校、ラオス3校、タイ1校で、ワイコイン・スクールは、ラオスのサラワン県のポンタン村のポンタン小学校だ。少数民族スワイ族の村で、人口は約1420人。現在は老朽化した校舎に181人が学んでいる。米作で生計を立てている家がほとんどだが、生活が苦しく、学校に通えない子どもも多い。隣接した土地に新しい校舎を建てるため、現地を訪れたAEFAの谷川洋理事長らが出席し4月10日に着工式を行い、12月には完成する見込みだ。(写真:ワンコイン・スクールを提唱する谷川さん)

ワンコイン・スクールは日本の子どもたちが世界に目を向け、一人500円ずつを1万人が出し合い、学ぶ場がないアジアの子どもたちのために学校をプレゼントしようというプロジェクト。仙台一のマンモス校のため、4月から2つに分離され広瀬小、愛子(あやし)小(新設)になった仙台市の旧市立広瀬小の児童たちが学校の分離記念のために開催した「広小祭り」の売上金135万円がこのプロジェクトに寄せられ、さらにアジアの学校とフレンドシップ協定を結んでいる福井県・坂井市立平章小(古着集め)や東京・町田市立小山田小(竹炭作り)などの協力も得られることになった。(写真:ポンタン小の完成予想図)

同じようにラオスの小学校と交流をしている福島県・矢祭町立東舘小学校は、谷川理事長が今回ラオスから持ち帰り、税関の持ち込み許可を得た「トウガラシ」の種を育て、この売上をワンコイン・スクールに提供する計画だ。このトウガラシは激辛で珍しいため、既に同県内の中華料理店が購入を決めている。谷川さんは5月に東舘小を訪問、種を贈呈してトウガラシの栽培を依頼した。(写真:現在の校舎で学ぶ子どもたち)

谷川さんはこの企画について「一つの学校をつくるには300万から400万円が必要だ。多くの協力をお願いしたい。でも、自分たちが出したお金で学校をつくるなんて、子どもたちにはあり得ない話と思っていたかもしれない。でもそれを近寄せることができた。可能なら、毎年1校を作りたい」と、夢を語っている。(写真:広瀬小から寄贈されたこいのぼり)(石井克則)
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Posted by 日本財団 広報チーム at 09:01 | 国際 | この記事のURL | コメント(0)
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